Last update: 98/01/26
●Nextage● (98/01/31)COP3も終わり、どうもみんな落ち着いてしまったのが怖いところですが、今回学生のグループが、自分にとってCOP3とは何だったのか、今後何をすべきかということを考える集まり(Nextage)を持ちました。(新聞にも載っていたようですね)。 研究室の仕事が忙しくて結局参加できたのは真夜中で、ほとんど飲み会となっていたのですが、いろんな人と話をして楽しんできました。これから何かをしたいという意識はかなり高いようです。環境の関係の仕事をして(できたらNGOで)生きていきたい、とかかなり深刻な話も多々ありました。ただ雰囲気としては不思議なくらい明るいですね。話の内容を聞かなければ、単なる元気な若者の飲み会にすぎないといった感じです。 結局飲み明かして(何のためにわざわざ立命の近くまで行ったんでしょうね^^;)、帰宅したのは朝6時でした。
●ダイオキシン問題● (98/01/30)厚生省が発表したダイオキシンのデータを全て打ち込んで、集計する作業がとりあえず一段落しました。いやあ、えげつないですね。よく言われていることですが、流動床式で、准連続炉、EP集塵機といったタイプがダイオキシンの排出量が大きくなっています。リストアップしてみると、私の地元の焼却炉などもこれに該当していて、身近な話に感じてしまいました。 ダイオキシンの濃度は、海外では0.1ngTEQ/Nm3が基準になっています。単位はわからなくてもとりあえず0.1という値です。これに対して、日本が将来的に目標を定めているのが1、この1〜2年のうちに達成しようという目標が80です。それでもとんでもない値なのですが、実際には全国で100ヶ所近くがこの80を越えてしまっています。とりあえず厚生省の発表による最大値がその10倍の990。ところが、この値もどうも上限ではないようです。某裏情報によると、ダイオキシン濃度を測定していて1000を越えていたところが複数あるとか。さらには5桁というとんでもないデータもあるという話でした。公表されている値は最低限の値と考えた方がいいかもしれませんね。くわばらくわばら。
●CASA and 環境市民● (98/01/27)大分から大阪に到着し、CASAの代表理事会があるというので顔を出してきました。市民運動の中ではかなり事務がしっかりしているところです。 今年1年間、6回にわたって市民大学を企画するということで、テーマをダイオキシンで進めていくそうです。なんとも重たいテーマで、これからの流れが読めないので難しそうですね。市民向けのイベントと言うことで、「私たちに何ができるのか」がテーマに成ってくるでしょうが、単に塩ビを減らせばいいという問題でもないので、困ったところです。結局は市民の分別ではなく、焼却炉の統廃合や改善などでダイオキシン削減が進んでいくんでしょうが、ごみ行政を長期的にどう動かしていくかといた議論はなかなか一般にはわかりにくいかもしれませんね。ダイオキシンに固執しすぎない市民大学になればいいなと思います。 このCASAの場で、民生家庭部門のブックレットを作ることが決まりました。今年の夏あたりまでには、温暖化防止に向けて私たちに何ができるのかといった内容の本を作る予定です。自分だけで本を作ってしまうと、かなりお笑いに走ってしまいがちなので、今回はCASAのチェックを入れてもらうことにしました。ただ書く時間があるかどうか(^^;)。 今日はイベントが多く、京都に帰ってから環境市民で買い物ガイドの打ち合わせもありました。前回のガイドよりかなり平均年齢が高くなっていますが、なかなかみなさんやる気は高いようです。買い物の視点を広くとって、家電製品や自動車なども範囲に入れて、読み物としても面白いものになりそうです。 グリーンコンシューマーという視点から省エネを考えると非常にすっきりするということも発見しました。いろいろなところで話をするにあたって、「ライフスタイルを帰ることは一番重要であることには変わりないけれど、適切な省エネ機材を選んで買うことによって苦労せずに削減もできますよ。」という話をしていたのですが、どうも誤解を招きやすい話なんですよね。それに比べて、グリーンコンシューマーの見方から働きかけると「よく考えて選べば、省エネにもなるし、お金も浮きますよ。これならまったく苦労する必要はないです。」と非常にすっきりします。これならみんな納得してもらえそうですね。 ガイドブックは今年1年掛けて調査・編集して、秋以降に発行の予定です。ついでに全国版も作るという話をしているようですが、本当に人手があるんでしょうかね。
●ゼロエミッション研究報告会in大分● (98/01/26)文部省の重点領域研究で、ゼロエミッションについての研究を行っていましたので、報告会にでかけてきました。全国で100人近くのグループが揃ってゼロエミッションについて研究するというのはなかなかテーマの幅も広く面白いものです。そもそも「ゼロエミッション」という言葉には、理想的で非現実的な響きも含まれておりあまり好きではないのですが、まあそれに向けてがんばるという目標としてはわかりやすいキーワードかもしれません。 直接会議とは関係ないのですが、大分まで行くのにいろいろ感動がありました。関西から大分まで出かけるのには交通手段は飛行機、電車、フェリーなどがあるのですが、今回はフェリーを選びました。なんと言っても安いですからね(他の半額でいけます)。夜行のフェリーは以前にもサークル旅行などで利用したことがあり、だだっ広いところにごろ寝であまりいいイメージがなかったのですが、今回は快適そのものでした。(ちょっとランクを上げた・・・と言っても2等客室ですが)ちゃんとベッドがありました。しかもコンセントが自由に使えるので、パソコンでの作業も遠慮なくできたのには助かりました(さすがに相部屋だったので客室ではできませんでしたが、ロビーなどにもコンセントがあるんですよね)。独特のエンジンの振動と、ゆっくりとした吐き気を催すような揺れが気にならなければなかなかいい乗り物です。二酸化炭素排出量も少ないと思うのですが、そう言えばフェリー交通についてはあまり原単位を聞いたことはありませんね。 もう一つ、別府港に到着してから大分まで鉄道を利用したのですが、大分−別府間は海岸縁を自動車道と鉄道が並んで走っており、自動車を追い越していくのがなかなか見応えがあって面白かったです。朝はかなり渋滞していましたね。残念ながらあまり電車の本数が多くないので便利という訳ではないのかもしれませんが、この区間はかなり増発しても理にかなっているのではないでしょうか。 2日間にわたって行われたのですが、とりあえず興味を引いた発表、発言について。野菜を作るのに牛糞など肥料を投入するが、どうも窒素が過剰で投入量の8割以上が利用されていない(千葉大学)。プラスチック油化はエネルギー的には十分回収できるものの、生成油が化学原料に使用できるほど純度がよくない(新潟大学)。40Wの白熱電球による明かりより、化学的に生み出す550nmの1Wの光源のほうが明るい(明治大学)。発電と純水精製が同時に可能(琉球大学)。アスファルト・セメントは、いろいろな廃棄物を受け入れることが可能だが、公共工事では再生品の利用が制限されている(岡山大学)。米が全国から相互に輸送されており、地元の米を消費することにより大幅に輸送エネルギーを削減できる(九州大学)。
●太陽光発電全国交流集会● (98/01/25)大阪で太陽光発電についての話があるよ、とCASAの上園さんから話を聞いて、ちょっとでかけてきました。太陽光利用についてはCASAの研究報告書でも対策の重要な位置を占めていて、ちょっと力を入れて検討しないといけないなと考えていたところです。田舎の家にも一つ(多分お金がないので太陽熱温水器になるんでしょうが)入れてやりたいなと思っていたところなので、情報を仕入れに参加してきました。 正式の名称は「全国太陽光発電所長会」ということで、自宅に発電設備を作った人(発電所長)が集まって交流をする場のようです。多くの人に知ってもらうことも重要であることから、導入した成果や工夫などについて報告を行っていました。まだまだこうした発電所長が集えるくらいで、発電所の数(家庭に導入された数)は多くないようなのですが、参加してみてこれは一般受けしそうな感じでした。ネックはしきりに太陽電池の値段がまだ高いことだということですが、もし下がったあかつきには一気に普及することも十分考えられそうです。すごい面白そうなんです。 太陽光発電は、一度設置したら自動的に運転が行われますので、基本的に手間はかからないのですが、設置の向きとか雪下ろし(雪がつもると発電ができない)など手間を掛けた方が収穫があるようです。遊休の農地を利用して発電所をこしらえた事例も報告されていましたが、農業のような育てる楽しみがあるようです。さらには、まだまだ過渡期だからかもしれませんが、自分で屋根に登ってフレームを組み立て、太陽電池を取り付け、配線を行い(その人は電気工事士の資格をもっていますが)、何からなにまで自分で作ることにより安く仕上げようという報告もなされていました。東京あたりでは、希望があればこうした斡旋をしてくれるらしく、DIY価格を設定して市価よりかなり安く設置することができるようです(それでも240万円くらいかかり、国家補助を差し引いて140万程度が自己負担だそうですが。ちなみに全部業者だと自己負担が200万円以上くらいでしょうか)。 基本的に3kwのシステムが妥当な大きさで、この太陽電池によって1年間を平均してほぼ消費する電力と発電する電力が等しくなるようです。電線と接続して、発電した電気が余っているときには電力会社に売り、夜など必要な時には電力会社から電気を買うことを、自動的に行ってくれるそうです。設置して大きな楽しみは、売電メーターを眺めて「今日はいくら電力会社に電気を売ってやった」とチェックすることらしいです。省エネとは別のわくわくするような気分になりそうですね。 もちろん電力会社に売ると言った大きなシステムを作らなくても、パネル1枚から発電を始めることも可能で、昼間に充電した分だけしかテレビを付けないなどといった使い方も可能のようです。こちらは自作なら数万円からできるんじゃないでしょうか。これなら学生でもできるかもしれません。下宿に小さな太陽電池パネルを設置して使うこともできますね。 ちなみに太陽光発電普及協会のホームページはこちらです。発電成績の報告や、体験談なども豊富に載せられていますので、面白いですよ。
●自転車発電の日● (98/01/24)京阪三条の北西角にお寺があるのですが、そこで「だん王児童館」という子供向けの施設があり、そこで自転車発電をやって欲しいという依頼があってでかけてきました。自転車発電は今年の初出動です。だん王児童館では、基本的に毎日遊べるんですが、子供たちを集めて遊ぶイベントを毎月企画しているようです。 雪がちらつく非常に寒い中だったのですが、子供たちは異常に元気です。どこから集まってくるのか知りませんが、小学生低学年から中学生くらいの子供まで50人以上が集まってきました。べつに学年ごと集まってしまうわけではなく、遊ぶんですね。何がそんなにストレスがたまっているのかと勘ぐってしまうのですが(^^;)、純粋に楽しんでいるのは見ていて気持ちがいいものです。 自転車で発電してテレビを付けたり、テレビゲームができたら、子供たちも面白がるだろうと言う話で準備をしていたのですが、結果的には何でもよかったみたいですね。打ち合わせでは「家でテレビをつけているのはこんなに大変なことなんだよ、だから無駄なテレビは付けないようにしよう」というお話をして、子供たちに納得してもらう予定だったのですが、いきなり何十人も自転車の周りを取り囲んでしまい、とにかく自転車をこいでみたいということで雪崩式に発電が始まってしまいました。 今回は、テレビをつける自転車と、(多分小さい子供はテレビは無理だろうということで)ラジカセをつける自転車と二台を用意しました。ラジカセのほうはさすがにちょっと自転車を回せば音がなるのでみんな喜んでやっていました(ラジカセで流したテープが中島みゆきの曲だったのでちょっと小学生には何の歌かわからなかったようですが・・・)。たださすがにテレビは大変のようで、小学生の高学年の男の子がようやっとちょっとテレビの画面が見られる程度につけられたくらいです。小学生の低学年の子供たちはいくら一生懸命がんばってこいでも、ほとんどつけることができませんでした。それだけにテレビが付いたときにはみんな大騒ぎしていましたね(^^)。 テレビゲームの件ですが、ゲーム機自体は10W以下ですので、両方に電気を供給数rことは十分可能です。しかし問題は長時間テレビをつけていられないという点でしょうか。一度自分がこいでゲームをしてもらったのですが、1分程度だと全然ゲームにならないですね。子供は「もう一回ゲームがしたいから自転車を回して」とだだをこねていましたが、本当は君にこいでほしいんだけれどもね・・・・、と言いそびれてしまいました。
●ダイオキシン濃度について● (98/01/21)助教授の先生に呼び出されました。またいつものように研究を何もやっていないことを怒られるのかなと思っていたら、どうも焼却炉からのダイオキシンについて統計をとってもらいたいということでした。厚生省が調査したデータは公開されているものの、調べてみるとどうも特定の焼却炉が排出濃度が高いという傾向が見られそうだということです。 元は入試試験によく出題されると言う某A新聞社からの依頼らしく、その記者が非常に熱心な方で、日本全国の焼却炉(1800近くあります)について「気になる構造的特徴」を調査したという話です。ダイオキシン対策はもうすでにお役所の中でどう調整をするのかといった段階を越えてしまい、いかに世論を盛り上げて早急に対策させていくかといった時期に来ているようです。1800近くもの焼却炉で対策を行う必要があり、しかも厚生省が提示している「とりあえず80ng/m3」といった基準値についても海外と比較して非難される中(それを達成できていない炉がまた多すぎるんですよね)、やはり排出量の多い炉から順次対策を行っていくしかないでしょう。その点で、「こうした形式の炉が排出量が多い」といったことが言えるのなら、対策の優先順位ができてある程度進めやすくなるかもしれない、という意図です。 集計は今月中に行い、来月の始め頃に紙上に載せられる予定だそうです。その時になったら詳しくお伝えします。 また別ルートから話を聞いたのですが、どうもダイオキシン濃度を測定する時にも、適切に調査が行われているわけではなさそうですね。一応手続きに従って調査をしているんですが、ダイオキシン調査をする日程が決められていて、その前後には不完全燃焼が起こらないように燃やす量を調整していたり、塩素を吸収する薬剤をその時だけ大量にまいていたりするようです。もう本当はどうなっているのかわかりませんね。
●自動温度計測器その2● (98/01/18)昨日だいたい回路を作ってしまったので、今日は主にコンピュータのプログラム作りと、調整でした。ただこれが全然動かない(^^;)。手元にある参考図書がかなり古いものばかりなので、それがいけないのかと本屋さんへでかけてみると、単なるポカミスだということに思い至りました。 ものを作るときはなんでもそうなんですが、大部分の形を作るより、それができてからミスを無くしていくことのほうが大変なんですね。しかも何かを作っている時は創造的で楽しみも多いのですが、ミスを見つけだしてなくしていくというプロセスは、非常に気をもむ仕事です。悩んでなかなか解決が見つからないと、だんだん腹がたってきますしね。 ともかく、無事完成しました。ちゃんと温度測定ができます。同時に3点測定ができますから、部屋の天井付近と、床近く、そして窓の外の温度を測定していきたいと考えています。どんな結果になるのか楽しみですね。
●自動温度計測器● (98/01/17)いやあ、熱中してしまいました。名目上は、部屋暖房の効果を測定するために自動に24時間温度を測定・記録する装置を作るという、崇高な目的があったわけですが、そのためだけだったらお金を出せばちょっとした測定装置は買えるんでしょう。だけどそれでは面白くないですよね。やはり自分で作らないと(^^)。 コンピュータ制御で温度を測定する装置自体はそれほど難しい回路ではなく、その方面の雑誌には入門者向けとしてよく記事になっているものです。私も「自動的に温度が測定できたら面白いだろうな」と思いついて回路設計をしはじめたのは高校時代で、そのころは短い部活の時間を使って一生懸命回路を練っていました。当時は天文気象部で、屋上には風向風速計もあったので、そのデータもついでに集められたら面白いと思っていました。当時のPC8001mk2に内蔵させるボードから設計して、丸一年掛けてちゃんと動くものができました。夜の間、どのように気温が変化するのかグラフで表示されるとめちゃくちゃ面白かったですよ。 第二号はICをちょっといいタイプに変えて、やはり温度計を作りました。ただ前回と同じPC88用のボードだったので、今ではもうそのボードがささるコンピュータが売られていないんですよね(^^)。十分使えるんだけれど、使いものにならないという悲しい現実です。最後に使ったのは、4年ほど前に自転車発電を学園祭で行ったときに、メーターとして使った時でした。 というわけで、今回が第3号というわけですが、以前のように「コンピュータがなくなったらもう使えない」というのは悲しいので、できるだけそういったことがないように考えました。PC98用に作ってもいいんですが、もうPC98もなくなってしまいますしね。身近にあるパソコンもほとんどIBM互換機になってしまいましたので、これをベースに考えました。今回は、プリンターポートからアクセスするようになっていますので、もしIBM互換機がなくなっても多少は使い道が残されていると思います(多分ね)。 設計はだいたい火曜日にすませてあったので、今日は部品を買い出しに出かけ、作業に入りました。京都の寺町はそれほど部品屋があるわけではないのですが、とりあえず揃えることができるのは嬉しいですね。でも重要な部品はどうしても秋葉原になってしまいます。ADコンバータなんてICは多分無いんでしょうね。今回は昔秋葉原で買ってストックして置いたやつを使い回しました。 まあプラスマイナスを間違えたり、設計の足し算を間違えていたりと、なかなかショッキングなこともたくさんありましたが、7時間こたつから離れずずっとはんだごてを持ちっぱなしで完成させることができました(この時点で完成したというのは、データは出てこないけれども火を吹かずに電源を入れることができたということです)。回路を眺めている間はどんなに考え込んでいても解決策がわからなくても、夕飯を食べに外にでかけている間にふと解決策に気が付くってことがあるんですね。 今日の段階では、温度センターの出力を測定できる値まで増幅させることができるところまでです。あとは、ちゃんとAD変換が行われているか、そしてコンピュータで取り込めるかという重大な問題が残されているんですが、まあどうになかるでしょう。
●久しぶりの洗濯● (98/01/14)今日久しぶりに洗濯をしました。前回洗濯したのはいつだろうな・・・って感じに久しぶりです(^^;)。洗濯物入れから比較的汚れていないものを引っぱり出してまた着ているということはさすがにしないのですが、基本的に毎日着替えなくてもそれほど匂わないし(本当は匂っているのかもしれないけれど気にしない)、適当に着続けていると必然的に洗濯の回数も減ってくるというわけです。 さらに、二度洗い(※)をすると、二槽式の洗濯機では非常に効率的に大量の洗濯物を洗えます。だから余計にためてしまうというのもあるんですが・・・・。下着がなくなった時点で「そろそろ洗濯かな」というわけです。 ※二度洗い:本当はなんて言うのか良く知らないんですが、洗濯物を2回分に分けて、粉石鹸を入れて作った同じ洗濯水で2回分の洗濯をしようというものです。二槽式の洗濯機では、一方で洗っている間に脱水ができるし、比較的きれいなすすぎ水も2回有効に使えるので、洗剤も水も少なくて済むというわけです。昔の洗剤の大きな箱にはこうした使い方が書いてあったんですが、最近のコンパクト洗剤には書いてありませんね。ほとんど全自動洗濯機になってしまったんでしょうか。 京都も今年はほとんど冬らしくなく、雪がちらついたのはCOP3期間中くらいでしょうか。大抵は、晴れているようだけれども、雪とも雨ともわからぬようなものが流れてきて、傘をさすわけにも行かず濡れていくためにめちゃくちゃ寒いんです。京都では冬型でしかも等圧線が縦に並んでいる時にそういった天気になる(等圧線が横に寝ているときは雪は降らない)そうですが、そもそも冬型にもならないですね。昨日の夜に低気圧が通過したので、本当ならめちゃくちゃ寒い冬型になるはずなんですが、今日はいい天気です。 と思って油断していたら、夕方ふられちゃいました(^^;)。やはり京都の冬は傘を持ち歩かないといけないか・・・・。
●京都大学暖房調査● (98/01/12)以前、京大CO2で冷房調査を行いましたが、ついでということで暖房調査も行うことにしました。ただ年が明けてからだれも声を出してこないので、仕方なしに私が計画書を作ってメーリングリストに流しました。 1月中に調査をするという話だったんですけれどもね。本当にできるんでしょうか。COP3も終わって、本当はみんな大騒ぎをしないといけないはずなのに、落ち着いてしまっていますね。多かれ少なかれとにかく生活にメスを入れなければ、絶対に6%削減なんて達成できませんよ。活をいれる意味でも、ちゃんと調査しておきたいところです。 今回からは、単に温度を調査するだけでなく、事務局員の意識についても調査する予定です。まだ調査すらしていないのに集計したあとのシナリオはもうできているんですよね(^^)。お楽しみに。
●卒論も締め切り近し● (98/01/11)日曜日だったものの、あまり遊び歩く気にもなれず研究室でゆっくり本でも読もうかとでかけたら、4回生でいっぱいでした。今年は4人卒論を書いているんですが、それぞれ「焼却灰が大気中の二酸化炭素を吸って、重金属が溶け出しやすくなっているんじゃないか」、「防腐木材としてクロム・銅・砒素(CCA)を塗ったものが世の中で使われておるらしく、実際にどのような状態で廃棄されているのか」、「ダイオキシンは塩素が重要だが、塩素の代わりにフッ素が付いたタイプの化学物質が問題になってきており、そいつを確かめよう」、「琵琶湖や大阪湾の底の泥を掘ってきて、ダイオキシンがどれだけ含まれているのか年代を追って調べてみよう」という研究をしています(かなり意訳しています)。 本当は一人くらい面倒をみなくてはいけないのですが、自分がまじめに研究していなかったので、当てにされませんでした。うーん、まじめに研究して、後輩指導ができるようにならなくては・・・・。 パソコンの使い方など教えているうちに、今日も午前様になってしまいました。
●エコ・リーグ運営会議● (98/01/09)94年に全国青年環境連盟(エコ・リーグ)なるものが発足して、今年で4年を迎えようとしています。毎年運営メンバーが替わっていく中で、(当然のことながら)問題ごともたくさん起こってきているみたいですね。今回京都で運営会議が開かれることになって、全国からスタッフが集まってきたのですが、かなり腹を割って議論をすることになりそうです。 発足当時から関わっていた立場として私も参加してきました、と言えば聞こえがいいんですが、今日のところはあまり込み入った議論もなく、集まった人たちで交流会となっていました。正直なところは、全国からみんなが集まってくるのでちょっと顔を出してみようかといった感じです。次の日のことは考えずに、朝までみんなと語り明かしていました。 青年という枠組みなんですが、集まっているメインは大学生で、大学の環境サークルは一通りネットワークしています。エコ・リーグをきっかけにした活動としては、各大学の取り組みから全国レベルの大学環境調査まで成果も多いのですが、問題はエコ・リーグそのものの運営(活動)が手薄になってしまっているということでした。学生だけで全国に3ヶ所の事務所を維持していくのはやはり並大抵の努力じゃできないんでしょうね。よく今までちゃんと運営ができているなと驚くばかりです(他人事のようですが)。 社会人に成った人がちゃんと働いてエコ・リーグをサポートしてくれたらいいんですけれどもね。みんな環境関係の仕事をしたいと、NGOやらアルバイトやらで金になる職場にいかないものだから困るんですよ。という私もまだ学生やっているんですけれどもね。
●ホームページ渡り歩き● (98/01/08)研究室にいると、テレビもない、新聞もない、電話も市内しかかけられないというわけで、結構外界と遮断されてしまいます。研究する場所なんだからそれが当然と言えばそうなんですけれどもね。最近はいつも開いているパソコンからワンクリックで外へ飛び出していけるので非常に重宝しています。一応、研究情報の収集という名目で(^^)。 それにしても、最近は意味のあるページが多くなってきました。ついこの間までは、海外のサイトを渡り歩かなくては意味のある情報が得られなかったのですが、最近ではどの研究室でもそれなりの情報提供をしていますね。研究論文の内容まで載せてくれたら非常にうれしいのですが、それはまだ欲張りすぎかもしれないかな。そのくらいは面倒でも図書館を巡って調べる必要があるようです。 暇つぶしに見回ってみて面白かったのが「チーム:みんなで、電気をきろうよ!!」省エネをしましょうと呼びかけているページですが、パソコンの話など読んでいてうなずけます。ここからリンクが張られている「エネルギー・環境情報リンク」もなかなか役に立ちそうです。 ちょっと専門的な話ですが、環境の価値をきちんと評価していこうという流れがあり、その重要なツールとして「Contingent Valuation Method(CVM)」というものがあります。簡単に言うと、アンケートで一般市民に「この川(森でも湿地でも可)っていくらくらい価値があるやろか」と尋ねて評価しようというもので、かなりアバウトですが、これ以外に評価する方法がないために必死で研究が進められています。この関係で最近立派な本が出版されたのですが、その著者がこちらに詳しく書いてあり、勉強になりました。 あとは省エネルギーセンターですかね。ちょっとファイルが大きくて時間がかかるのですが、現在売られている家電製品について電気消費量を効率のいい順に並べたガイドブックがインターネットで配られています。情報としてはかなり価値があり、買い換えや新規購入を考えている人はぜひチェックしてみてください。でも、実際にどれだけ効率のいいものを購入したら得になるのかなど、わかりやすく示してくれたらもっといいんですけれどもね。
●ダイオキシンについて● (98/01/06)ちょっと前にメールで流したものです。ダイオキシンについて研究室のゼミで報告された内容をちょっとまとめたものです。酔っぱらいながら書いたので、内容的に誤解されることがある場合にはご指摘をお願いします。
■ダイオキシン発生量についての引用
天然木材の燃焼によってもダイオキシンは発生する。0.019〜0.214ng-TEQ/Nm3
という値で、ドイツ等の法規制値(0.1ng-TEQ/Nm3)よりも大い場合もあった。た
だし、廃木材が焼却された時にはそれよりも遙かに大きい値(2.7〜14.42ng-TEQ/
Nm3)が検出されている。
Schatowits,B.Brandt et.al., Dioxin Emission from Wood Combustion,
Organohalogen Compounds Vol.11 pp.307-310, 1993
■ダイオキシンについて個人的な理解
天然のものだけを燃やしたら「ダイオキシンは発生しない」というのは間違い
です。残念ながら厨芥だけでもダイオキシンは発生しますし、火葬場で燃やすと
きにも発生します。物を燃やすと量の多少はあれ、ダイオキシンは発生してしま
うようです。
ダイオキシンの発生メカニズムは明確には分かっていませんが、塩化ビニル等
の塩素源があること、不完全燃焼、銅などによる触媒反応などが、生成を促進す
る機能を果たすようです。
自治体の焼却炉で発生するダイオキシンは、温度管理等によって1/100以下に
抑えることは技術的に可能です(数年のうちに解決できるかもしれない)。そう
した管理が不可能な小型焼却炉(家庭や学校にあるもの)や野焼きについては、
自治体と同レベル(場合によってはそれ以上)のダイオキシンが発生しており、
これらについては「燃やさない」ことが対策として重要です。
■個人的な意見
ダイオキシンが出ているからすぐに「被害を被っている」とか「禁止すべき」
といった話にはすぐには結びつかないと思います。問題はやはり「量(もしくは
リスク)」なんでしょうね。その点で家庭ごみの焼却はダイオキシン発生の大部
分を占めていますので、大きくクローズアップされています。特に家庭でごみを
焼却している場合には明らかに不完全燃焼が起こっていますので、ダイオキシン
以外にも有害な物質が排出されている可能性があり、早急にやめていくのが妥当
だと思います。
ただ落ち葉や天然の木材を燃やしたときにもダイオキシンは発生しますが、人
の手を経たごみに比べてダイオキシンの発生量は桁違いに少ないこともあり、
「出ているけれども問題は無視できるほどに小さい」と思います。出ているもの
はできる限り減らしたほうがいいというのも一つの意見ですが、環境教育という
メリットと比較して判断してもらったらいいでしょうし、個人的には焼き芋はや
りたいです(^^)。リスク(人が死ぬ確率)などを含めて検討しないとどうしても
感傷的な議論で終わってしまいます。
ものを燃やしていて「煙たいからやめてくれ」と言われるのと、「ダイオキ
シンで被害を受けるからやめてくれ」というのでは受け取り方が大きく異なりま
すが、ダイオキシンの量が少ないのなら後者の意見は軽視しても構わないという
こともできるでしょうね。
あと、ごみを減らすことはダイオキシン削減に当然寄与しますが、ダイオキ
シン対策にとってベストの手法ではないと思います。多分技術的改善により「ご
みはそれほど減らなかったのに、ダイオキシンは桁違いに削減できた」といった
状況が数年後に出てくると思います。
だから「ごみを減らすことが意味がない」と言っている訳では決してありま
せん。幅広い根本的な問題解決の糸口となる「ごみ減らし」を、単にダイオキ
シンのためとしてだけ考えほしくないという点が言いたいことです。ダイオキ
シンしか見ていないと将来解決してしまってやる気をなくすことにならないかが
心配なところで、ダイオキシン問題をごみ減量を進めるために活用する、といっ
た視点の広さが大切なんではないでしょうか。
あとあれですね。食品の中にもすでに沢山のダイオキシンが含まれているため、ごみ自体も大量のダイオキシンを含んでいるということです。現状ではごみ焼却施設はダイオキシン生成施設になっていますが、うまく管理をした場合には、ごみ中に含まれるダイオキシンより、焼却場から排出されるダイオキシンのほうが少ないという、ダイオキシン分解工場とすることもできるようです。
●最近の本から● (98/01/05)ちょっと風邪をひいてしまって、研究室には出かけたのですが、あまり遅くまでいませんでした。高月教授から本を借りており読んでいました。 F・シュミット=ブレーク著「ファクター10」(シュプリンガー・フェアラーク東京)という本です。MIPS(Material Input Per unit of Service=サービス単位あたりの物質使用量)という概念を用いて環境負荷を評価していこうというもので、タイトルのファクター10とは先進国のものの消費を10分の1にすることを目指すという話です。 使用している製品はそれだけが環境負荷なのではなく、それを採取したり加工するために沢山の資源が動かされています。また、牛肉を作るためには、沢山の飼料をとるために牧場が必要であるといったように、土地もたくさん消費されています。こうしたように私たちが何気なく使用している製品の裏側で消費されている環境をすべて含めて計算しようというのは、面白い考えだと思います。ちょっと荒い議論も多くなされていますが・・・。 世に出回っている危機を訴える環境本に比べて、将来が見えるような提言をしているのは面白いですね。
●新幹線のエネルギー消費● (98/01/04)あけましておめでとうございます。年末からゆっくり帰省していて、環境関係の話はまったくありませんでした。妹の子供が3歳と1歳でなかなかかわいい盛りでして、いっしょうけんめい気に入られるために、ウルトラマンごっこに励んできました。結構疲れました(^^;)。また次の時に帰ったら、忘れられているんでしょうね。 ふるさとは伊豆の下田で、一応夏休みと正月には帰るようにしています。若い頃はよく鈍行列車を乗り継いで10時間くらいかけて帰省したものですが、最近はちょっと横着になって新幹線を使うようになりました。伊豆急線が遅いので新幹線(熱海に停まるひかり)を使っても4時間くらいかかるんですけれどもね。 よくエネルギー消費の比較で、自動車よりバス、バスより電車といわれますが、結構気になるのが新幹線です。電車には違いがないのだろうけれども、あれだけスピードを出していてエネルギー消費もさぞかし大きいような気もします。しかし、見かけた情報では、新幹線も在来線も距離あたりのエネルギー消費量としてはそれほど変わらないそうです。かなり繁盛してたくさん人が乗っていることと、あまり加速減速をしないことがいいみたいですね。ただ距離が長いので結果的にエネルギー消費は大きくなるそうです。使わないのにこしたことはない、のはその通りなんですがね。
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