下へ行くほど古い記述です
レスター・ヤング・ライブ無事終了。よかったよかった。
さて夏のライブ最後は桜井バンド。と思ったら家の事情で今日明日は何もできなくなってしまった。リハに参加できず桜井さんには申し訳なかった。本番がんばります。
8/24(日)19:30〜 吉祥寺「MANDA−LA2」 桜井明弘プロデュース「佐々木麻由子ライヴ」
8/29(金)19:30〜 吉祥寺「MANDA−LA2」 桜井明弘バンド「 スペシャル・ライヴ」ゲスト:寒空はだか、泉邦宏、倖田李梨
今日の昼。モク(♂3ヶ月)をくれた妻の友人が様子を見に来た。玄関で「モクー!」と呼んでいたら突然、なにかが僕にぶつかったのでびっくりした。
なんと吹き抜けになっている玄関の上の部屋の窓から当のモクが降ってきた。
窓際で寝ていて、呼ばれたのに気付いて寝ぼけて落ちたらしい。
危なかった。3ヶ月では猫の特技「空中回転着地」はまだできない。下手したら首を折るところだった。
幸い鼻血が少し出ただけでどこも痛がらない。夜になっても元気なので一安心。
まったく男の子はこれだから目を離せない(笑)
高校生の頃、マイルスの「バグス・グルーブ」「フォア・アンド・モア」「ビッチェズ・ブリュー」でジャズに開眼した。吉祥寺「FUNKY」に通ってひたすら聴きまくり、スイング・ジャーナルのバックナンバーを古本屋で買い集めてジャズのすべてを知りたがった。
レコード評や評論を読んでいくと好きな評論家と信用できない評論家がいることがわかってきた。僕が一番好きで指針とした人が粟村政昭。本業は医者だがとんでもなく豊富な知識と辛辣な批評で文章が面白い。ニューオリンズ・ジャズからアルバート・アイラーまでとにかく「本物」の音楽だけにこだわった人だ。80年代頃だったか、なにかのトラブルで嫌気がさしたとかでジャズ界からいさぎよく手を引いてその後一切ジャズに関する文を発表していない。そこがまたあの人らしい。粟村政昭著「ジャズ・レコード・ブック」はいまでも僕の座右の書である。
まあとにかく粟村氏の評論でレスター・ヤングを知って聴き出すと実に面白い。「モダン・ジャズ」のミュージシャンがいかにレスターの影響を受けているのかが実によくわかるようになった。
コルトレーン以前のテナー・サックス奏者はほとんどすべてだし、チャーリー・パーカー、リー・コニッツ、アート・ペッパーを初め、チャーリー・クリスチャン、オスカー・ペティフォードなど他の楽器奏者もレスターがいなければああいう演奏はしていない。
もちろんレスター自身の演奏が最高だ。当時出たばかりの2枚組の「レスター・ヤング・メモリアル・アルバム」をすり切れるほど聴いた。そこに入っている「ティックル・トゥ」が今でも一番好きだ。何度聞いても幸せな気分になる。そしてビリー・ホリディとのセッションがたまらない。中でも「フーリン・マイセルフ」は聴く度にレスターの吹くテーマ・メロディとビリーの歌に涙腺が緩む。
大学生でモダン・ジャズのサークルに入って全国を演奏旅行していた頃、「レスター・リープス・イン」を譜面に起こして「これどう?」とメンバーに持ちかけてみたことがあるけど、却下・・。そりゃそうだ。マイルスの60年代のコンボを模範に「ESP]なんかをやっていたバンドだもの。
当時30-40年代のスイング・ジャズを聴いているヤツはいなかった・・(ヨーロッパのフリーを聴いてるのも僕ぐらいだったが)。
えー・・と言うわけで、8/16(土)14:30から高円寺グッドマンで念願のレスター・ヤング・メモリアル・ライブをできるのは実にうれしい。
昨年はレスターものは一部のみだったけど今年はほぼ全曲レスター・ナンバーだ。上記の「ティックル・トゥ」「フーリン・マイセルフ」(歌はなし)「レスター・リープス・イン」もできる。
つきあってくれるバンドのメンバーには大いに感謝しております。
そのメンバーは、衣山<宇宙人>悦子(tb)、伊藤<酒飲み妖精>由子(ts)、宮島<スタインウェイならやってやるか>政一(p)。僕はエレベ(フレットレス)でやります。ウッドでやるべきなんだけど狭いのでしかたない(ウッド持っていくと飲みに行けないからではないのです・・ホントか?)
結局、1965年当時の最先端のジャズの動向をまず紹介することにして、マイルスの「プラグド・ニッケル」「マイルス・スマイルズ」、ビル・エバンス「アット・タウン・ホール」、オーネット・コールマン「チャパカ組曲」。アルバート・アイラー「スピリチュアル・ユニティ」を聴いてもらった。ジャズ初心者の方もいたのでかなりキビシイ選曲かと思ったが、じっくり聴いて(耐えて?)くれたのでよかった。
コルトレーンの作品は悩んだ末、「クル・セ・ママ」「アット・ビレッジ・バンガード・アゲイン」「エキスプレッション」を取り上げた。晩年のコルトレーンとしては比較的聴きやすいのではないかと思う。
1960年代中頃のジャズはフリー・ジャズを抜きにしては語れない。熱い時代だったんだなあ・・と改めて感じた。
色鉛筆画のような背景とフル・アニメの動きの美しさ、おなじみの宮崎キャラクターが魅力的で、お話しは「人魚姫」の翻案、と考えればすなおに楽しめる。
しかしまあいくらでも深読み可能で説明なしのイメージの奔流がすごい。
5歳児の夢そのものといえばそうだし、主人公が津波で死ぬ間際の夢(「トトロ」もそう解釈もできる)といえばそうだし、ポニョはクトゥルーちゃんで母親は段夫人といえばそうだ。デボン紀の魚類、ボートの赤ちゃんを抱く夫人や軍人に大漁旗など「ねじ式」といえば・・・そうかな?
妻の反応:リサの車と波の上を疾走するポニョのチェイスで場内を圧倒する笑い声を上げ続ける。終了後、「雨降りサーカス」(パンダコパンダ)みたいだねーと言う。
1961〜1965年までをたどる。
"Ballad""and johny Hartman"のバラードを混ぜながら"Coltrane""Selflessness""Crescent""A Love Supreme"と「黄金のカルテット」を聴いてもらった。
そして最後は"Transition"。1965年コルトレーンはついにフリーフォームに突入する。このモーダルなフレーズをフリーク・トーンが侵食していく壮絶な演奏、エルビンの究極の4ビートドラミングとのインタープレイ・・・学生時代から何度聞いたかわからないがやはり僕にとっての最高のコルトレーンだ。
夜、庭の木で蝉が羽化していた。闇の中に浮かぶ白い虫体がなまめかしい。
今日の新聞で赤塚不二夫の死を知る。
何年も昏睡状態だったのがついに・・
一番印象深いのは小学生の頃「少年サンデー」で読んだ「おそ松くん」だ。おそ松一家が「への島海岸」に海水浴にいく回がなぜかよく覚えているなあ。あと正月とか増大号の特別編が楽しかった。
オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」の翻案があったっけ。チビ太とイヤミの名演技が忘れられない。
昭和はまた遠くなったなあ・・。
おとなしく帰って「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読む。
娘に買ったつもりが「レポートがあるから先に読んでいいよ」というので一気読み。・・・まさに大団円。よくまとめたなあ〜。面白かった。
続けて、諸星大二郎「バイオの黙示録」。8年がかりの連作が加筆されてまとまった。これもすごかった。
1974年のジャンプの手塚賞入選作品「生物都市」や手塚治虫の「きりひと賛歌」やフゥムーンを思いだした。あらゆる動植物の混じり合う世界。
半分植物や動物になった女性の魅力的な描線が素晴らしい。
・・・一つ不満は、カブトムシ男がいるならアメーバ女や大腸菌男のような微生物関連もちょっと出して欲しかったな(笑)
昨日は三鷹PMSジャズ・オーケストラのミニ・コンサート。
結成45周年記念とのことでたっぷり二時間半、ビッグバンドジャズからピアノトリオにラテンにボーカルにボサノバに「さのさ」に演歌まで(ちっともミニじゃないなあ)。
打ち上げのビールの美味いこと・・。うつらうつらと朝方まで飲んでたような気もする。
今日の午後は、8月のレスター・ヤング・バンドのリハ。二日酔いでフレットレス・ベースの音程が定まらなかったような気がする・・。
おとなしく「PLUTO 6巻」を買って帰宅。
ついにゲジヒト死亡まできたか・・こう描くとはねえ・・すごい。
アトム復活が待ち遠しい。
石段の温泉街を見て、あとは何も考えてなかったので結局「猿劇場」と「グリーン牧場」で動物三昧(笑)
生で見る「猿回し芸」、なかなか良かった。その劇場がなんと「システィーナ礼拝堂」をペンキ絵で再現したというものすごい所。一緒にあった「トリック・アート」美術館も含めて温泉地のキワモノというにはなかなか見応えがあった。
「グリーン牧場」もなかなか。子ウサギや乳牛・羊に触り、初乗馬体験をする。いやー乗馬は面白い。
シープ・ドッグ・ショウも本格的でよかった。牧羊犬がヒツジを追い、本場ニュージーランドの牧童がバリカンでヒツジを一匹丸裸にする。
動物好きとしては満足。でも暑くて疲れた。温泉場名物「珍宝館」に寄ろうと思ったがもう限界。まっすぐ帰宅した。
昨晩は吉祥寺MANDA-LA2で桜井さんのバンドのライブ。今回はブルース・バンド風でやる。たまにロックをやると音量のデカさにちょっとビビるなあ(笑)
桜井さんが呼んできた対バンは布谷文夫&ブルース・ブレーカーズ。
布谷さんは日本ロック黎明期の伝説のシンガーだ。僕は日本のロックはよく知らないのだが中学生の頃ロックフェスティバルに何度か行ったので「ブルース・クリエーション」のステージも見たような気がする。
さすがに歳を召されても迫力あるなあ・・バンドもギターの佐藤行衛さんをはじめベテランのロック・バンドはこうあるべし!という感じ。良いものを聴かせてもらった。
今日は「ジャズ講座」2回目。
コルトレーンの軌跡を1958〜1961までたどる。「ソウル・トレーン」からマイルス・バンドの傑作「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」欧州ツアーのライブを経て、アトランティック時代に突入。
「ジャイアント・ステップス」「マイ・フェイバレット・シングス」「夜は千の目を持つ」と聴く。うーん「ジャイアント・ステップス」なんて格好いいんだ・・。
最後はインパルス時代の初期に入り「ライブ・アット・ヴィレッジヴァンガード」から「チェイジン・ザ・トレーン」。
僕はアトランティック時代とインパルス初期は、マイルス期やインパルス中期以降にくらべていまいちという感じだったのだが(ジャイアント・ステップスは昔から好きだった)、この「チェイジン・ザ・トレーン」のひたむきに吹き続ける圧倒的な熱気と迫力はやはり凄い。
しかし、このLP片面をしめるベースとドラムだけをバックにトレーンだけが延々と吹き続ける演奏をレーベル移籍2枚目に発表したインパルスのプロデューサーもすごいなあ。
急いで自転車をこいで田無まで。・・暑い・・。
夜は所沢イルキャンテイで演奏。ゆきのさん(vo)瀬戸さん(p)小林さん(g)で実に気持ちよく演奏。
しかしステージは暑い・・・汗で楽譜が見えない
ここでもパイプ仲間マッコイさんとめしゃむ。さんが来てくれてうれしい。テーブルには100年もののパイプが山積み!めしゃむ。さんの日記に「多国籍な夜」とある。たしかにイタリア料理、アメリカンなジャズ、英国パイプ、を楽しむ日本人だもんな〜
僕は「至上の愛」は世間で言うほどそんなに良いか?と(1965年以降の作品に惹かれていたので)若い頃からちょっと疑問があったのだけど、今回聴き直してみると、非常にまとまりの良い作品でフリー突入以前の作品としてはやはり突出した傑作と言わざるを得ない。
椿がひざに乗って来てゴロゴロいいはじめた
今晩からいしかわさん出演の「BSマンガ夜話」だ。今日は「へうげもの」。楽しみだなあ。
今日は父の日だと言うことで、ネコばかの父親に長女は猫絵つき弁当、次女は肉球ストラップをくれました。息子はなぜか入浴剤セットでした。
まず「ダーウィン展」国立科学博物館。
ずいぶん久しぶりの科博は新装になってきれいで広い。
ダーウィンの生涯にまつわるいろいろな展示が楽しい。特に新発見というものはなかったが、進化論構想の元になったノートの現物があったのにはびっくり。あの「レッド・ノート・ブック」の本物が目の前にあるとは・・感動。意外と小さいノートだったんだなあ。
20代のダーウィン、ビーグル号航海の後に生物進化を確信しその原動力として自然選択のアイデアを得た。しかし、公表せずにその理論を完璧に裏付けるために20年以上マイペースにそして確実にあらゆる生物学研究に没頭する。なんという集中力・持続力・あるいは批判を恐れる小心さか?
もう一つは「冒険王・横尾忠則」世田谷美術館。
世田谷美術館初めて行った。ここも広くてきれいだなあ。
60年代70年代に10代20代を過ごした者にはまさにあの頃を象徴するデザイナー・イラストレーターだ。当時の作品で印象に残っているのは、筒井康隆との「美藝公」、柴田錬三郎との「うろつき夜太」、少年マガジン表紙(この展示はなかった。残念)。
その横尾忠則が「画家」になってシュールリアリズム風の絵を描いているというので気になっていたがまとめて見たのは今回が初めて。
初期のイラストの繊細な線と色指定の凝りようも凄かったが、やはり90年代以降のアクリル、油彩作品に衝撃を受けた。繰り返し繰り返し現れる少年時代のイメージの反復。今回の展示はほんの一部のようだ。もう70歳を過ぎているのになんというパワー!
どちらも面白かった。でも広い会場を歩くだけでクタクタ。自分のパワー不足を痛感。
野田昌宏、野田宏一郎、宇宙軍大元帥、日本テレワーク社長・・
小説家、翻訳家、パルプ・マガジン・コレクター・・・
SF界、テレビ界に大きな足跡を残した人だが、僕にとっては1960-70年代にSFの素晴らしさを教えてくれた人である(もちろんお会いしたことはない)
なんと言っても当時のSFマガジンで読んだ「野田節」と呼ばれた熱ーい語り。実に情熱的なSFに対する思いが伝わってくるエッセイだった。
「SFはつまるところ絵だなあ・・」(SF小説で物語や設定や細かい描写を咀嚼した後に胸に浮かんでくるイメージがセンス・オブ・ワンダーである。と僕は解釈してる)
「男たるもの、将来必要なもの・必要になるかもしれない本はすべて自宅に持っていなければならない!」(すぐ不可能であることがわかりました・・)
「・・しかしこれらの本を死ぬまでにすべて読むことはもう不可能なのだ・・」(パルプ雑誌の収集で広いマンション全室満杯にしてつぶやいた言葉)、
等の名言、 初期の日本SF界のエピソード(星新一ネタは何度読んでも面白かった)、
>br>
そしてSFマガジンに散発的に載る(正月特大号なんかによくあったような気がするなあ・・調べている時間ないけど)魅力的な中短編小説シリーズが大好きだった。
テレビ界の描写から始まって身辺雑記的なエッセイかと思いきや、みるみる壮大なSF的ホラ話になっていく・・。ほんと面白かった
ご冥福をお祈り致します・・。
今日の夜になって少し楽になったのか歩くようになり、なんと末っ子のモクが近付くと一生懸命舐めて添い寝していました。
早く回復して3匹で運動会のように走り回って欲しいです。
ゆずは実にマイペースで椿の小さい頃と全く違います。ほんとみんな個性あるなあ〜。
椿には大きな変化が・・・・
なんと発情期になってしまいました 。
小さいと思っていたけどもう11ヶ月になるんだから当然ですが、雌の子猫は10数年ぶりなのでこうなることをすっかり忘れていました。
数日前からほとんど餌を食べずに一日中泣き叫んで家の中を徘徊しています。こんなに鳴くことのできる猫だったのかー!というくらいそれは騒がしい。家族はすっかり睡眠不足です。
僕の所に来ては背中を撫でてーと甘えて最後は交尾のポーズになります。
実に可愛いのだけど、これはしかたない。明日動物病院で手術の予定になりました。もっと早く気が付けば良かったと反省。
いやー猫の成長は速い!子猫が来て椿はすっかりお母さんっぽくなり、前に飼っていた三毛の雌「メイ」にそっくりになって生まれ変わりのようです。つい椿に「メイちゃん!」と呼びかけてしまいました(笑)
付記:これを書いてから3ヶ月。以後異音発生は止まっている・・・。
ちょうど椿の遊び相手が欲しい所だったのでちょうどいい。
さっそく動物病院で診察してもらって寄生虫駆除薬をもらう。 推定生後一ヶ月。雌。
椿は大喜び(たぶん)。遠慮しながら遊び始めた。
これからが楽しみだ。
家族会議で名前を決めました。
初めは牛模様からCOWちゃんという提案が娘からあり。却下。
暫定「楓」となるも娘は認めず。
さんざんもめた末・・「柚子orゆずorユズ」に決定。 うーん、猫に名前を付けるのは難しい(と伊丹十三も書いていたっけ)。
スポーツ万能の中学生(今の高校生のイメージだな・・)南郷勇一と弟の賢二、犬のボス、整体士の怪人柏鵬堂、隣に住んでる気の強い女の子学級委員長のサチ子、・・たちの繰り広げる実に面白い漫画だった。
野球部、柔道部、相撲部、モトクロス部(?)などスポーツものかと思えば、ホームドラマ編ハワイ編学園生活編に後期はロボットが出てきたりたしか宇宙編もあったかな・・。
一番印象に残っているのは、勇一とサチ子の交流。もちろん60年代の漫画だからラブコメとは全く無縁でケンカばっかりしているんだけどなんかすごくあこがれたなあ・・。
・・今唐突に思ったが、サチ子のキャラクターはうちの妻にそっくりだ(笑)
僕が大学生の時、少しの間ミュージカルのバックで演奏したバンドのドラムに関谷くんという人がいた。
ある日、彼は関谷ひさしの息子だということがわかってもの凄く感動したことがあった。・・・南郷勇一(か賢二)のモデルじゃん!!
その関谷君は、親父の車なんだよと言ってスカイラインGTRを運転していた。
「ストップ!にいちゃん」にも登場するあの車じゃんー!!
・・・などなど色々思いだしてしまった・・。
素晴らしい漫画を描いてくれてありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
いまのところ無事です。
もの凄く美味しい!とは言えないなあ(笑)
まあ、キノコの食感だけど香りは特にない。
椿は関心示さず。
ゲストでゆうさんがソプラノ・サックスで参加してくれた演奏も面白かった。何回かゲストで来てもらっているのですが、いい感じになってきました。こちらは何でもいいから吹いて、と言うだけでなのですが今回はフレーズ/メロディーに頼らず「サウンド」で即興する域に達しはじめていると感じました。これからが楽しみです。
今回僕は"Fender USA Stratocaster Stevie Ray Vaughan model"というギターを使ったのですが、これは去年癌で亡くなった親友が大切にしていた遺品です。
彼とは高校の時の同級生で長いつき合いでした。明るく社交的で誰にでも細かく気配りをする彼は、僕とは対照的な男でしたがなぜか気が合いました。
趣味の面で共通点が多く、ロック、ブルースを聴き、一緒にパイプを喫い、絵を描き、ロックバンドをやり、ビートルズを歌い、×××を見たり、大量のマンガを貸し借りしてきました。
一番凝っていた趣味が彼が鉄道模型と車、僕がジャズとSFという違いがあったのがまた良かったのかもしれません。
長いことほとんど毎週彼の家に遊びに行っては深夜までうだうだと時を過ごしていました。
グッドマンでライブをはじめると、フリー・インプロはどうもわかんない、ブルースをやってくれ!と言いながらもまめに来てくれたなあ。
彼がもうグッドマンに来ることはない、とは信じられないです。
そんなわけで昨日の演奏はブルースっぽくやってみました。
縁のある桜井さんも来てくれて「彼が荻窪グッドマンのカウンターでつぎつぎとウイスキーをお代わりしていた姿が目に浮かぶ」(僕の意訳です)と言ってくれてうれしかったなあ。
この一年半の間に同年代と年下の友人が相次いで4人も亡くなった。哀しい。
・・・こういうの大好きです。
しばらくボコボコ生えてくるのを千切っては食べていたが、そろそろ打ち止めかな?と思ったら今日突然デカイのが生えていて驚いた。
炒め物に混ぜて夕食に頂きました。なかなか美味しかったです。
お寺には祖父母と曾祖父母それに大叔父のお墓があります。
曾祖父は明治時代に「風俗画報」というグラフィック・マガジンのはしり(もちろん写真ではなく版画が主体)のような雑誌の主筆・編集長をやっていた人で、遺品の原稿を見るととんでもなく字が上手くて自分の曾祖父とは信じられないくらいです(笑)
墓参りをすませて周りを見ると、なんと、つくしがいっぱい生えているではないか!
伸びすぎてるのが多かったが、食べ頃のを見つくろって少し採ってきた。
また卵とじにしていただきました。 今年は二回もつくしを食べられた。
はかまを取っていると椿が寄ってきてじゃれつきます。
帰りに携帯電話を変えた。
今までは僕と息子がソフトバンク、娘たちと妻がAUだったのだが、家族割りだとかなんとか割だとか3月中だとキャッシュバックだとかあるので、迷惑メールが増えて困ってたのでこの際僕もauにした。
息子は「またソフトバンク派が減ったー。ダメダメな良さがわからんのかなー」とぼやいていたが(笑)
中学生の頃、SF夢中になってハヤカワの銀背のSFシリーズを古本屋で探してかたっぱしから読んでいった。最初に好きになった作家がクラーク。
「SFマガジン・ベストNO.1」は1960年度のSFマガジンのベスト短編集だが、冒頭のクラークの「太陽系最後の日」には感動したなあ。この本、繰り返して読んだ。アシモフの「AL76号失踪す」もアシモフで一番好きな短編だ。
そして長編「都市と星」が僕のクラークのベストワン。創元推理文庫のSFシリーズに「銀河系帝国の崩壊」とほぼ同じストーリーなのだがなにかの事情で書き直されたものだったはず。
映画「2001年宇宙の旅」は封切り時に銀座テアトル東京で見た。
キューブリックとクラークの共同作品だ。リアルな宇宙船の描写に、2001年への憧れたものだが・・・今は2008年?なんてこった・・。
クラークはSF作家の王道だ。人類へのゆるがぬ信頼がクラークの持ち味だったと思う。楽観的すぎるとか甘いという批判はあり得るが、クラークの王道SFがあって、ブラッドベリ、ディックそしてレムの作品のようなSFの凄さが際立つのかもしれない。
10代の人格形成期にSFばかり読んだおかげで、現実世界の99%はどうでもいいこと、と考えてしまう社会不適応ぎみの僕ができたのかもしれない(SFのせいじゃないな〜)
深大寺城趾あたりを散策してつくしを採ってきた。僕は子供の頃からつくしの卵とじが好物なのである。
春先にこれを食べないと落ちつかない。 花粉症によく効くという話だし(花粉症用につくし飴というのもある。食べたことないけど)
深大寺城趾下の水生植物園では水たまりにオタマジャクシも泳いでいた。
もう春なんだなあ。
近年の日本で花粉症が急増したわけを説明する寄生虫博士:藤田紘一郎氏の説は説得力があると思う。 有名な説だけど、人類誕生以来の宿敵「寄生虫」が環境の清潔化によって急にいなくなったので、寄生虫攻撃用に進化してきたヒトの免疫システムが相手がいなくなったので無害な花粉などに向かって過剰に反応しているのが花粉症だ、という。 花粉症の症状がなくなるなら、カイチュウやサナダムシくらい腸の中で飼ってやる〜という人も多いのではないかな(笑)
なんて格好良い音楽なんだ!
バンドはChick Corea(elp)Keith Jarette(org)Dave Holland(b) Jack DeJonette(ds)Airto Moreira(per)Steve Grossman(ss)。1970年6月のライブ・レコーディングで編集によってグロスマンのサックスはほとんどカットされている。
はじめて聴いたときは、LP片面に約25分一曲で2枚組4曲。曲名も"Wednesday Miles""Thursday〜""Friday〜""Saturday〜"とそっけなく、チックとキースの歪んだエレクトリック・キーボードが混沌としていて、なんだかわからないけどもの凄いーと思った。
今聴けば、"In a Silent Way""Bitches Brew"からの曲をメドレーで演奏しているのがよくわかる。
しかし、"Masks"のパートは完全にフリー・ジャズor現代音楽だし、ホランドがウッド・ベースに持ち替えて4ビートでグルーブするパート、エレベで格好いいファンク・リフを弾くパートがマイルスの音で瞬時に切り替わっていくところなど鳥肌ものだ。
デジョネットのドラムはどんなリズムでも重量級だが恐ろしくスウィングしているし、アイアートのパーカッションがまたいい感じでバンドを鼓舞させる。そしてなんと言っても2キーボードの絡み合いがとんでもなく凄い。
ブートレグでは編集なしの完全版がある。うーん・・欲しい。
で、今回も妻にやってもらったのだが、例によって「ますます薄くなってる。細くて密度が落ちた」と言われる。
そこで、「ハゲ占い」のことを思いだした。
小学校の頃、友達と近くの高校の文化祭を見に行ったとき、出し物として「ハゲ占い」っていうのがあった。
おみくじをひくと「あなたは将来こんなふうにハゲます」と出るたわいのないものだけど、今でも覚えているんだからよっぽどトラウマになってるんだなあ。僕の引いた紙にこう書いてあった
「あなたはカッパのように頭のてっぺんだけハゲます」
素直な当時の私は、ああそうか僕は「カッパのように頭のてっぺんだけハゲる」んだ。と深く納得しました。
でも、はずれました。
頭のてっぺんからではなく額から生え際が後退しております。
今日も見るだけのつもりだったがつい、マンガを買ってしまった。
「もやしもん6」石川雅之
「壁男」諸星大二郎
「防衛漫玉日記」桜玉吉
そして、「Comicサイテー」田中圭一。
田中圭一ファンなので、新作を見つけると買うのだけど、あとでパラパラ
見たら、アレ?これ持ってるじゃん・・しまったぁー。・・久しぶりに二度買いしてしまったよー。
田中圭一って、後期手塚治虫や本宮ひろ志の絵柄で「サイテーなシモネタ」のパロディーを描く人で(笑)私は好きです!
「Comicサイテー」はまんが雑誌風に編集したオムニバス作品集で対談等も掲載されていてなかなかです。
長年パイプのヘビースモーカーをやってるのでステイン(いわゆるヤニ)がつくのはしかたない。
近所のかかりつけの歯医者さんの先生は、歯科衛生士の女性に「この人のは<できるだけ>でいいよ」と言う。僕の前歯のところは細かいクラックに色素が染みこんで全部きれいにするのは不可能なのだ。
でも、衛生士さん(毎回違う人)はプロのプライドにかけてなんとか真っ白にしようとするんだよなあー(笑)
終わると「少し残ってしまいます。すみません・・」と言う。いいんだよ。僕のせいなんだからー。
今日は女性の衛生士さんだったけど、たまに男性のこともある。悪いけど「損をした気分」になります(笑)
パイプ・スモーカーを続けていてほんとに良かったと思うけれど。マイナス面も指摘しないとフェアじゃないよね。
その唯一の欠点は、「歯と歯茎にダメージがくる」ことがある。
まあ、僕のようななまけもの(若い頃はろくに歯を磨かないような・笑)ヤツだけのことだろうけど。
若い頃は歯は丈夫だった。歯と歯の間に隙間もなく妻楊枝なんてなんで使うのか理解できないほどだった。
歯茎の健康なんて考えもしなかったしおざなりに磨くだけだった。
それが40歳を越える頃から急に歯茎が後退し、あれよあれよという間に3本ほど抜けてしまった。今では毎食後の歯磨きと歯間ブラシが欠かせません。
近年職場が禁煙になるまでは長年一日中パイプをくわえていたし、現在ももちろん状況が許す限り喫い続けています。
ニコチンには血管収縮作用があるのでそのせいかと思っている。
もちろん歯とパイプ、どっちを取るかと言えば迷うことなくパイプ。後悔はありません。
思えば、父方の祖父は96歳まで生きて、自慢はまめに歯磨きを続けたので最後まで自分の歯が全部揃っていたことだった。そして喫煙者ではなかった(お酒は大好きだった)。
その息子、僕の父は超ヘビー・スモーカー。80を越えたいまでもショート・ピースをばかばか喫いまくっている。そして、父親の教えを守らずろくに歯磨きしなかったので今の僕の歳の頃には総入れ歯になっていた(ただし酒は一滴も飲めない)。
両者の血をひいた僕はと言えば、酒好きでヘビー・スモーカー。
まあ、まだ歯は残ってるので親父には勝ったか・・・(笑)
以前、誰かが「いしかわじゅん?マンガ夜話でキツイこと言って貶すヒト?」と言った。
ちーがーうー!
彼が漫画を的確に評することはあっても貶したことなんかない。
この本から立ちのぼってくるのは「漫画が、面白い漫画が、好きだー」という漫画に対する深ーい愛だ。
自分と(ほぼ)同世代なので漫画読みとして共通する体験があり共感することが多い。
月に一回床屋で漫画を読むのが至福の時間であったとか、アトムと鉄人が連載されていた黄金時代の「少年」を購読していたとか、70年代の「ガロ」、いしいひさいちの出現ショック・・・。
そして、萩尾望都について三つの文章が収録されているのが印象的だった。
僕も萩尾望都の漫画に出会ってほんとにショックだった。「COM」に載った短編もよかったが70年代「少女コミック」の「ポーの一族」にはまいったなあ・・当時単行本は「ポー・・」の一巻しかなかった、近所の貸本屋の在庫を漁ってなんとか未読の作品を探し出したりした。大学一年の夏、ダンモ研の合宿で泊まった旅館でボロボロになった「少女コミック」に未読の短編を見つけた時はホントうれしかった。
しかし、「百億の昼と千億の夜」辺りから僕は彼女の作品を積極的に読まなくなった。
いしかわさんも、「一時、萩尾望都から離れた」と書いてあった。そしてその意味を考え分析している。「目からウロコ」とはこのことか・・。
僕はなぜ自分が萩尾作品から離れたのか深く考えたことはなかった。そうか、そういうことか・・。いしかわさんはまた萩尾作品を読むようになり「きっと、この先も、読むと思う」と書いている。
僕もまた読み始めよう。
「漫画ノート」は触れられている知っている作品についても知らなかった作品についても、「漫画読み」にとって実に興味深く面白い。
次作には宮谷一彦に関する長い文章があるといいなあ・・。