「源流探索の経緯」


源流探索記録

1996年〜2012年
・1996年;一の瀬川→水干、笠取山、ミズナラの原生林(水源林)...道路整備良好
・1997年;北秋川→惣角沢(仕事道伝い、山頂へは足場が悪く断念)
・1998年;南秋川→都民の森、三頭の大滝、水場、三頭山...整備されていて、森も美しい
・2002年;小袖川、後山川(岩倉谷)→七つ石山...後ろは雲取山、源流ワサビ作りに遭遇
・2005年;多摩川本流...“奥多摩むかし道”の散策(山は丘レベル);水、橋、樹木
・2006年;海沢谷→大滝→大楢峠、御岳山...大滝の上の登山道が未整備(大岳山;奥多摩三山)
・2007年;川苔谷→百尋の滝→川苔山...滝の直上方面は蕎麦粒山
・2008年;小菅川→白糸の滝→雄滝、仕事道から引き返し...妙見五段滝は道が不明で断念
・2009年;神戸川→鋸山、御前山→栃寄沢、栃寄の大滝(遠景)→奥多摩湖...源流より登山!
      (この年は、後山川から三条の湯を計画したが、道路が閉鎖で断念して計画変更)
・2010年;南秋川→人里→人里峠→浅間嶺→時坂峠→セト沢→払沢の滝...奥から逆行した
・2011年;大丹波川→百軒茶屋・奥茶屋→林道から登山道→ワサビ田→川井駅...渓流を楽しむ
・2012年;南秋川→「民宿浅間坂」→浅間尾根→入間白岩林道から藤倉→北秋川→小沢→五日市駅
・2012年;川乗橋→日原川→八丁橋→日原林道→吊り橋→富田新道→雲取山→山荘→三条の湯→後山川→お祭
・2012年;お祭り→丹波山村+柳沢峠→六本木峠→丸川峠→大菩薩嶺→丸川峠→六本木峠→柳沢峠(丹波山村から往復は車)

 <源流の印象>
@水干のように、突然流れがなくなることが印象的である。思わず最初の1滴を探す。
A源流は地味。河口まで繋がる水を意識し、森林・樹木と組み合わせると意義深く感じられる。
B流れから桃太郎を想い浮かべ、メッセージを封印した瓶を流せば海から世界へ届くのではと思う。
C源流域の環境は風・土・音に特徴があり、水と緑のバランスが良い。秋の紅葉は格別。
D普通は昼間の一瞬しか滞在出来ないが、日永観察して表情の変化が楽しみたいものである。

 <得られた感想>
     ...基本的な考え方;環境は、上手く活用することから保全動機が出てくる。
@清流は魅力的であるが、素人が沢を登るのは危険。仕事道が使えるところは面白い。
A沢から山頂に行ける道が少ない。
     ...雄滝→妙見の頭(小菅)、大滝→大岳山は改善を希望。
Bワサビ田をよく見かけるが放置が多い。しかし、栽培を継続している若者に会うこともある。
C道の権利・義務;行政、水道局、地元(仕事道)などがからみ、整備・標識などの扱いが課題。
D森の恵み活用不足;花・緑・紅葉・落ち葉、間伐放置、森のオーナー制、フットパス、癒し効果
E帰りに駅前で一杯やりたいが適当な場所が少ない;郷土料理/地産地消=“Buy Local”

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