多摩川源流回廊；源流、回廊、大多摩、源流の里、里山、ウォーキング、トレッキング

　　　　
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＜源流への想い＞

　1991年の創立当時から自分達が住む多摩地域の事を勉強するうちに、多摩地域に住む者として源流への関心が高まり、1996年に河口から138kmを遡る水干の”最初の一滴”を訪ねた。この時、源流は一之瀬川本流だけでなく多くの支流があり、これらも同等な役割を果たしているのではとの疑問を抱き、それ以来支流の源流探索を毎年のように継続している。
　この経験から、主だった支流も含めた源流と源流域をぐるっと巡りながら結ぶ道のイメージが醸成されるに至った。多摩川源流回廊は新たなハードとして建設するのではなく、既存の道をつないで回廊を構成する”ソフト”な道として定義してみた。源流を良く知るための道である。
　最初の１滴から清らかな水を集める源流を守ることは、美し自然環境を保持していく原点と言われている。しかし、源流を体験してこそこれを実感できることは自分達が探索を続けていて感じるところである。また源流には、起源・新たな出発等のイメージがあり、 ①源流域のブランド化、②世界に向けた情報発信、③流域連携のシンボルなどへの結実が想定可能で、自然保護と源流の郷の活性化をバランスした活用法を模索したい。

名付けて、”源流・舞台の花道”