サロス周期
sarous:3600(Greek)
 18年と11.3日の食周期:太陽・月・地球が、次にまたほぼ同じ位置関係に戻るまでの時間


(独)天文学者ケプラーの法則
Johannes=Kepler
第一の法則「惑星は太陽を一つの焦点とする楕円を描く」
第二の法則「太陽から惑星に至る直線は同一時間に等しい面積を描く」
第三の法則「各惑星の公転周期の2乗は、太陽からの平均距離の3乗に比例する」


(伊)物理学者
天文学者

ガリレオ=ガリレイ
Galileo=Galilei
が手製の屈折望遠鏡で確認した星々
太陽の黒点
月のクレーター
金星の満ち欠け
木星の4大衛星(ガリレオ衛星: イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)
土星の輪
 in 『星界からの報告』(1610年) 地動説を確信

(英)物理学者
天文学者
数学者

アイザック=ニュートン
Isaac=Newton
の業績
天文学1668年 反射望遠鏡の発明凹型の方物面鏡を主鏡とし、その焦点の少し前に45度に傾けた小さな平面鏡を置き、焦点を鏡筒の外側に取り出す方式の望遠鏡
数学微分積分学の開発
物理学りんごの落下を目撃〕⇒【質量をもつすべての物体間には引力が働く】⇒天体の運動を体系的に説明
1687年『プリンキピア(自然哲学の教学的原理)』①運動の3法則、②流体力学、③万有引力
ニュートン力学(古典力学)ニュートンの運動の法則を基礎として組み立てられた力学:万有引力 FG=G m1m2/r2

相対論的力学、量子力学

光学ニュートン環の発見平らなガラス面上に曲率半径の大きな平凸レンズを凸面を下にしておき、真上から光を当てた時に見られる干渉縞
明暗の縞模様が接触点を中心にして同心円状に見える⇒「光は異なる屈折率を持つ多くの光線からできている」⇒「物に色がついてみえるのは光の反射による」
1704年『光学、反射、屈折、光の伝播と色について』①幾何光学、②光の干渉、③光の回折
錬金術(化学)と
聖書の預言(文学)の研究
科学的操作により物質の「完成」をめざす技術と科学(宗教的用語)
 


(独) ボーデの法則:惑星の、太陽からの距離の規則性
 Johann=Elert=Bode
   0.4+0.3×2n
 このnに、惑星に応じて(水星-∞、金星0、地球1、火星2、木星4、土星5)という数字を順番に当てはめて計算すると、当時知られていた惑星の太陽からの距離と正しく一致した。
(単位は天文単位=約1億5000万km)
※このことを見つけたのはドイツのティティウス(Johann=Daniel=Titius)だが、のちにボーデが広めたので、一般には「ボーデの法則」と言われる。


(米) 天文学者ハッブルの発見
 Edwin=Powell=Hubble
1.変光星の[周期‐光度 ]の関係を用いて銀河系外星雲の距離を測定してのハッブルの法則
遠方の銀河(星雲)は、当銀河までの距離に比例する速さで我々から遠ざかっている。
 「その比例定数(ハッブル定数)の逆数は、膨張宇宙の年齢や尺度を与える。」
 ・天体の後退速度:ν=H0r H0:ハッブル定数(70.1[km/(s・Mpc)])、r:地球からその天体までの距離
 ・宇宙の年齢:tuniverse=r/ν=1/H0
2.音叉型銀河分布=ハッブル系列
{進化初期型}(きつい)~{進化後期型}(緩い)巻き方
         ┌Sa~Sc  (渦状銀河)
   ・E0~E7─SO     (レンズ状銀河)
   (丸~長) └SBa~SBc(棒状銀河)
   ・Irr(不規則銀河)
   ・他(矮小銀河など)
3.ガンマ線バースト
γ(ガンマ)線が数秒~数十秒だけ突然地球上に降り注ぐ現象で、非常にエネルギーの高いγ線が観測される。
ある発生源から、繰り返し確認されるものと、1回だけ確認されるものがある。
宇宙の果ての、巨大ブラックホールが形成される現場で発生するのではないかと考えられている。


セファイド変光星
Cepheid variable
 周期的に明るく見えたり暗く見えたりする変光星のうち、膨張と収縮によって明るさを変えている恒星のこと。
 セファイド変光星は高輝度であるため、天の川銀河の外部にあっても観測可能。
 「セファイド変光星は、周期が長いほど見かけの明るさが明るい」
⇒「周期が長いセファイド変光星ほど、本当の明るさも明るい」
⇒変光星の周期を計って本当の明るさの判断後、見かけの明るさとの比較によって、その星団と地球との距離が判明する。


(独)アルバート=アインシュタインの提唱
Albert=Einstein
限られた条件の運動に適用される
特殊相対性理論(1905年)
・特殊相対性原理
・光速不変の原理:真空中の光速は、お互いに等速度運動するすべての慣性系において、観測者に対して定速度である
 ⇒時間は座標系によって異なる相対時間となり、質量はエネルギーと同等である
すべての運動に適用される
一般相対性理論(1915年)
・一般相対性原理:すべての慣性系で力学の法則が同じ形をとる
・等価原理:慣性力と重力は、力学的に同等
 ⇒重力は時空の歪みとして記述され、光線の進路や時間の経過が重力場によって影響される
他 重大発見
○光量子論
・固体の比熱理論
・量子統計法
○ブラウン運動の分子運動理論

(米) ドレイクの方程式
Drake equation
天の川銀河に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数Nを算出するもの
 N=R×fp×ne×fl×fi×fc×L
R:天の川銀河で1年間に生まれる恒星の平均数
fp:惑星系をもつ恒星の割合
ne:一つの惑星系の中にあるハビタブル惑星の平均数
fl:一つのハビタブル惑星で生命が誕生する確率
fi:誕生した生命が知的生命に進化する確率
fc:知的生命が恒星間通信の技術をもつ確率
L:恒星間通信できる文明が通信を続ける期間



TOP
Astronomy Histry
HOME