嘘社会への詩


うそつき うそつき 君はうそつき
うそつき うそつき 僕もうそつき

うそをついてはいけないが
そういう世の中うそだらけ

仕事だ 仕事だ 営業だ
自分の売る品 酷くってても
客にうそつき 商品売るぞ

嘘ついてまでなぜに君は
仕事をするのか
だって 本当の事を言ったら
商品売れずに 会社は首さ
仕事がなければ生きられないし
だから いまはうそをついて生きよう

うそつき うそつき 君はうそつき
うそつき うそつき 僕もうそつき

うそは方便生きる知恵
つかなきゃならない世の中さ

素直だ 素直だ いいことだ
相手の言うこと 間違ってても
自分にうそつき 御機嫌取るぞ
嘘ついてまでなぜに君は
機嫌を取るのか

だって 本当の事を言ったら
みんなに嫌われ 孤独になるさ
人は一人では生きられないし
だから いまはうそをついて生きよう

うそつき うそつき 君はうそつき
うそつき うそつき 僕もうそつき


  • 嘘社会への詩〜第2章〜
  • メインメニューに戻る。