しあわせの村と淡路島

　俺と両親と姉夫婦でしあわせの村と淡路島に行って来ました。

　前日の９月２２日は台風７号・８号が近畿を通過し大荒れの天候でした。
当日の２３日はなんとか曇りでおさまってくれて出発することが出来ました。今回の旅行の目的は俺が呼吸器を使いだして初めての泊まりがけなので、練習をかねての旅行です。来年は日本海の方に蟹食いに行きたいのでその練習。

一泊するのにも俺一人でこれだけの荷物が必要です。 呼吸器（本体　加湿機　加湿の水　ジャバラ　マスク）　　　酸素ボンベ テーブル（使わなかった。高さの違う台は使えないので持っていったが） 足まくら　　頭まくら　　電動歯ブラシ　　デジタルカメラ 普通のカメラ　　乾電池単３　　頭痛薬（もしもの時の） 胃薬（持っていって良かった）　　　　吸引機　　うがい薬 ティッシュ　　尿器　　トランプ

家からしあわせの村までは４０分くらいでした。家を１１時少し前に出たので１２時前にはつきました。いろいろ文句の多い姉が何というか心配でしたが、広くて綺麗なところなので喜んでいました。ここで俺はほっとした。チェックインは３時からなので軽く食ってしあわせの村の敷地内を廻るバスに乗りました。バスはリフト付きバスで車椅子３台は乗れるようででした。運転手のおっちゃんがなれた動作で乗せてくれます。敷地内は広くテニスコート１５面やミニゴルフ、パットゴルフや乗馬等や俺達が泊まる本館以外にも数カ所宿泊施設があります。各施設の所にさしかかると案内のテープが流れます。温泉には何万人の利用があるとか、付け加えるように運転手のおっちゃんが料金の説明とかします。姉夫婦達はパットゴルフのある所で降りました。
一周、３０分くらいで元の場所に戻ってきました。まだ３時まで時間があるのでロビーでテレビを見たり（ワイドショーは若貴）外で写真を撮ったりして時間をつぶしました。胃がジワジワしてきて気持ち悪くなったので胃薬を飲みました。持ってきて良かった胃薬。
ようやく時間になったので７階の部屋に行きました。俺と両親は和室で姉夫婦は洋室です。思ったより両方いい部屋でした。テレビはただだし、風呂も付いてます。部屋につき何もすることがないのでここで姉夫婦と俺で夕食までトランプです。
夕食は２階のレストランで食べました。俺は家ではほとんど寝たまま食べています。俺はその方が沢山食べられるし誤嚥しにくいようです。ですからここでもストレッチャーに寝たまま食べました。
風呂はトイレとは別でなかなか良かった。トイレが一緒の所はとても入りにくい。３階に障害者用浴室があったようですが面倒なので部屋の風呂に入りました。浴室には意味がなさそうなところに手すりが付いていました(^_^;)

　次の日は朝から強い雨です。朝食も２階で食べ、部屋で少し休憩しチェックアウトしました。あんまり雨が強いのでこのまま帰ろうかという話にもなりましたが俺がなかなか返事しないので行くことになりました。また今度といってもいつのことだか分からないので行けるとき行きたいと思ってしまいます。
３０分くらいで明石海峡大橋の所まで行きました。俺はストレッチャーに寝たまま車に乗っているので橋は見えません。渡るとき海と橋の太い柱は見えました。海は雨でぼんやりと見える程度です。晴れたときに今度は座って渡りたいな。しかしちょっと料金が高い。
橋を渡ってサービスエリアに入りました。ここには観光バスが何台も止まってます。そこで絵はがきとキーホルダー、テレカを買い昼飯を座って食べました。食い過ぎたので気分が悪くなる前に胃薬を飲みました。水入らずの薬です。食い過ぎた後に水は飲めましぇん。晴れた日のここから見る夜景は綺麗だそうです。この時は雨で橋もほとんど見えません。昼食後ここから活断層のある北淡町に行きました。
阪神淡路大震災の活断層を保存してあるところです。
ここにも観光バスが来ています。震災前にはここら辺に観光バスが止まることはなかったことです。
雨が降っていましたが駐車場から施設まで濡れながら行きました。
入ると直ぐ左手にはひっくり返った等身大の車のたぶん模型が置いてありました。中には震災の写真や活断層の分布図等ありました。
活断層は長いか短いかの違いでないところはないくらい、いたる所にありました。
奥には活断層をそのまま保存してありました。数分おきに活断層の説明をしています。あの幅と高さを一瞬にしてずらしたパワーは凄いというしかありません。
活断層の部屋を出ると震災時の被害のビデオを上映していました。途中からでしたがそれを見てまた雨の中を車に向かいました。
家路に向かう頃になると雨は上がりはじめ家に付いたときは雨はやんでいました。

天候にはあまり恵まれなかったけど次回の旅行の練習は十分出来たし楽しかった。しかしかなり大変なので次回はいつになる事やら。

しあわせの村本館

１人当たりの価格です。障害者と介助者は半額
食事は別（定食や懐石）

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