club 305 the 24th Annual Meeting 下


ヒルクライム会場には午前の結果が張り出されていた。&は現在クラス5位。とはいえ同クラスのかなりイジった人たちがかなり午前中ミスコースでノータイムなのが気になる。まぁ最終的に10位以内なら万々歳だろう。

近くの人たちと雑談しながら緩めの時間を過ごす。晴れ間も見え、風が心地よい。

それにしてもエラン、格好いい。しかもかなりの好タイム。渋い白髪のナイスミドルな紳士が駆っています。こういう趣味をもった大人になりたいもんですね。

12:15PM 午後のドラミ。報道関係者が取材に来ているからライト付けてアピールしながら走ってくださいと(笑)。

12:30PM 第2ヒートスタート

Photo:イーストアングリア(主催者)様より頂きました。Photoshopにて多少脚色(笑)。

気合い入れまくり。平均時速4?キロ、端からみていたら笑っちゃうくらい遅い競技なんだろうけど、本人は至ってマジ、Aタイプユニットも全開。もう少しスピードの乗るコースだともっと気持ちいいのだろうけど、兎に角楽しんで走った。午前よりもちょっとはタイム上がったでしょう。

コース上の待機所ではあーでもないこーでもないと反省会?右から3番目がミドリガメコさん。

全車の出走を待たず、フリー走行参加者はパドック裏に移動。サーキット走行を待つ。もうミニばっかここにもウヨウヨ。後半のグループでの出走となった。

待機中もなかなか眠れる様なまとまった時間が作れない。オマケにフルバケで寝るのもなかなか応える。外で車にもたれてウトウトしていたら日焼けで顔が真っ赤になった。

Photo: 黄色いミニミニ大作戦様(K's M.O.C.)より。

サーキット上では、模擬レースの第2ヒート。相変わらず熱い。

2:30PM 簡単(本当に簡単!)なドラミの後、ようやくコースイン。ペースカー先導で1週した後はローリングスタート形式で時間内は自由走行。

最初の数周は楽しく走っていた。ストレートエンドの1コーナーのブレーキングが結構怖い。コース幅広いのでどのラインを走れば良いのか見失う。とはいえこんな広々とした所での全開走行は兎に角気持ちがいい。

しかしそのうちギヤがどんどん渋くなってくる。ギアが抜けない。回転数合わせてダブルクラッチ踏んでもギヤ鳴りしてしまう。最終的にはクラッチそのものの手応えが無くなり、事実上シフト不能に。途中で止まって牽引されるのは迷惑かけるから、ととりあえず3速ホールドで追い越し車に注意しながら走り続ける。

結局終了後ピットロードでストップ。そのまま走り出せずにマーシャルのお世話になる。

結局クラッチオイルが減っており、全開走行の熱と横Gでエアが咬んでしまったらしい。暫くするとクラッチを切ることが出来るようになり、何とか自走して駐車場に戻ってくる。K'sのK利さんにオイルの補充とエア抜きをしてもらい、とりあえず完治。本当にありがとうございます・・・。

結局このごたごたでヒルクライムの表彰式には参加出来ず。タイムも分からずじまい(後日、午前より1秒短縮、クラス9位だったことが判明)。微妙、な参加賞(笑)を貰って本日のイベントは終了。

戻った後、片づけ。K's M.O.C.のテントにはミニフリークがずっと付いて取材していた。ひょっとしたら次のミニフリークに載ってるかも?

最後は他の参加車が去った後の駐車場で、K's M.O.C.+&のミニを1列に並べて記念撮影。お疲れさまでした。

帰り道・・・温泉に入り羽を少し伸ばした後、山中湖の辺りを観光客の好奇の視線を浴びながら山道に入りひた走る。・・・ここでアクシデント発生。1台が軽い事故を起こし、警察呼んで、交通整理と車の修理等で2時間程の足止め。誰も怪我が無かっただけ幸いです。

途中横を通過した1台のイノチェンティミニ。直ぐに引き返してきて「大丈夫ですか?」「これだけ人数いるし、警察も来てるので大丈夫です、わざわざありがとう」「そうだね、よかった。それじゃ。」

アクセル噴かして路肩の砂利を掻き上げて動いた瞬間、ゴトッと音がして長い筒がそこに残されていた。

「マフラー!マフラー落ちたよ!」

あわてて持とうとする人に「熱いから持っちゃだめ!」

聞けば、その日のサーキットでも一度落としており、応急処置として針金で吊っていたそう。再び下に潜って針金で吊り直し、無事?去っていきましたとさ。不謹慎ですが、正直面白すぎました。

事故った車も何とか応急処置が完了し、牽引で帰る組とそのまま帰る組に分かれる。&はそのまま帰ることになったが、ここでまたしても道を間違え、遠回りの挙げ句相模湖に出る。そのまま何とか20号で八王子に抜け、K'sの方々と別れた後は中央道で高井戸まで。

結局家に着いたのは2時過ぎ。都合40時間寝ていない計算になる。さすがにやばい。次回はもっとペース配分考えることにしよう。

兎に角、305初体験はこうして幕を閉じた。何から何まで気を遣って頂いて、K'sの方々には大変感謝です。お陰で非常に楽しい時間を過ごすことができました。ミニという車とミニ乗り、ホントにイイ!バンザイ!

また、来年!


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