はじめてのユーザー車検・妄想編


まずは陸運局近くのテスター屋さん。2000円払って一通り見てくれる。ここで初のつまずき。ライトの配光がヘンらしく、お椀を外してみてみるとシールドビームのノーマルライトに普通のH4バルブがアクロバティックな針金技で固定されていた。何だよこのいい加減な処置はさ。タマ切れが無かったから2年間気付かないオイラもオイラだが。それにしてもコレで納車するミニ屋もどうかと・・・。どことはあえて言わないが。しかしここでやむをえずバルブを購入するが、1個2400円×2ってどうなのさ。定価も定価。今回一番大きな出費かも。

排ガスはガス絞りまくってみたら何とか綺麗にアイドリングする範囲内で規定値に収まった。

相変わらず床下から排気漏れは続いているが・・・。

ここで同行のもう一台に問題が発覚。ドライブシャフトのブーツが破れていたらしい。

しかし動じないK氏、陸運局の駐車場で応急処置を始める。ビニテで補修って・・・(笑)。やはりGウイルスというものは存在するのでしょうか。このK氏もかなり強力な保者なのだが・・・。

あの忌まわしい自動車税。滞納しまくりで納めたのはいいが、気を抜いて納税証明書を無くしてしまった。以前練馬の陸運局に問い合わせたら「大丈夫、すぐ発行できるから」と言われて安心していたのだが、持ち込んだのは何故かの県。何だか電話で確認して、後で練馬で貰ってきてこっちに持ってきます、なんて誓約書書かされた。何だかそのまま忘れそう

あとは色んなトコで印紙買ったり自賠責払ったり。よく分からん。一つの窓口で一括でやってくれると楽なのに、お役所っていつもこうだ。

いよいよ車検場へ。その前に職員が現れて外観やら同一性検査?やら。車体番号とエンジンのシリアル、OK。フロントガラスに残ってた清里のステッカー剥がせと。剥がした。自爆スイッチは何?と突っ込まれるかとも思ったが完全無視(笑)。どうやら今日の汚いツナギ姿のお陰で誰がどう見てもユーザー車検には見えないらしい。

気になる難関、車高。職員が屈んで下を覗こうとした瞬間「あーほら、ここのピラーに付けるミラーって車検通るんスかねぇ?」と全然関係ない質問で話を逸らすK氏の絶妙のアシストが炸裂(笑)。結局車高はうやむやなままにハンコ貰う♪

で、いよいよライン。指示に従って進む。直前にまたマフラーパテ塗り込んでおいたものの、やはりブスブスと排気漏れのまま進む進む。行け行けオイラのポンコツミニ♪

結局何故かブレーキ(何で「フートブレーキ」って言うんだろう)が合格せず、再度ラインに並んでみる。今度はすんなり合格。K氏のミニはやはりドラシャブーツのビニテ補修で落とされたので、ホームセンターへ。

しかし下回りの検査時も盛大な排気漏れ状態で挑んだのに(もちろん検査時はエンジン止めるけど、入ってくる時点で普通分かるよね・・・)お咎め無し。やはりツナギ姿が吉とみた。

K氏もホームセンターで買ってきたホースバンドで合格したらしい。恐るべし。

で、どや!

あっさり継続車検取得。今年は緑色なのね。ミニの場合真ん中はミラーの吸盤があるから横に貼ってみた。

難しい様で意外に簡単、とはいえ簡単だと思ってると意外に難儀したり。一人じゃこんなにすんなりと通せなかったでしょう。ツナギ着たいかにもクルマ屋なにーちゃんウヨウヨの世界に一人飛び込むユーザー車検、ちょっと勇気が必要かも。○ゲトシさん、ありがとうございました。

アジトに戻ったらすぐにマフラーとミラーと車高戻してガス濃くして、いつもの&号に戻って夜の関越をかっ飛んでいきましたとさ。めでたしめでたし。

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いや、あくまでフィクションですから・・・