日記 index

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5月21日(金)
▼10時前に帰る。神経が高ぶっている。眠れそうだったのに眠れない。
▼由利徹さんが本当に亡くなってしまった。「本当に」という修飾詞がつくのは、ついこないだ「死の国への入り口に立つ人たち」の映画に出ていたから。由利さんは今ごろ、一週間以内に、一生のうちでいちばん心に残る出来事を述べることになって、由利さんは輝かしい女性遍歴を得々として語る――って映画を見てないとわからんちゅうねん、このネタ。

5月22日(土)
「『若草物語』への旅」(井上一馬/晶文社)/「ライターになるための練習問題100」(編集の学校監修/雷鳥社)/わたくし的読書(太田垣晴子/メディアファクトリー)
▼池袋タワーレコードにてドラゴンアッシュ「I LOVE HIP HOP」買う……ううう、ほんとはこんな表記ではないのだ。「LOVE」の部分ははあとマークなんだが、表記できんのだ……。
▼夕方から銀座。しかし日が出ているのに「こんばんは」って挨拶も妙だ。

5月23日(日)
▼昼に目がさめたが、最近は睡眠時間が削られているので、そのまま眠ることにする。夢を見ないくらい深い眠りだったし。
 んで今日の夢。
 小学校低学年頃・家が大工さんで、比較的広くて、おもちゃと漫画がいっぱいおいてあるクラスメートの部屋にいる。
 女子ふたりの姉妹が僕を尋ねてくる。「○○さん(←不明)が亡くなった」と言ってくる。
ブランキージェットシティ「LIVE!!!」買う。というより、タワーレコードのポイントカードの有効期限が今月末までなので、ここらで使っておこうと思ったわけで、差し引き額払ったのみ。

5月24日(月)
▼空は晴れているのに、天気予報が雨だと言っている。珍しく傘を持って出かける。昼に降りだす。夜にはやむ……そりゃそうだろ。午後11時じゃな。
▼「日本の若者の弱点」(中里至正・松井洋/毎日新聞社)
 これまでに何度も書いたことなんだけど。
 ある統計の一部分の結果のみで、世の中の森羅万象を分析したような気になっている姿勢に違和感を覚える。
 極端なことを言えば「渋谷にたむろしている女子高生が荒れている。よって日本全体の女子高生が荒れている」に似たような物言いであふれている。
 さて、この本は、「日本の若者のどこどこが悪い」と、木を見て森を見ない中途半端な分析ではなく、先進国アメリカの若者とどこがちがうのか、イスラムの共産圏とどこが似ているのか、中国や韓国の若者とはどう比較すべきか、各項目にアンケートを取って、さらに10年前と現在とのアンケート結果を比較している。
 注目すべきところは、「酒を飲む、ポルノに触れる、実際の行為を行うなど、悪徳と思われる行為を、社会が容認しているか、そして若者の道徳感からして「悪い行為」であると自覚しているかどうか」という観点。
▼と、そうやってより正確さを求めてみても、救われるような結果が出てこないのが悲しいところで……。
 特に性風俗や性行為などに対する寛容性はだんとつで、青少年保護育成条例なんかどこ吹く風ってところ。テレビに雑誌にビデオに店舗に、日本は世界でもめずらしい、ありとあらゆる百花繚乱の万華鏡をあちこちに解放している変な国らしい。
 最後の章は、筆者の観点からして、若者の荒廃は「親子関係」にあるとしていろいろな観点を示唆している。これもまた従来の短絡的な視点を翻して論を進めている。
「『父親不在』などと言って父親を悪者にしているが、本当は母親の方が、子どもが幼いときから、自立心を奪うようなことをやらかして、よっぽど害になってないか」などなど。

5月25日(火)
▼せっかく給料が入ったのに、部長どもに呼び出され、終電まで飲み。
▼東京大学が近い本郷と、東京ドームが近い水道橋って、まるっきり雰囲気がちがうように、雑誌では紹介されていますが、実はこのふたつ、丸の内線で駅が隣同士なんですよね。そこからさらにお茶の水ともつながっているという……。ひっそりした水道橋から本郷にぬけて一人歩いて、そのことを再確認。
▼「恋写リセ7小池栄子写真集」(株式会社テイアイエス)買う。
 胸だけ写して楽しいか野村誠一。楽しいんだろうけど。

5月26日(水)
▼「W」と「W」、「r」と「r」、こうやって一文字のみで比べればちがいは一目でわかるのに、単語の一部として見ると全然わからんぞー。うがー。……今日はそのせいで進行が遅れた。

5月27日(木)
▼普通ならめったに買うことはないんだけど、ホットドッグプレス1999年6月10日号を買う。創刊20周年ということで、「HDPの歴史は若者文化の歴史」とばかりにここ20年ほどの若者風俗史が載っている。しかし、ほんとに流行ったのかなあ、と思えるものもなきにしもあらず。この手の「文化」というものさしは、マスコミが勝手に煽り立てて、一般人にはさっぱり根づいていないものも含まれているというのが、ここ20年の文化だったと思うよ。名づければ、まさにバブル。
▼北方謙三の「試みの地平線」は創刊号から続いてるとは知らなかった。

5月28日(金)
▼やっと金曜。元気なんだかそうじゃないのかよくわからん。でも身体壊してないだけいいのかな。なんだか私の周囲で風邪ひきさんが多いし。結局11時上がり。何もできん。

5月29日(土)
「学校で教えない職人の仕事」((株)エディト編/竹村出版)/「食の名文家たち」(重盛敦之/文芸春秋)/「河合隼雄全対話10 心の科学と宗教」(第三文明社)/「私という小説の作り方」(大江健三郎/新潮社)/「若者語を科学する」(米川明彦/明治書院)/「老人力」(赤瀬川原平/筑摩書房)
▼池袋にて、ジュンク堂とまわる。辞書一冊買おうとしたら、あまりに行列にうんざりして後日来ることにする。その後銀座へ。
▼みんな私の飲みの量に仰天している。「大丈夫?」「平気平気」実際、店を出て電車に乗ってもまったくいつもと変わらなかったのだが……。

5月30日(日)
▼昨日は帰ってメールチェックをして就寝するまで、それほど身体に異変がなかったのだが、やっぱり朝から「純」一本まるまる空けたってのが効いてきた。9時ごろ、気持ちいいのか悪いのか変な感触。寝たいのに眠れない。そしてやっと眠れることになったのが日中。一日寝て過ごす。ここんとこ、睡眠時間少なかったし……。

5月31日(月)
▼東武東上線の電車が池袋に着く。朝の陽光を受けて、地下へ降りる。丸の内線改札前の自動切符売場で、「そうだ、回数券を買わなくちゃ」と思い立って、千円札二枚を入れて、1600円のランプが点灯したボタンを押す。 「そういえば、一昨日買ってなかったっけ」と財布の中を探ると、回数券が9枚。時既に遅し、で自動販売機の出力口から、回数券が一枚、二枚、三枚と……。でもまあ定期券じゃないだけいいか。  これで私も老人力((c)赤瀬川原平)がついてきたのか……ってただ疲れているだけだと思いたい。

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