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9月1日(金)
 9月の始まりからへこむ出来事。

8月2日(水)
▼記録的な猛暑である日に、プライベートで家と外を行ったり来たり。
▼10時に起きてそのまま秋葉原へ。ラオックスデジタル館でSOTEC e-note645Sとキーボードカバー買う。家に帰ってセットアップ……って時代に取り残された人間みたいな発言しますけど、……WIN98のID入れるだけで終わり。……な〜んかめんどくさい設定を一時間近くやらされることが当たり前になっていた人間としては隔世の感がありますな。(もっとも、この手の面倒くささがユーザー側からクレームとして挙がっていたんでしょうが)
 「JUSTSYSTEM HOME」なんていうアプリが付いているので、一太郎の簡易版でも入っているのかと思いきや、ATOK12とネット接続のウィザードのみ。つまりほとんどアプリがプレインストールされていないものでした。これで「初心者に最適」と宣伝するのはどうかなあ。まったくパソコンやったことない人が使うならワードかエクセル使いたいだろうに。IEとOUTLOOKは入っていたが。
……なんつうか、プリインストールが当たり前の人間にとっては、わざわざアンインストールしなくてもいいってのがありがたいが。(だからパソコンを使い慣れた人用じゃないかね。アプリの少ない機種は。その分安いのがいいんだが)……オヤジくさい比喩をあえて言うなら、「あなた好みに染まります」と正座している生娘(「きむすめ」って入れても変換するのねモバギ)みたいな。大きさの見た目より軽い。
▼夕方から外出。シネリーブル池袋で「『紅の銃』よ永遠に」を観る。感想はこちら
 上映後10分ほどして舞台挨拶。主役の黒部さん(下の名前忘れた)と中丸シオンさんと、監督の及川善弘さん。司会は日活芸術学院の講師の女性。おもしろかったのが、黒部さんは映画の中では、 映画に情熱を燃やす熱血青年、という役どころだったのに、「主役に選ばれた時にどう思いました」と訊かれて「そうですか、と思いました」と答える飄々とした人だし、中丸さんは映画では物憂げな女優志望のクラスメイト、という約どころなのに、実際にみんなの前に出たらどピンクのドレスで、シャッターを押しまくるむくつけき四方八方の男子にいちいち笑顔をふりまいていた。頭のてっぺんからつま先まで(つま先見えないけど)アイドルな方でした。
 質疑応答の後は撮影と花束贈呈。ここで私の隣に座っていた中丸さんのお父さん(俳優らしいけど存じ上げない)とお母さんと妹さんが立ち上がって花束を手に舞台へ。
 劇場の出入り口で、おそろいのコスチュームでアンケートを取っている女性数人。無視して過ぎ去ろうとしたがあまりに数が多い。「ぴあですが、今観てきた映画の採点にご協力ください」さいでっか。しかしまさかこの企画に自分が参加するとは思わなかったなあ。「映画をランク付けするのは嫌い」と普段から言ってた割に厳しく採点してしまった。
 その後に銀座へ。

9月3日(日)
▼昼のどまんなかで緊急呼び出し。終わってから新ノートもいじらずに寝た。昨日の暑さは風でまぎれているようだけど。制服の人がみんなスカートをおさえていた。

9月4日(月)
ストリートスライダーズ解散って、音楽関係の掲示板を覗いてもあまり言及されていませんね。ブランキーなんてあんなに波乱を巻き起こしたのに。
 ひょっとすると、「いつ解散してもおかしくない」「よく17年も持ちこたえた」とファンはすでに納得ずみなのか。
 96年以来アルバムが出てないんだから、せめてもう1枚作ってから解散してほしかったんだけどね。それにしても好きなバンドばかり解散するなあ。20世紀最後の年だから、みんなしめくくりムードなのか。

9月5日(火)
▼午前からの雨は止まず、仕方なしに出ていく。
▼初めに行った総合病院は、整形外科は月木金の午後のみの診察だとのこと。その次に行った整形外科専門の医院で一時間待たされて診察。「レントゲン撮りましょう」レントゲン室で横になるよう指示される。現場で2、3人の技師がノートPCを前にして話し込んでいる。撮影を数十秒ぐらい待たされたので、思わず「何か不具合があれば見ましょうか」と口走ってしまった。嗚呼職業病。でもその間にDELLのノートPCを使っているな、とかソフトはコダックだな、とかいちいちチェックしてしまった。撮影担当の技師によると、医療機器はマックOSが多いのだが、最近はコダックのようにWindows用のソフトも増えているとのこと。
 診断結果は、背骨に埋まっているトゲトゲの骨が、曲がるごとにぶつかりあって関節炎を起こしているとのこと。サラシを巻いて湿布をされて、処方箋をいただく。
▼池袋レコファンでSION「DISCHARGE」買う。

9月6日(水)
SION「DISCHARGE」
1ページ目に全ミュージシャン名が記述してあって、「カサブタ」「猿」「エレファントソング」のドラムが、

茂木欣一(drums)
……(electric-bass)
……


「月と空缶」のベースが、

……(drums)
柏原譲(electric-bass)
……


とあると、なんとなく嬉しくなってしまう似非フィッシュマンズファン。偶然なんでしょうけど。

9月7日(木)
忌野清志郎&仲井戸麗市「GLAD ALL OVER」
94年の日比谷野外音楽堂での録音。三枚組。
一枚目は二人を中心にしたアンプラグド。(この時代は海外でアンプラグドライブ音源が大流行りだった)二、三枚目は普通のライブ。
 この頃から世間はRCを「ノスタルジー」の対象として捉え始めたのだろうと思う。「よぉーこそ」で紹介されるのが小林和生や新井田耕造やG2でなくて早川岳晴やKYONや港雅史であることに、「5人としての最盛期のRC」はもう集合しないことを納得してしまったかのように。

9月8日(金)
▼9時前に会社を出て銀座へ。
▼世の中にはいろんなストレス解消法があるんだろうが、「雑誌を買い込む」というのがストレス解消法になっている、という人がどれだけいるのか知りたい。いないことないだろうなあ。この泥縄式の情報社会に埋もれてしまえば。
 ……賛同されるかわからないけど4冊雑誌を買った。千円超えた。初めて「週刊誌になった宝島」と「週刊 誌になったポパイ」を買った。

9月9月(土)
▼午前から文筆活動。e-noteを初めて外部に、つまりは図書館に持っていった電源が供給できるんだからACアダプタを持っていけばよかった。100%の電池はほぼ2時間でなくなるようだ。
▼エビスビールの中瓶と焼き肉ランチで昼を過ごしてから寝る。夜に起きて銀座へ。

9月10日(日)
▼午後に起きて1時間半仕事して、反対方向の神保町へ行く。この近辺は会社が位置していたところで、離れてほんの四ヶ月の間に、コンビニができたりつぶれていたり、またはビル全体が改装工事をしていたりする。そのビルは7月14日までインド料理屋があった、ということが張り紙でわかる。「いつの日か、この場所にこの料理屋があったことを思い出してください(大意)」とある。日差しの下でしんみりした。
▼スリットスカート、というとチャイナドレスの腰の部分から、ちょうど下着が見えない部分のきわどいところでカットされているようなイメージがあったけど、最近は真ん中だったり後ろだったりバラエティ豊か。あれを買う基準は、「いかにして風が入る位置にあるか」ってことのような……って最近は視点がオヤジ化しているな。

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