医師会などと言うのは,開業医の商工会だと言う事は、他のところでも触れました。しかし、なにを勘違いしているんだか、いまだに、医師会は日本国民の健康的な生活の為に日夜努力しているなどと信じてている間抜けなタヌキじじぃどもが存在しています。日本医師会は、国民の健康的な生活どころか、その、会員である開業医の生活さえも守れないくせに、何を言っているんだか。

 

 大体、医師会の会費は高すぎる。医院を開設する時に予算には,必ず組み込んでおかないと大変な事になります。なんせ、170~500万円くらい取られるんだから。へたすりゃ2~3か月分の運転資金は出てしまう。そのうえ,毎月の会費も数万円。さらに、わけのわからないなんとやらの組合費だの、医師会直営の政治団体「医師連盟」の会費だの、それも,数万円単位で取られていく。まったく、がめつい集団だ。さらに,ぼぉっとしていると,保険医協会だとか言う医師会のコバンザメどもが、呼んでもないのに群がってきて、金を取ろうとする。まるで、キャッチセールスかインチキ訪問販売のようです。それも、開業して間もない、まだばたばたしている時期ですから,どういう団体かよく分からずに、医師会の関係だろうとか思って、お金を振り込む人が後をたたないのです。*どんなコバンザメが生息しているか知りたければ、地域の、最近出来た大きくてきれいな医師会のビルに行って、よく、生態観察してみると良いでしょう。

 

ちなみに「医師連盟」は任意団体の筈なのに、医師会入会の時にろくな説明もなく,まるで、医師会関係の入会費と同じような扱いで集金されます。(医師会費も地区の医師会費、市の医師会費、県の医師会費などといくつにも分かれていて,どれがどれだか分からないように巧妙に仕組まれている)と,言うわけで医師会員のほとんどが「医師連盟」の会員です。中には,自分が「医師連盟」に入会金を払ったと気がついていない人もいるくらいです。「私の政治的信条から,医師連盟には入りません!」と,きっぱり言わない限り「医師連盟」に入らされてしまうのです。(医師連盟が違法では無いと判決を下した裁判官さんよぉ、そういう実情知らなかったダロ!)

 

そんなにお金を取っておきながら(しかも,開業時は、資金が足りなくて苦労するのを知っている癖に),今回の保険改正も,まったく阻止できなかった!この役立たずのタヌキじじぃどもめ!前回の保険改正の時にも、これは改悪だ!とか、騒ぐだけ騒いで、(ホームページを黒地に変えて「医師会は保険制度改悪に講義する為、ホームページを黒く塗りつぶしました」だとかこいてやがった。)何の成果も得られず。少々の技術料の値上げ(数十円単位)があっただけです。そして、その仕返しに,今回は、技術料の値下げ、ばっちりきましたねぇ。かわいそうな事に,年寄りの多い整形外科が狙い打ち。あんな事しちゃぁ、整形外科も、薄利多売に走って、やっつけ仕事でチョチョチョイのチョイだぁ!ただでさえレベルの低い日本の開業医療に、輪をかけてレベルを下げる可能性さえある。挙句の果てには、「医師の裁量権を確保する為に、処方の日数制限を無くした。」などと,声高らかにうったえていたが,あれって,再診が減るってことジャン。まんまと政治家どもの策略に乗せられただけじゃないの?ばかだねぇ。ま、どうでもいいことだけど。最終的には、保険点数がどうであっても、必要なものは必要で,必要でないものは必要でない。それだけのもんですからね。

 

そんな事より,保険診療の足りないところを自由診療で補える様にしたり、院内処方と院外処方を一緒に出せるようにした方が、皆の為になるはずなんだがな。(悪党は誰だ!で示したとおり)まったく,タヌキじじぃどもは何を考えているか分からん!なにが自分たちの為になるかも,よく分かってないらしい。株式会社の参入は阻止した!なんていうのも馬鹿な話。うまくコントロールすれば,豊潤な資金をバックに、損得を気にせず診療できるようになる可能性もあるんだから。そうすれば、やたらに、必要の無い薬を出したり検査をしたりしなくてすむ。ひいては、医療費の削減もできると言う事。しかも、開業することが、ビジネスとして格段に価値をもってくるではないか!古だぬきどもが日本の医療の質を下げているのは明らかだ!!その古だぬきの巣が,医師会って事です。

 

ま,いかにタヌキじじぃどもの頭が悪いかと言う見本でありますが,その,頭の悪いタヌキじじぃどもが、保健所などと結びつくと,これがまた,ろくな事をしない。いわゆる、休日診療所であるとか母親学級であるとか産褥検診であるとか予防接種であるとかです。いい事じゃないか。市民の為になってるじゃないか!などと思う人は、行政と医師会によるパフォーマンスにまんまと騙されています。

 

大体,いまさら休日診療所じゃあるまいに。たしかに、病院の少ない田舎ならそういったことも必要でしょう。しかし、都会において、日曜もやっている病院が有り、近くの総合病院や大学病院は24時間体制で一次救急を受け付けているにもかかわらず、専門外の医者まで頭数合わせるために強制的に呼び出して、とりあえず診察室に座らせて、ほら、ちゃんと休日診療所やって市民のためになってるでしょぅ!などとパフォーマンスしたって、意味ねぇよ。ろくな検査は出来ない、ろくな薬は無い、ろくな処置は出来ない。一体何のための診療所なんでしょう?こんな施設で診て、一日分薬出してすむような病気なら、家で寝てた方が治る率は高いのです。この施設で診られないような重症なら、初めから総合病院に行ったほうがいいですし。結局、この休日診療所をやっている意味は、医師会と保健所の、市民に対するパフォーマンスと言う事でしかありません。最近建てた立派な休日診療所だって中身は同じようなものです。文句あるなら、スタッフ集めて帝王切開のひとつもやらせてみろって‐の!ま、役所のやることなんてどこも同じです。よく見るでしょう「暴走行為はやめましょう。」とか書いてあるポスター。どこの暴走族が、このポスター見て暴走やめるって言うんだよ!これでも、警察は暴走族抑制のために努力しています。なんて言って、予算計上してるんです。ああ、バカらしい。

 

皆さんも、こういうバカな事には付き合わないで、日曜日に、どうしてもひどい症状にみまわれたら、きちんと一次救急の総合病院に行ってください。それでも怪しいけれど、医師会の休日診療所よりはまだまし。いざとなったら入院できるし。っていうか、そんなに緊急なら、入院した方が良いというもの。明日まで待てないような症状なら、ちょっと診て、一日分薬もらってすむものでもないでしょうに。*そのうち、何故怪しいかと言う事も書いてしまおうと思っている。ふっふっふ。

 

だいたい、薬のんだら病気が治るなんて考える事が大きな間違え。そりゃ、細菌感染に対する抗生剤の効果は目覚しい物がありますが、それ以外の薬は、条件によって効く事もある程度と考えた方が良いでしょう。カナダで大規模調査を行ったら、薬剤の副作用による死亡が死亡率の第四位を占めていたというんで、欧米ではちょっと騒ぎになっていたなんて、殆どの人は知らないでしょう。だって、狂牛病も非加熱血液製剤もフィブリノゲンも乾燥硬膜もみ〜んな隠しとおした厚生省が、そんなとんでもない事、国民に知らせるわけがあるまいに。皆、英語がわからないのをいい事に、騙し続けているのですよ。今までも、今も、これからもず〜っと、ず〜っと。だから、日本の英語の教育は、何年やっても本の一冊も読めないような教育なんです。それが、言語による鎖国なのです。大切な事は、日本語に訳さなければいいだけなんだから国民を欺くのは簡単な事。私が習っていたオーストラリア人の英語教師は、あきれてました。彼が、アシスタントとして日本人スタッフを雇おうと思ったら、英語が何も分からない。給料の話をしても数字さえ聞き取れないので、紙に書いたらやっとわかったという人がいたそうです。それが、中学校の英語の教師をしていたと言うんだから大笑い。英語の教師でさえそんなものですから、習っているほうは推して知るべしです。そうか、最近の先生は、駅前留学してるのね。なら、ちょっとはましか。でも、いまさら、I wish I were a bird.じゃねぇだろ!

 

あ、閑話休題。

 

保健所の検診と言うやつもろくでもない。あんなもの、受けちゃいけません。あれは、医師会の会員に、強制的に持ち回りでやらせています。開業の医者は、診療時間を削って、昼休みにやってきて診療する訳です。昼休みの間の1時間なり1時間半なりに何十人もやってくるから、そりゃぁやっつけ仕事ですよ。しかも、自分の病院の患者さんじゃないしね。正直言って…。私も、産褥検診ってやらされましたけど、ろくなもんじゃない。なにせ、内診台が無い。「お産のときに縫った傷が痛い気がするんですけど。」「はぁ、でも、ここでは診察できませんから、近くの産婦人科に相談してください。」おわり!そんな産褥検診、意味ねーよ!!ようするに「暴走行為は社会の迷惑です、すぐにやめましょう」って言うポスターや、夏なのに立てっぱなしの「凍結時スリップ注意」の看板と大して変わりないのです。役立たず。頭に来たので、仕切っていた看護婦に言いました。「こんなの意味無いでしょう。わざわざ、1時間も診療時間削って、昼飯の時間も無くやってくる意味は無いと思います。」看護婦曰く「いやぁ、これも決まった事ですから。」「どこの役人が考えたんですか、こういうくだらないパフォーマンスを!」「医師会で決まったんですよ。」いやいや、そうじゃない。決めたのは、役人と医師会のタヌキじじぃどもだ!!

 

検診が役立たずと言うのなら、その後でやっている保健婦の指導は大切かと言うと、それもまったく意味は無い。保健婦の指導を受けるくらいなら、ひよこクラブの特集記事を見たほうがまし。なんせ、マニュアル通りでないと許さないから、マニュアルからちょっとはずれると、「これはおかしい!おかぁさん!こんな事やってるんですか!」などと指導してくれる。で、産婦人科に半べそかいて駆け込んでくる人が多いのです。と、書くと、「私は保健婦をやっていますが、一人一人のニーズに対応してきめ細やかに対応しており、皆様からも厚い信頼を受けています。全ての保健婦がこのような態度を取っているように書かれるのは心外です。」なんてメールが来そうなので、これを読んでいる保健婦さん、貴女は違います。でも、どこの産婦人科に勤めても、保健所における指導に問題があると言う事は、必ず出てくる話題なのです。それに、まぁまぁと割って入ってくるのは、現場とは程遠いタヌキども。もっとも、どこの世界でもそうなんでしょうが。

 

役立たずは、その他にも保健所でやる予防接種、バス検診、保健所の母親学級など、たくさんあります。いずれにせよ、市民の税金を使っている割にはやっつけ仕事。こういう事こそ、民営化が必要です。だいたい、山奥に住んでいる訳ではないのに、ちょっとした労を惜しんで、こんな低レベルの医療で満足していると言うのはどう言う事でしょう。悪いけれど、行政で供給してくれるのはいつも必要最小限のレベルです。これは、神戸の震災の時にだって、普賢岳の噴火のときにだって、皆見て知っているでしょうに。せっかく、少しの労とお金を惜しまなければもっとましな医療を受けられる環境にあるのに、どうして、最低レベルの行政サービスでお茶を濁そうとするのでしょうか?アブトロニック(9800円)買って、健康を守ろうとする前に、もっと、大切な事ありませんか?*医師会は官民で分けたら、官に近いでしょう。要するに厚生族議員との密接なつながりでやってるわけですから。

 

医師会や保健所が貴女の健康を守ろうとしているなどとはよもや考えてはいけません。彼等がやりたい事は、世間体を良くすることであって、口で言うほど市民の事なんて考えちゃいないんです。もう一回、よく考えてください。神戸の震災のとき、普賢岳の噴火のとき、東海村の放射能漏れ事故のとき、行政(少なくとも日本の)の対応とはこんなにお粗末な物だと思い知らされたではないですか。 あれだけの大災害で、あの調子です。平和な日常など、奴らにとっては知ったこっちゃないのは、当然の事でしょう。

 

などと、「お上」のやることを批判すると、どこぞのNGOのように仲間はずれにされる可能性がある。いやぁ、ほんと、「お上」はご立派でございます。でも、何を勘違いしているのかは知らないが、民主主義社会において、「お上」は国民だぞ!「お上」が政府のことを指しているなんて、勘違いもいい所だ。政府は、国民が選んだ公僕により成り立っているのである。言ってみれば「お下だ」最近、垂れ流し(税金の)が多いから、アテントでもあてておくといいかもしれない。

 

追伸:ところで、誰が、この時期に430億も出して新しい首相官邸を作っていいだなんて決めたんだ?

 

おお!ついにCap.TAKAも国会の証人喚問に呼ばれるかもしれない。などと期待しつつHOMEへ。