Bフレッツへの移行 (VDSL)
その後・・・2
久しぶりの更新です。そして最後になると思います。

 ADSLからBフレッツマンションへと期待を膨らませて乗り換えたのですが、何故かトラブル続き。
前回は速度低下とリンクダウンについて書きましたが、現状はと言うと何ら変化なし。
経過としては、相変わらず独占使用の環境が続いていますので、この間に集合装置一式の交換をしています。また集合装置と部屋までの間の配線の問題も払拭出来ない事から、ISDNで使用していた線との入れ替えも行いました。そしてVDSL終端装置やルーターもふくめ、すべて交換。
要するに全てを交換した訳で、新規に近い状況になったわけです。
それでも全く変化なし。リンク切れも相変わらず時々起こります。

ADSL終端装置は見えない所に設置してあるため、リンクダウン時の状況はいまいち不明です。ルーターは見えるところにあり、状況はランプで直ぐに確認できます。
リンクダウン時は2セッション張ってあるリンクがいずれもダウン。即ちPPPランプが消えてしまう訳です。
通信は勿論のこと、IP電話も通話中に切れてしまいますから、ADSL時と環境は変わっていないと言っても良い程です。

 さて、NTTのフレッツと加入プロバイダの2セッションを張っていることから、リンクダウンはプロバイダ側の問題ではなくNTTとの問題だと推測されます。
しかし何度調べても何も問題は発見されません。ほとんど諦め状態です。

 今回書く事になった切っ掛けは、近日中にNTTが新たに調査に来ることになったことです。残る原因として考えられるのはマンションとNTT局舎間の光経路だけだと思うのですが。

 と言うことで、Bフレッツは何だか良くない印象です。皆さんの所ではどうなのでしょうか。

 話は変わりますが、最近では「光電話」の導入が進んでいます。一般電話からの完全乗り換えで、マンションタイプをご利用、または予定の方に一言。
携帯電話が普及していますから特別問題は無いのかも知れませんが、停電時にはご注意ください。

 ニュース等でご存じの通り、私の住む新潟は大停電に見舞われました。そして実際に私の所では9時間以上の停電となりました。
マンションタイプの場合は集合装置がマンション内の電源から取っているため、マンションが停電になると一切の通信が行えません。
もちろん停電になれば部屋のVDSLやルーターも電源が落ちるので当たり前ですが、UPS(Uninterruptible Power Supply 停電時でも電気を供給する装置)等を使って電気を確保していても、マンションが停電ではお手上げです。IP電話も同様です。

 停電時は通常時ではありませんから、意外と電話を使う機会が増えます。通信手段の確保だけは考慮しておきましょう。
携帯電話も非常時には輻輳して繋がりにくくなります。一般電話の通信手段確保も大切だと思います。
私の所はISDNで確保していたので助かりました。

 最後に、最近気になった私の所での現象で、IP電話からのIP電話着信の通話終了後、しばらくして他へ電話をかけようとしたら無音のまま。調べたらルーターが通話中のままになっている。
プロバイダのリンクを設定から切ろうとしても「通話中」のため拒絶される。仕方なくルーターの電源を切って復旧させました。
これって、一般電話へかけていた場合は終話扱いになるのだろうか。IP電話経由で一般電話へかけていた場合、通話のままだったら課金され続けていたのでは?

 何だか色々と変な現象が起こっていると共に、不安定なサービスのような気がしてなりません。

 

 とりあえず、このシリーズは最後になります。まず無理だとは思いますが、現在抱えているトラブルの原因解決がされましたら、その時は結果をご報告したいと思います。
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