第28話(03.03.31)
エッセイ27で当たりテレキャスターの紹介をしましたが、その際にTwo Rockのアンプを
使用してみました。正直、噂は聞いたことがあるのですが、実物は初めてでしたし、試演
してみてさらにぶっ飛んだ次第です。
その直後にBBSでうまりんさんに書き込みをいただき、うまりんさんもなんとTwo Rockユーザー
ということでしたので、是非WEBで紹介させていただきたいということで、ご無理をさせて
しまいましたが、快く写真、インプレッションをいただきましたので紹介いたします。
まずは、送られてきた写真です。
ブラウントーレックスでしょうか。雰囲気最高ですね。
スピーカーボックスはオーダーされたようです。開放と密閉が選択できるような仕組みの
ようです。スピーカーはセレッションのブルーバックです。かっこいいっすね!
最近私もスピーカーボックスを作成してみようと思っておりまして、注意してみるようにして
おります。やはりFENDERにしてもそうですが、スピーカー本体を取り付けている、振動板
がある程度大きくなくてはだめなのかな?と思っています。
ブギー、kochは12インチの大きさぎりぎりですが、FENDERは12インチに対して横幅が
余裕がありますすしね、、このボックスもずいぶん余裕がある物です。
それでは、ご本人インプレッションに移りたいと思います。(グリーンの字体がご本人談です)
このアンプを手に入れようと思ったのは、ロベンフォードの様な
サウンドに憧れて色々探していたところTwo-Rockがダンブルに近い音
が出るというのを知ったからです。そうこうしてるうちに中古で
このアンプを見つけ、その時使用していたアンプ3台を売ってなんとか
資金をかき集め購入した次第です。
なるほど、やはりロベンフォードのダンブルのイメージですよね。
私も真っ先に思い浮かべましたから、、これを書きながら、ロベン様のSUPER NATURALを聞いて
います(爆)でも、このアンプって売っているのを見たことないなあ、、数もそれほど出ていないでしょうし
サウンドですが、とても骨太で私はストラトで弾いて
いますが、リアピックアップでも線が細くならず、低音はワイルドに
少し暴れる感じで(潰れるわけではないです)高音は倍音が豊富
に含まれていて綺麗です。また、ピッキングの強弱、ギターのボリュームで
歪み加減が自由に変えられるあたりも、これぞ真空管アンプの醍醐味って感じで良い
ですね。
ストラトで弾いておられるようです。ロベンフォードモデルとか入れると、もろにあの音が出てきそうですね。
Two Rockのホームページで音のサンプルをダウンロードして聞いてみましたが、実にいい音が出ています。
私も、試演してみて、ほんとにギターの弾き方で音が変わってくれて、音圧、腰、、、どれをとっても一級品
のアンプだな。と感じました。
でもキャラクターはやはりダンブルのキャラクターを持っており、FENDERのキャンキャンした感じとは異なって
いました。(これはもう本当に贅沢な好みの問題ですからねぇ)
本当は、もっとボリュームを上げて鳴らしたいのですが
自宅ではそうもいかず、THDのHotPlate
というアッテネーターを使ってマスターを上げて弾いています。
やはり家で弾くにはアッテネーター入れておられるようですね。小さくてそこそこ音量もあって、小音量
の時もいい音で、、、という真空管アンプがベストなのでしょうね。、、、、、結構難しいですよね。
スピーカーキャビネットは、オーダーメイドで作って頂いた物で
、ダンブルキャビのレプリカという感じにしてもらいました。
また、リアの開口部は閉じて密閉と後面開放のどちらにも出来る様になっています。
スピーカーはセレッションのアルニコブルーです。
このアンプは骨太ブルースやロックをやるには最適なアンプだと思っております。
アルニコブルーは中音がふくよかでJENSENよりは甘めの音でしょうか。
Vintage30も中音よりの音でこれも結構好きですが、アルニコブルーの方が
倍音が綺麗に出ると思います。
私もキャビによる音の違いを私も楽しんでみたいものです。
やはり、現代のスピーカではセレッションブルーバックが良さそうですね。ルックスもかっこいいしなぁ
耐圧は15Wのようですね。
今年はスピーカーボックスも2台くらい作成する予定です。
今までうまりんさんが使用してきたアンプは?
今まで使ってきたアンプですが、最初はFenderのStudio15とかいう
初心者向けの物で、次がMarshall JTM-30、Marshall JCM-800、
PEAVEY 5150、Marshall 76年製 1987、TopHat VibraTrem20、
Dr.Z Carmenghia、Fender SuperChamp、THD Univalveです。
私
うまりんさん、インプレッションどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
03.05.18
その後、うまりんさんからBBSに連絡があり、何とTWO ROCKを手放してしまったとのこと、、、もったいない、、
私に一声かけてくれれば、、(お金無いけどWww)
それで、現在はBUDDAに変更したそうです。
うまりんさんのインプレが届きましたので、紹介します。(うまりんさん、紹介が遅れて申し訳ないです)
購入のいきさつとしましては、ほとんど衝動買いに近く、中古で安く売りに出ていたので
思わず購入してしまったのですが、これが結構良くてお気に入りになってしまいました。
ツマミはBASS・TREBLE・VOLUMEの3つ、インプットがノーマルとハイゲインの2つ、と
とてもシンプルですが、私はこれで十分だと思っています。
なにせごちゃごちゃとツマミがないのでセッティングが簡単な所が良いです。
また、BASSはあまり上げると、EL-84の癖かもしれませんが、低音が潰れ
る為、私はほぼゼロあたりで固定しているので実質ツマミは2つですね。
サウンドは月並みな言い方をすれば、FENDER・MARSHALL・VOXを混ぜた様な、という表現
になりますでしょうか。
インプットをノーマルに繋ぎ、ストラトで弾くとフェンダーの様なキラキラしたクリーン
トーンになり、ストラトだとボリューム3時ぐらいから歪み始めます。
ハムバッカーだと12時ぐらいからクランチになりますね。
ハイゲインの方へ繋ぐと、ストラトで12時ぐらいから歪み始めシングルコイルの場合は
マッチレスの様な雰囲気の音です。
ハムバッカーを繋いだ場合は、なぜかマーシャルっぽい音に感じ、9時ぐらいからクランチ
になりフルテンだとハードロックまでいけそうなぐらい歪んでくれます。
(もちろん、あくまで私の感じたところですので、人によっては全然違った感じ方をされる
と思います。)
私も数回BUDDAは見たことがあるのですが、試演までは至っていませんでした。今度は試演してみたいと思います。
それにしても、つまみの数は少なくて、シンプルなアンプですよね。
シンプルなアンプの方が、音決めがしやすくて良さそうです。
そしてまたまた、うまりんさんから貴重なお薦め品を紹介してもらいました。
BABY BLUEというオーバードライブです。ご本人のインプレを紹介します。
私の好きなロベンフォードの様なトーンは、BJFのBabyBlueというオーバードライブ
を使う事で
そこそこ似た様な音が出ます。
また、ギターのボリューム、ピッキングの強弱に敏感に反応するので、歪み方を
自在に変化させる事が出来ます。原音はそのままに、柔らかい倍音が包んでくれる感じ
というか、うまく言えませんがそういう雰囲気です。
さすがに、うまりんさん、通ですね。また、このBABY BLUEは下記のHPで視聴する事ができます。
私もダウンロードして聞いてみました。マジでかっこいいですよ。
「ロベンフォードの音」というだけで、惚れてしまいそうですWww。