ピターソンの謎についてトピックスしました。
ピーターソンのカタログを入手しましたので、紹介します。(1993年のカタログです)
2,ピーターソンmk2
売却してしまいましたが、布川俊樹さんも愛用しているFETアンプです。FETアンプとはいえ、かなり
真空管に近い音がでました。また信じられないくらい小さく2チャンネル仕様でリバーブも付いています、
パワーがあるので練習の時は非常に重宝します。ピーターソンのウッドキャビのやすい物があればほしいな。
02年7月25日
ブギーを持ち出してセッションしましたが、その重さに耐え切れませんで(笑)、そういうわけで、ピータソンのウッド仕様
(P-100)をオークションでゲットしました。
ブギーと似た感じのウッド仕様です。
早速、弾いてみたのですが、リバーブが効きませんとの事でしたので、覚悟していましたが、これは、
リバーブユニットを揺らしてみたら、スプリングの音が聞こえていたので、リバーブの入力側だということが容易にわかりました。
リバーブユニットをよく見てみると、入力側のトランスの手前で断線しているのを確認できましたので、すぐに直りました。
なおしてから、弾いていましたが、ガリがひどく、これは後日直そうかと思っていましたが、ch1で弾いていると、ガリに
埋もれていまいには音が出なくなってきます。
しばらくすると自然に復活する、、、
これは、オシロでじっくりと回路を追いかけなくてはなりません。
結構高価な物でしたし、そこまでやるのもなあ、、とおもい出品者に連絡をとったら、出品者の方は、申し訳ないとのことで
返品とあいなりました。
短いつきあいだったなあ、、、、バイバイ
でも、小さくて100Wもあって、音も良くって、良いアンプです。ピータソン。
高いのがたまにきず!
ということで、アンプ選びの旅は続きます。これが非常に楽しいのですよ(爆)
02年9月7日
前回、久しぶりにピーターソンを一時的に購入して試していて、やはりPETERSONはすばらしいという、自分なりの結論が
でました(爆)
それで、オークションとか、ショップとか物色していたのですが、なかなかの高値で、ハードウッドはやはり無理かなあ?
と思っていたところ、PLAYER誌で、激安で販売しているショップを発見し、無事、保護してきました(爆)。
なんと私としては3度目の正直です。あほですね、、、こんなことなら、最初の1台目を手放さなければ良かった(反省)
しかし、今回のは超お買い得でした。しかもPETERSONの弱点であるガリに関しても全く問題なし。
ただ、写真のようにプレートがありません。しかしはがした跡も見あたらないのでこういうバージョンも存在していたのかも、、
ショップの人はプレートがついていないのは初期のものだから、、といっておりましたが、、、
でも、その他は確認してP100-Gと同様の使用でした。スピーカーのEVもしっかり確認してきました。
今回入手した3代目のピーターソンです。フロントにパネルがないタイプです。
でも、裏にはちゃんとP100Gと書いてあります。ちなみにピーターソンはイギリスのアンプです。
ピーターソンの魅力について書きますと、
1、なんといってもこの小ささと軽さ。しかも100Wもあるので、バンドでもへこたれないでしょう。
2,しかし音は小さいキャビにありがちな箱がブーミーに鳴ることはありません。
ハードウッドキャビで見た目にも高級感があります。(笑)でも傷が付きやすいです。
3,1chは非常にクリアなクリーントーンから、GAINをあげてゆくと自然なクランチまでカバーします。
またトーンコントロールもHI、MID(HI)、MID(LOW)、LOWと4つのコントロールで暖かいJAZZYトーンからセクシーな
R&Bまでカバーできます。
4,2chはクランチから、ハードな歪みまでカバーします。トーンコントロールは2chも4つあります。
この歪みはJRC4558を使用しているためか、TS-9、TS-808の音がでます。
5,音色が非常に豊かでギターをダイレクトに入れても問題ないでしょう。
6,1chと2chはそれぞれマスターボリューム、リバーブを含めて独立しています。
7,私は使用していませんが、LINK機能があって、1chと2chの音を同時に鳴らすことができます。
クリーンと歪みが混じった音になります。
こんなところかなあ、真空管ではないですが、私は下手な真空管アンプよりもずっといい音が出せます。
ストラトで使っても、テレキャスで使っても、335で使っても175で使ってもいい音がでてしまうんですよ(笑)。
なんでこんなにいいアンプが生産中止になっているんだろう?
来て早々、ばらしてポッドのお掃除、内部確認をしましたので、詳細の写真を紹介します。
まずはリアパネルをはずしたところです。この中にアキュトロニクス社製のリバーブが入っています。
このリバーブはデラリバ並にきれいなリバーブがかかります。スペースの使い方もうまいですね。
開けてゆきましたが、おそらく一度も開けられたことがなさそうです。
スポンジ類もきれいに残っていましたから、、
しかし、感心させられるのは、この凝った作りです。スピーカーとアンプは上の写真のように
斜めに取り付けられた板できれいに仕切られています。
元々、アンプ自体は振動を非常に嫌うのです。このため、板で分離した構造になっています。
アンプを開けたところです。一番上の基板が2ch(ドライブチャンネル)用になっています。4558がたくさんついています。
これが2枚目で1ch(クリーンチャンネル)用になっています。こちらは1chの基板に比べて4558の数が少ない
のがわかります。
この状態でポッドをクリーニングして行きました。元々ガリはでていなかったので大丈夫だったのですが念のため、、
パワー部です。真空管アンプでいうと6V6とかEL34とかの代わりです。「K135」「J50」と書いてあります。
さすがに、大きなヒートシンクに取り付けられています。
トランジスタアンプでトランスを使っていないため、出力の抵抗には相当な電力が要求されます。使い込んだピータソンは
この3つのセメント抵抗が焦げて基板が焼けそうな色になったりしているものもありますが、このアンプは殆ど、大音量で
長い時間弾かれた事がないとみた!非常にきれいです。
このアンプについていた4558はみたことがありません。
PORTUGAL RC4558と書いてあります。
JRC4558のオリジナルバージョンがRC4558というのを聞いたことがあるのですが、ひょっとして、結構貴重なものだったりして、、
手持ちの4558コレクションから手当たり次第取り替えて行きましたが、なんか、元々の音の方が良いような感じです。
私の手持ちも相当なものを用意しているのですが、、、
艶ありのJRC45584桁シリアルとか、、、
やはり、元々ついているRC4558って、相当よさそうですので、すべて元に戻してしまいました。
結論としては、いじるところがないです。パーフェクト!
03.10.25
お茶の水を散歩していて(爆)、お買得価格のピーターソンP100Gと目が合ってしまいました。
すぐに試演をお願いして、後期,型か、初期型か見極めにはいりました。
後期型でしたが、外観もかなり綺麗で、ガリ、ビリツキもあまりなく、程度がよかったので、速攻でGETしてしまいました。
これが、今回GETしてしまった何と通算4台目のピーターソンです。(大馬鹿)
かなり綺麗です。
お店で、ざっと見て後期型か初期型かを見分ける方法をそっと教えますね。
まずは、スピーカーグリルをはずしてもよいと言われたら、はずして見ましょう。(ピーターソンのグリルをはずすのは
かなり至難の業です。無理してグリルとキャビネットの間に物を入れてこじ開けると、キャビネットが削れるので、やめましょう。
これが、グリルを開けたところです。
エレボイのSPが入っています。これは初期型も後期型も同じです。大きな違いはスピーカーの横のスリットです。
スリットが空いている方(写真では向かって右側)が後期型、空いていない方が初期型です。これでずいぶん出音が違います。
お店の人が、グリルを開けるのを拒む場合の見分け方ですが、、
後方の上側からみると、、
このようになっています。
右側が初期型で左側が後期型です。どこが違うかって?
リバーブユニットと電源のトロイダルコイルです。
右側は左下にトロイダルコイルが見えているでしょ?これが初期型です。
初期型を開けると、このようになっています。詳細はピーターソンの謎でご確認ください。
やはり程度の良い初期型を選んだのですが、今メインで使用している後期型と比べると音圧が不足しています。
でも、かなりいけていますよ。この初期型。
それで、今はこのような状態でおかれています。(爆)
なかなか、かっこいいでしょ。デラリバの上に置かれたロックマンのコーラスでステレオに振り分けて、ピーターソンに
入力してステレオで楽しんでいます。
病みつきになりそうな、広がりのあるコーラス効果が得られます。
1993年当時のカタログが入手できたので、紹介します。(資料提供あきさん)
これを見ると、アンプとスピーカーの間に既に仕切り板がはいっていますね。後期型ということになると思います。
表紙は、テリーを立てかけて、、、めっちゃおしゃれ!