RES
PAULの部屋
ES335、テレキャスター、ストラトキャスター、、私はとそれなりに試してきて、音の良し悪しも判ってきたつもりです。
それでも、どうもレスポールにはいこうという気が起きませんでした。ヒスコレでもいいかな?とも思いましたが、非常に
高価ですし、色々試演しても、「これはすごい!」という固体に当たりませんでした。ですので、自然にレスポールから
遠ざかっていったのかもしれません。
レスポールといえば私はやはり58年、59年のバーストのイメージが強く、(60年はネックがどうも、、)ゴールドトップ
はルックスが好きになれませんでした。
そんな折、御茶ノ水で54年のゴールド、トラビーステールのレスポールを弾く機会があって試してみたのですが、これが
ものすごい!木の音、、まさにメイプルが奥で深くなって、輪郭はメイプルの枯れた立ち上がりのよい音、、、これは凄い。
へえ、レスポールってこういう音がするものがあるんだ、、、と思っていました。
ただ、54年のトラピースは、私は弾きこなすことができませんでした。ちょうど、右手のポジションが邪魔されてしまい
ミュートはおろか、ピックがうまく当たってくれません。
購入して、ストップテールピースに変えようか、、とも思いましたが、ネックの挿し角が浅いため、ストップテールピースは
付かないことが判明して、あきらめていました。
アーティストの中では、増尾義秋さんとナベサダさんが一緒にやって入る「just like old times」という私が大好きな
アルバムがあるのですが、そこで、増尾さんが弾いているのが59年のレスポールのようです。
音を聞くと、フルアコのような、それでいてフルアコより中域が詰ってサスティ-ンが十分すぎるほど、、
ほお、これが59年バーストの音か、、、
という感じで、昨年、私のレスポールk対する偏見がだんだん、崩れてきた年でした。www
そんな折、いつもよくいく楽器屋に入ると、いつもと違う雰囲気、、、何だこのレスポール!バーストだ、、、
レスポールって、つくずく写真を撮るのが難しいですね。このウイングトップの感じとか、独特のビンテージの雰囲気が
わかるでしょうか?
当然私も、バーストの特徴などの情報は人並みに調べて、私なりの知識はありましたが、このレスポールは私の
知っている範囲のバーストの特徴はすべて掴んでいました。その上雰囲気はビンテージがかもし出す雰囲気を備えて
いました。
詳細を聞くとMAXであるということで、その名前をよく知らなかったのですが、要するに、ビンテージギターやパーツを
組み合わせてバーストを作ってしまう人(組織?)らしいのです。
ちょっと、レスポールの裏話って色々あって、(それが私がレスポールを敬遠していた理由のひとつでもあるのですが、、)
HPではいえないようなことも持っているMAXです。
でも。MAXだということを抜きにしても、これはかなりよいですし、音もかなりよいです。
MAXだと知っていて購入するのでしたら、さほど抵抗はありませんでした。wwwということで早速GETしてしまいました。
パーツはさすがに全て本物です。ピックアップはオリジナルPAFですし。ペグも、ブリッジもその年代のものがついています。
指板はハカランダに貼り替えているそうです。
フロントは甘く太い、、リアはどちらかというとテレキャスターのような喰い付きの良い音です。
全体的にキャンキャンした感じがします。ルックスは木目も含めて私的には満点に近いです。
そんな折、またまたVANZANDT FREAKさんのレスポール病に火をつけてしまったようで、なんとVanzandt
Freakさんも
GETしてしましたwww
彼のレスポールは30th記念のゴールドトップです。
これは知る人ぞ知るレスポールで、ウイングトップ、ゴールドの塗料は50年代のものと同じ、初期物はネックはワンピース
になっています。当然、彼のレスポールもワンピースです。57年のドンズバモデルです。
音は太く、ネックの感じが非常に良い感じで握りやすく、弾きやすいです。音は正にGIBSONの音という感じで抜けが良い
というよりは太い感じです。
このウイングトップの感じがわかるでしょうか?
ツーショットでwww
レスポールファンの方はかなり多いと思いますし、HPもかなり多くあります。
そんな中でも、こだわりのレスポールを紹介したいと思います。皆さんのレスポールの写真などありましたら
送っていただけると幸いです。
レスポールフリークのhrykさん事、平野様から写真と、説明が届きましたので、紹介します。
初めてギブソンのレスポールを買おうと決めて以来、最初はヒスコレで探していたの
ですが、ネックが自分には太すぎてこれだという出物に長い間出会えませんでした。
そんな時にふと見たホームページで木目もタイプ、ネックもぴったりと運命的な出会
いをして、早速お店に連絡して送ってもらい試奏して購入を即決した、カスタム
ショップの’92年製、いわゆるプレヒスコレの59リイシューです。
木材などのスペックは基本的に’93年のヒスコレと同じですが、ヒスコレの代名詞で
あるディープジョイントや配線ではなくレギュラーラインのジョイントや配線をして
いました。また、ネックの太さも、現行のヒスコレよりも若干細く、自分の手にジャ
ストフィットでした。
購入した時点で前のオーナーの方がフレットやパーツを交換してしまっていたのでオ
リジナルを維持しようとは思わずに、気が付けばこの2年間でほとんど全てのパーツ
を交換してしまいました(爆)ちなみに弦は.10〜.52を張っています。
音色は太く、抜けもよいのですが、理想している音に比べると低音の出が強く高音の
出がいまいち、、、そこで配線をポットがついているプレートを外してWEの配線材
を使って現行のヒスコレと同じ配線に変更し、コンデンサーもブラックビューティー
の.022に交換しました。ピックアップはフロントが57クラシック、リアがバースト
バッカーの#2(Takモデル)を乗せています。また、はんだもあっちこっちで使い分
けてようやく理想に近い音が出せるようになりました。
今は、ペグやフロントピックアップの交換、線材の変更などを目論んでいます。
2年間弾きつづけてきたお陰で生音の鳴りも増し、愛着も出てきました。かなり傷だ
らけで、お世辞にも綺麗とはいえないギターですが、これからもパーツを変えまくり
ながら大事に弾きこんでいきたいと思います。
木目も美しいですね。
私のレスポールは(というかGIBSON全体的に)低音弦(巻き弦)が甘く、高音弦は音が抜けやすい
ですね。
(外リンクです)
レスポールカスタムです。アンティクティは私も大好きです。(実はレスポールも交換しました)
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/6548/temp/LPC.htm
DELUXE REVERBの修理の依頼をされ、AKG工房に持ち込みをしてくださいました、NOBUさん
その時に54年のレスポールをご持参していただきました。
ご本人了承で紹介させてもらいます。
目茶目茶凄みがあって、カッコいいです。
弾かせてもらった感じですが、これはかなり良いです。最近50年台のP−90の音が凄く好きなんですが、まさにその「ゴリン」
とした感じがよいですね。特にMIXにしたときに引き立ちます。こもっているところが無く、素直に出てくる音を聞いていると、
まるでFENDERを思わせますね。ほんと、木の音がしますよ。
一度52年のブランコを弾いたことがあるのですが、そのときに受けた感じと一緒です。ただ、これはストップテールピース
になっているので、ちゃんとミュートができますので、十分実用ですし、見た目も渋いです。
(ヘッドのシリアルは消させていただきましたwww)
ヘッド裏を見るとわかりますが、使っているマホガニーの材質も、現在のものとは違っています。
「GIBSON」ロゴがずっと下のほうについているのもいけてます。
どうですか!いい感じですね、、これで出音も最高なんです。
フレットもオリジナルのままで、かなり細いものが使われていたことがわかります。
私のBAKERはかなり細いと思いましたが、さらに細いフレットです。
細いフレットは反応が早くて、弾いていて気持ちよいです。
スピードノブもオリジナルのまま、、よいですね、、
いやあーー、よいものを見せていただきました。