ヒメリュウキンカの植え替え
ヒメリュウキンカの鉢植えは、毎年または2年に1回は植え替えが必要です。 植え替えに適した時期は、葉や根の成長が始まる前の9月〜10月頃です。 | |
根茎 鉢から掘り出した根茎です。 開花した株の根茎は、画像左側のように多くの根茎が塊になっている事が多いですが、右のように1つずつに分かれているものもあります。 また、塊になっている根茎は手で触るとバラバラに分かれてしまう場合もありますが、分かれてしまっても大丈夫です。 |
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根茎の上下 根茎の上部の先端には、白っぽい芽があります。 ぱっと見たところ根茎の上下が分かりにくいですが、細い方が上で太い方が下であることが多いです。 芽が見えればそちらが上なので、植え付ける時には芽のある方を上にします。 わからない場合には、横に寝かせて植えます。 芽が見つからない根茎も植えておくと、やがで芽が発生して育ちます。 |
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鉢 鉢の種類はどれでも構いませんが、乾きやすい素焼鉢よりはプラスチックの鉢や駄温鉢の方が育てやすいです。 鉢のサイズは1株ならば3号(直径約9cm)の鉢、5株程度ならば5〜6号(直径約15〜18cm)くらいの鉢で良いと思いますが、多少詰め込んでも大丈夫です。 根茎の数が多い場合はまとめてプランターなどにに植えると、たくさんの花が咲いて綺麗です。 見た目はよくありませんが、ビニールポットでもよく育ちます。 |
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用土 用土は市販の草花用の培養土、赤玉土と鹿沼土を等量に混ぜた用土のほか、他の植物を栽培した後の古い土でも育てることができます。 以前ヒメリュウキンカを栽培していた土でも特に問題なく育ちますが、小さな根茎が用土の粒と見分けがつかずに混ざっている可能性が高いため、複数の品種を栽培していて用土を再利用する場合は同じ品種に用いたほうが無難です。 | |
植え付け 根茎の上に5mm〜1cm程度土が被さるように深さを調節して植え付けます。 芽の付いている方を上にして植えつけますが、芽が見当たらない根茎は横向きに寝かせて植えます。 |
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植え付け後の管理 植えつけた鉢には鉢底の穴から流れ出るくらいたっぷりと水やりします。 10月ごろまでは葉も出てきませんので、日陰に置いても大丈夫ですが、土が完全に乾燥すると根茎が干乾びてしまうので、鉢の用土が乾いて見えたら水やりをします。 葉が出てきたら、なるべく日当たりの良い場所に鉢を置きます。 |
ヒメリュウキンカの育て方/植え替え