愛鷹火山
JRの原駅付近から北の方向を見ると、開発が進む浮島沼の向うに、富士火山を隠すように愛鷹火山が見える。
愛鷹火山は侵食が進み、V字谷が刻まれた、古い成層火山である。
噴火活動は約35万年に始まり、玄武岩や玄武岩質安山岩の溶岩、火砕岩を噴出して成層火山が形成された。その後、10万年程の休止期があったが、約25万年前にデイサイト質溶岩やテフラを噴出した。これらの噴出物は侵食の進んだ須津川の流域で見ることが出来る。
愛鷹山(三島市から07年11月21日写す。)
富士山の手前に写るのが愛鷹火山、駿河湾から写す。