Volcano Fuji

Mt.Fuji were registered on the world cultural heritage. (2013/06/22)
I live near Mt.Fuji
鎌倉古道からの富士山である。200mm望遠レンズで撮影、富士山が見える日は写真を更新する予定である。)



2022年11月8日 皆既月食中の天王星食

皆既月食は月の影が大きいので簡単に発生する。しかし天王星が同時に蝕になるのは珍しく、442年ぶりとなる。
次に同じように、皆既月食と惑星食が同時に起きるのは、322年後となる。
写真は高橋製作所TS65P型屈折望遠鏡へカメラを接続して写したものである。白い点は天王星で、月にかくれるところである。

 



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宝永第二火口壁より撮影したパロラマ写真

A ham radio station JA2BGH 


 新型コロナウイルス更新
 忘れられた田京城
 鎌倉古道

                                                                             
T 富士山の地学

  

各項目をクリックして御覧ください。

1. 富士山の地質と火山 The geology of Mt. Fuji and volcano

 富士火山は玄武岩質溶岩とテフラ(火山灰、軽石、スコリアなどの放出物)を交互に噴出した成層火山である。
箱根火山火山の分類火山活動に使われる用語、マグマ等についての説明もある。
 

2. 富士山の噴火活動 Eruption of Mt. Fuji

 富士火山は約10万年前に活動を始め、100〜300年に一回程度の噴火活動をする活火山である。
 1707年の宝永噴火以来300年静かである。
 富士山の噴火と南海地震との関係についての説明もある。。

3. 富士山の溶岩 Lava of Mt. Fuj

 富士山麓に分布する溶岩は古期溶岩(1万年前)と新期溶岩(3千年以降)に大きく分けられる。
 富士山溶岩の偏光顕微鏡によるクロスニコルの写真を見ることができる。

4. 富士山麓の湧水 Springs coming up from the ground at the foot of Mt. Fuji.

  富士山麓には、忍野八海、猪之頭、白糸の滝、富士宮浅間神社、清水町柿田川など多くの湧水がある。
 湧水の総量は1日あたり450万トンと計算されている。
 
三島市及び周辺の冬でも涸れない湧水について

5. 富士五湖 Lakes of Mt.Fuji.

 富士山の北麓には、東から、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の富士五湖がある。

6. 富士山の浸食と崩壊 Erosion and collapse of Mt.Fuji

  浸食の進む大沢崩、富士山の地形はどうなるだろうか。

7,古代人と富士山 Relations between the ancient people and Mt. Fuji 

  箱根山麓や愛鷹山麓には、旧石器時代から、人類が生活していたことが遺跡の調査から分かっている。
 富士山の噴火にたびたび脅かされながら、どんな生活をしていただろうか。

8,富士山と文化 Culture of Mt. Fuji 

 多くの人は富士山の美しさに心を動かされ、絵画に文学に表現してきた。(2015年9月更新)

 
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 葛飾北斎
 画中の三艘の船は押送船と呼ばれる、館山などから江戸へ生鮮食料品を運ぶ
船である。





U 自然科学と実験 下表の項目をクリックしてご覧ください。

1.最近の地質調査と特集

 三島市(楽寿園付近)の溶岩地形について
 三嶋暦師河合家の天文台 
 フィリピン海プレートのテクトニクスと伊豆東部火山群 
 新型コロナウイルスは人類をおびやかす更新
三島溶岩流 更新
沈み込む海水がマグマを作る.(4)マグマについて 静岡県地学会の講演 
これからの富士火山の活動 
三島市の自然
三島市白滝公園 更新
宝永山  
愛鷹火山東麓の地質
愛鷹火山東麓の景ヶ島渓谷
幕岩 
令和の関東大地震 更新

2.野鳥観察

楽寿園の自然 野鳥など
富士山東麓の野鳥 
富士山南麓の野鳥
伊豆の自然と野鳥
駿河湾の野鳥
浮島沼の野鳥
忘れられた田京城
外来生物の鳥類(かごぬけ鳥) 

3.その他


 柿田川の自然  三島市の自然 山田川自然の里   加速される地球温暖化
 三島溶岩のボーリングコアー   初音ケ原遺跡と源平山遺跡  人類の進化 
 箱根火山 更新   三島市周辺の湧水  生命が存在する惑星
  富士山の噴火更新   火山噴火の予知と噴火警戒レベル    ES細胞とiPS細胞、iN細胞、Muse細胞 更新
  三島溶岩の気孔  生物の分類と進化 太田朋子   写真の構図 
 火山活動の規則性と考察  人類の遺伝的多様性と火山活動  3D画像の見方と作成
 南海地震  西之島  駿河湾の蜃気楼
 御嶽山の噴火活動  茂木モデル  ブラックホール
 水月湖の年縞    鳥類の祖先は羽毛恐竜か  無重力
 電波や地震雲で地震予知はできるか?   島弧火山の噴火活動  バランの製作 
 海溝型地震と津波地震  月の自転と公転  小惑星イトカワの資料採取 
 津波  津波は崖を這い上がる。  放射性物質と風向   丹那盆地と丹那断層
 核分裂と原子力発電   太陽のエネルギー(核融合) 忘れられた田京城
 浜岡原子力発電所  河川のはたらきと地形 
 アスペリティモデルと東海地震のシナリオ  惑星の運動  人類をおびやかすコロナナウイルス
 東南海地震、南海地震の確率  膨張する宇宙    ドップラーの効果 
 アウターライズ地震  超新星カシオペアA    
 緊急地震速報と心得  恒星の質量 鎌倉古道
 長野県北部地震
 高さと気温(安定・不安定)  
 令和関東大地震 更新  星の明るさ
 新潟県中越沖地震
 スマトラ沖大地震  地球の自転と公転
 活火山  人工衛星の速さ  
 富士山に火砕流の跡  等速円運動のアニメーション
 丹那盆地と丹那断層  近い恒星の距離
 レピドシクリナと伊豆半島  遠い恒星の距離



V 富士・箱根・伊豆の自然

水浴びをするキビタキ 富士山麓       
「自然観察の最新写真、野鳥」 
富士山 2009年11月6日 水ヶ塚から写す。
 富士・箱根・伊豆の自然画像をクリック


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「富士山の地学」作成には、下記の文献を参考にさせていただきました。厚く御礼を申し上げます。

参考文献
高田亮、山元孝広、石塚吉浩、中野俊(2016年):富士火山地質図(第2版)、産業技術総合研究所
磯田道史(2,014): 天災から日本史を読みなおす 中央公論新社35-76p
藤井敏嗣 「富士山大噴火」 (2015株式会社徳間書店)
相原 淳 「楽寿園周辺の溶岩地形「静岡地学 第122号」(2020、静岡県地学会)
相原 淳 「三島溶岩流」「静岡地学 第120号」 (2019,静岡県地学会)
相原 淳 「愛鷹火山東麓の地質について」「静岡地学 第112号」 (2015静岡県地学会)
相原 淳 「宝永火口と宝永山」「静岡地学 第109号」 (2014静岡県地学会)
相原 淳 「宝永山の赤岩」「静岡地学 第117号」 (2018静岡県地学会)
相原 淳 「山中城出土石礫の分析」「史跡 山中城跡U」(1994三島市教育委員会)
相原 淳 「初音ケ原遺跡出土礫の岩石分析」「静岡県三島市 初音ケ原遺跡埋蔵文化財発掘調査報告書」(1998三島市教育委員会)
相原 淳 「夏梅木遺跡群出土の岩石について」「静岡県三島市 夏梅木遺跡群埋蔵文化財発掘調査報告書」(2000三島市教育委員会)
クリストファー・ロイド 「137億年の物語」 (2013文藝春秋)
瀬戸口烈司 「生物進化 101の謎」 (2007河出書房)
小山真人 「伊豆の大地の物語」 (2010静岡新聞社)
日本大学文理学部地球システム科学教室 「富士山の謎をさぐる」(2006築地書館)
土 隆一  「三島市小浜池湛水調査研究報告書」(1988三島市)
リサ・ランドール 若田光一 著「リサ・ランドール 異次元は存在する」 (2007NHK出版)
リサ・ランドール 著 「ワープする宇宙 Warped Passages」 (2007NHK出版)  
日本地震学会地震予知検討委員会 「地震予知の科学」(2007東京大学出版会)
宮地直道・宮樫茂子・千葉達朗 「富士火山東斜面で2900年前に発生した山体崩壊」(2004 火山 第49巻)
茂木清夫 「地震のはなし」 (2002年 朝倉書店)
茂木清夫 「地震予知を考える」 (1998年 岩波書店)
Hiromichi Tsuya GEOLOGICAL MAP OF FUJI VOLCANO(1,968 CD-ROM Version)
町田 洋 (1996小山町史 第六巻 原始古代中世通史編 抜刷)
つじよしのぶ 著 「富士山の噴火」       (1992築地書館)
町田  洋  著 「火山灰は語る」      (1977蒼樹書房)
中村一明   著「火山とプレートテクトニクス」(1989東京大学出版会
中村一明   著「火山の話」           (1998岩波書店)
土   隆一 著 「静岡県の自然景観」    (1985第一法規出版)
鮫島輝彦・小川賢之輔 「富士山周辺 地質・岩石の研究」(1964静岡県出版文化会)
静岡県地学会編 「えんそくの地学」 (1983黒船出版部)
静岡県地学会編 「大地見てあるき」 (1996黒船出版部)
篠ヶ瀬卓二 富士の自然を愛する会 「富士南麓の自然アルバム」 (1998富士の自然を愛する会)
槇山次郎・森下晶・糸魚川淳二著「中部地方 日本地方地質誌」  (1974朝倉書店)
猪郷久義・菅野三郎・新籐静夫・渡部景隆 著「関東地方 日本地方地質誌」  (1974朝倉書店)
三島市教育委員会 三島市埋蔵文化財発掘調査報告 Y (1998三島市教育委員会)
鵜川元雄 「富士山のもぞもぞ 〜生きている富士山〜」「静岡地学 第79号」  (1999静岡県地学会)
岡村道雄 「石器の盛衰  歴史発掘1」       (1998講談社)
加藤晋平・鶴丸俊明・鈴木道之助 「石器入門事典ー先土器、−縄文」  (1994柏書房)
荒牧重雄・大木靖衛その他 著 「箱根火山」 「日本火山学会編集」  (1977創造社)
久野 久 著 「火山及び火山岩 第2版」  (1976岩波全書)
山本玄珠 「富士山の自然と対話」 (株式会社 北水)
町田 洋・白尾元理著「写真でみる火山の自然史」 (1998東京大学出版会)
兼岡一郎・井田喜明 「火山とマグマ」 (1997 東京大学出版会)
堤 隆  「遠き狩人たちの八ヶ岳」 (1993 ほおずき書籍」
藤田和夫・貝塚夾平・松田時彦・岡田篤正・太田陽子・杉村 新・高木章雄・米倉伸之・吉川虎雄 「日本の活断層」(1980東京大学出版会)
巽 好幸 「沈み込み帯のマグマ学」 ( 1997年 東京大学出版会)
下鶴大輔 「火山活動をとらえる」 (1985年 東京大学出版会)
藤岡換太郎・有馬眞・平田大二編著 「伊豆・小笠原弧の衝突」(2004有隣堂)
活断層研究会 「日本の活断層」分布図と資料 (1980年 東京大学出版会)
力武常次・山崎良雄 「地震を探る」 (1975年 東海大学出版会)
竹内 均・久保寺章 「火山の旅」 (1974年 平凡社)
森下 晶 「富士山」 その生成と自然の謎 (1973 講談社現代新書)
静岡県出版文化会「フィールドワーク静岡地学」(1978年 静岡教育出版社)
静岡県出版文化会(1978):フィールドワーク静岡の地学、鮫島輝彦, 富士火山とその周辺 ,溶岩トンネル,静岡教育出版社 119-122p.
土 隆一(1985年):三島市小浜池保存調査に関する報告書.三島市教育委員会 81-98p.
小川賢之輔・篠ケ瀬卓二 他   「富士・愛鷹山麓地域の自然環境保全と土地利用計画調査報告書」 (1974富士市役所)
Ishida. M. (1992). Geometry and relative motion of the Philippine Sea plate and Pacific plate beneath the Kanto-Tokai district. Japan. J. Geophys. Res. 97. 489-513