NO.087
 高村山荘 2018/8/6 03頁

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粗末な、我慢の生活(展示写真複写)
零下20度にもなったという粗末な小屋で、ひたすら自責の想いと智恵子を追慕した毎日。復員服に似た洋服は実は特注品で、光太郎の質素な生活を象徴する。光太郎の死後、『智恵子抄』は智恵子の切り絵と相まって、「典型的な純愛物語」として大ブームを起こし、小説、映画、ラジオ、TVでもてはやされたが、この頃は夢にも思わなかったのではないか。

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