ってコトで,用語集で好き勝手に書いてきて,敵作りまくり(?)の状態で,
更にバンドやアーティストの紹介でもいってみたいと思います.
ココでも,個人的な見解を多々含んでいますので,
むかついた人は,読むのやめて下さいね(笑)
ま,用語集みたいにあまり毒吐いていないつもりです.
あと,こう言ったことは個人の主観でずいぶん変わってくると思います.
読んでるみなさんが,これは違うだろ? って思うことも,
私から見ればそう見えているので,自分はこう思うとかの意見は送ってこないで下さい.
人によって考えが違うのは重々承知の上ですので.
ちなみに,暇を見つけては,ちまちま追加更新していきます.
ココでは,下の説明より更に詳しくそのバンドを掘り下げてみています.
それぞれの特集ページは,すぐ下の特集バンド名リストをクリックし,
紹介文のあるトコロのバンド名横の「特集!」部分をクリックして,先へ飛んで下さい.
(特集は心身共に快調で時間のあるときに増設していきます.少ないですが勘弁して下さいね)
ドイツの鋼鉄軍団アクセプト.
'70年代後半にデビューを果たし,それまでも人気のあったバンドだが,
'85年発表の6thアルバム「METAL HEART」で大ブレイク.
それまでのジャーマンメタルの原点となったかのような力強さに更に磨きをかけ,
パワーメタルとは何か? と,音楽を通して教えてくれた.
軍服をまとい,何に怒ってるのかと思わせるような仏頂面な,オヤジ集団だった.
ウド・ダークシュナイダー,漢ですね(笑)
しかし,アメリカミュージックシーンの時代の波に勝てず,徐々に姿を消していった・・・.
'73年大晦日にジョージ&マルコム&アンガスのヤング兄弟がギグを決行したことからスタートしたバンド.
オーストラリアが産んだ歴史的R&Rバンドの一つと言っても過言ではない.
AC/DCと言えば,アンガス・ヤングが背広に半ズボンにランドセルを背負って,
ギターを一心不乱にリフを引き続ける姿が,非常に印象的である.
'70年にアメリカはニューハンプシャー州で第一歩を踏み始めたハードロック界の巨匠.
元々ドラマーだったスティーヴン・タイラーを中心に悪友などが集まり結成.
'73年に1stアルバム「AEROSMITH」でデビュー.
このアルバム,作曲期間はそれなりなものの,レコーディング期間はたったの2週間と,
なんともあっさりと終わらせてしまう. 結果,見事なまでのチープサウンドとなって(笑),
当時の評判は最悪・・・. しかし口コミで実力と知名度だけはふれ回り,
'75年の3rdアルバム「TOYS IN THE ATTIC」で地位を確実なものとした.
その後を活躍を続けますます地位を伸し上げてきたコトは言うまでもないだろう.
「RAINBOW」や「MSG」で活躍していたグラハム・ボネットが,
マイケル・シェンカーと決別した後,'82年に結成したのがこのアルカトラスである.
このバンドのポイントは,ネオクラ創始者イングヴェイと,奇才スティーヴ・ヴァイの両名を輩出したことだろう.
今のロック界のギタリストのトップとして君臨する二人を世に出した張本人なのである.
'83年に,1stアルバム「NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL」をリリース.
当時,二十歳になったばかりのインギーが全曲をコンポーズし,卓越した能力を発揮している.
後,ライブアルバムを出した後,インギーが脱退.
そして,'85年にはフランクザッパのもとで,活躍していたスティーヴ・ヴァイを招き入れて,
3rdアルバム「DISTURBING THE PEACE」をリリース.
この時すでに,ヴァイの名声は高かったが,これによりさらに上昇することになった.
この作品は,ヴァイのサイケデリカルな特徴をモロに出している作品なので,
賛否両論を呼んだが,秀作なのは間違いないだろう. ヴァイはこの作品を出した後,間もなく脱退.
アメリカのメタルバンドなんだけど,LAメタルっぽくなくて,
メロデス系のメロなんだけど,歌詞がデス系じゃなくて,
何処に属すかわからんが,そんなバンド・・・.
ステージに本物の蛇を持ち込んで首を斬ったり,恐ろしいことやってくれてます.
やってることから見るとやっぱりデス系っぽいけど,歌詞がデス系じゃないんだよね・・・.
フィンランド出身のデスメタルバンド.
作り出す楽曲は徐々に進化し続けて,21世紀となり「デスメタル」バンドでは完全に無くなった.
2ndアルバム「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」で,世界に羽ばたいた.
「AxCx」と言う略称でお馴染みの,ハードコアバンド.
ん? アナル・カントの意味? んなもん,テメーで調べてくれ・・・.
おそらく,世界一過激なコトやってるバンドでしょうね. ココは.
音も声も歌詞も曲も客までもね・・・.
あ,興味深いバンド名だろうけど,初心者には絶対お勧め出来ません. マニア専用です(笑)
「NAPALM DEATH」より速いと言われながらデビューしたが,速いとかそうゆう次元じゃない.
ほんっと,音楽理論とかそう言う話しじゃないからね.
ま,勢いあるし,無心で聴けば,マニアには心地良いのかも知れないので,
これ以上は何も言うまい・・・.
っつーかさ,あのバンド名のロゴって,モザイクかからなくていいの?
どう考えてもやばいでしょ・・・. あれがOKなら猥褻図画等陳列どうこうって法律いらないんじゃない?
ブラジルのメロディックパワーメタルバンド.
元「VIPER」のヴォーカル,アンドレ・マトスを中心に結成された.
お勧めは'93年発表の1st「ANGELS CRY」. カイ・ハンセンのサポートがあるせいで,
いくぶん,ジャーマン系に寄ってる感があるかも知れないが,
全体的に非常に完成度が高く,'90年代前半のメタル界指折りの傑作だと思う.
その後に出した作品でちょっと現地民族音楽を意識し過ぎた曲を多く出てしまった.
'85年「ANTHEM」にてメジャーデビューしたジャパニーズメタルバンド.
日本国内に当時あった数ある「じゃぱめた」「へびめた」バンドとは違った,
いわゆる「ヘヴィメタル」を演奏していたバンドの一つ. 初期はいわゆるパワーメタル.
'87年には最高傑作とうたわれる3rdアルバム「BOUND TO BREAK」をリリース.
この後,ヴォーカル坂本英三が脱退. 後任,森川之雄が加入.
'89年に,名盤と言われている5thアルバム「HUNTING TIME」をリリースした.
この頃からパワーメタルから正統派HMへ転向していく.
'92年発表7thアルバム「DOMESTIC BOOTY」を発表後解散.
しかし,'00年にグラハム・ボネットが「ANTHEM」の往年の名曲を歌う「HEAVY
METAL ANTHEM」を,
「ANTHEM」名義でリリース. それをきっかけに坂本を含めたメンバーが再集結.
'01年には新生ANTHEM復活アルバム「SEVEN HILLS」をリリースした.
スラッシュメタル四天王の一角を担ったバンド.
'83年にアルバム「FISTFUL OF METAL」でデビュー.
その類い希な攻撃的破壊的サウンドと歌詞によって,
'80年代のスラッシュムーブメントの中心となって活動した.
しかし,後期になると持ち前の過度なパワフルさがあまり目立たなくなり,
徐々に元気がなくなっていった.
マイケル・アモットによるプロジェクトで'96年に産まれたメロデスバンド.
'01年に4thアルバム「WAGES OF SIN」で女性ボーカル,アンジェラ・ゴソウが加入.
個人的な意見だが,かなり熱い音楽やってると思う・・・.
'97年にデビューしたメロデスバンド.
と思いきや,'00年発表2ndアルバム「EMBRACE THE MYSTERY」で,
いきなり正統派に鞍替えしたラウドロック出身バンド.
'82年デビューの正統派HMバンド(ちまたではLAメタルと言われている).
「ROYAL HUNT」のヴォーカル,ジョン・ウェストが参加しているネオクラシカル系様式美メタルバンド.
'96年に1stアルバム「INTO THE EYE OF THE STORM」で劇的デビュー.
その完成度の高い楽曲に,度肝を抜かれたファンを多いかと思う.
'00年発表4thアルバム「MACHINE」が彼等のラストアルバムとなったらしい.
イタリア出身のパワースピードメタルバンド.
イタリアンメタルバンドでよくみられるクラシカル要素はあまり見られない(ところどころでは見られるが).
ツインギターでの気持ちのいい演奏が多い楽曲である.
'99年末に日本未発売の「CHURCH OF HOLY GHOST」でデビュー.
'00年に,上記アルバムをレーベル契約後に再発リリース.
'01年に,日本でのデビュー作となる,「THE DAMNED SHIP」を発表.
完成度がかなり高い作品になっている.
現地でどう発音してるかは不明だが,日本では「アシーナ」と表記されています.
どう見ても「アテナ」だとは思うんだけど,堂々と「アシーナ」ってあるからそうなんでしょう・・・.
イタリアの,プログレ系ロックバンドですね.
スウェーデン出身のデスメタルバンド. '92年デビュー. '95年解散.
ドイツ出身の,様式美メタルバンド.
ドイツ出身だがジャーマンメタルとはちょっと違うことに注意.
アルバム「No Escape」でデビュー.
新人らしからぬ楽曲プレイで世を驚かせた.
ネオクラっぽい雰囲気プンプンのマニアが多そうなバンド.
正式名「ANAL CUNT」.
そっちを見てくれ・・・.
フィル・ライノットの繋がりで集まったベイリーズ兄弟中心としたブリティッシュHMバンド.
サウンド的には,HMと言うより,HR色が強いか?
アイルランド出身で,日本では'01年に「JUDGEMENT DAY」にてデビュー.
'97年「WHEN THE WORLD FALLS DOWN」でデビューのイギリスのメロディアスHRバンド.
'01年発表4thアルバム「PERFECT BALANCE」の出来はかなり高いと思う.
'90年,アルバム「BIOHAZARD」にてデビューした,ハードコアバンド.
ニューヨークのハードコアバンドの代表であろう.
幻の北欧メタルと言えるバンド.
'84年に「BISCAYA」と言うバンド名タイトルアルバムを出したきり解散.
しかし,評判はズバ抜けていて,今でも北欧メタルを語る際に登場してくるくらいです.
サウンドは,「RAIMBOW」風味な様式美系です.
'90年代に流行ったキラキラ感は無いものの,コテコテの様式美を求めるなら最高のバンドです.
オジー・オズボーン率いるおっかないバンド・・・.
ライブ中に,生きた鳥や蝙蝠を喰いちぎるなど,おそろし〜人達です.
ってか,恐ろしいのはオジーだけ?(笑)
なんて言いながら,ドゥーム界ならずHM界全体でカリスマ的存在のスーパーバンドです.
但し,時代によって,全然ドゥームではなく,正統派を演奏していることもあるので注意.
ジャーマンメタルの核となったバンドの一つ.
「HELLOWEEN」「GAMMA RAY」に並ぶ大バンドである.
ジャーマンメタルを更にメロディアスに進化させたこのサウンドが特徴的で,
'92年発表4thアルバム「SOMEWHERE FAR BEYOND」辺りで顕著にそれが見られます.
高評価を受けているのはアルバム「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」ですね.
全米を代表するメロディアスハードロックバンド.
'86年発表の3rdアルバム「SLIPPERY WHEN WET」で空前の大ヒットを記録し,
世界を代表するロックバンドにまで上がってきた.
しかし元々このバンドが売れ出したのは本国ではなく日本だった.
そして日本で売れた評判が本国で話題になり,それからアメリカでも売れ始めたと言う,
ちょっと順序がおもしろいバンドでもある・・・.
ニューヨークが産んだ轟音王.
'92年に1stアルバム「EXTREME CONDITIONS DEMAND EXTREME RESPONSES」でデビュー.
一躍,バイオハザードと肩を並べるか抜くほどの勢いを得た.
アメリカ生まれのデスラッシュバンド. 1990年デビュー.
詳しいことわからんが,ジャケットがあまりにもインパクト強いものばかりなので掲載・・・.
いくらデスだからスプラットだっつったってさ,家庭に置いておけるジャケットじゃないってば・・・.
'91年「FOREST OF EQUILIBRIUM」にてデビューしたドゥームメタルバンド.
メロデスと言うジャンルが派生するきっかけを作ったバンド.
メロデスと言うものを,一聴しただけで理解するには,このバンドが一番手っ取り早いだろう.
そんな感じのバンドです(どんな感じ?).
サウンドは,かなりの様式美. でもね,かなりのデス声なんですわ・・・.
ま,だからメロデスなんだけどね.
目を瞑ってヘッドフォンつけて,音量ガンガンで聴いてみましょう.
きっとトリップ出来ますよ・・・.
'97年,1stアルバム「NOSTALGIA」でデビューした北欧メタルバンド.
美しいメロとサウンド,バックでのしっかりしたギターサウンド.
北欧メタルの中でも有数のレベルを誇るバンドだと思います.
ノルウェー発,北欧メタル. '93年にデビュー.
'87年,スイスが産んだスラッシュメタルバンド.
ブームのおかげで掃いて捨てるほどひしめいていたスラッシュバンドだが,
彼等は,それらを一蹴するほどのテクニックをもつ技巧派だった.
しかし,大きく開花することなく,徐々に忘れられていった.
イギリスの典型的ブラックメタルバンド. 1994年デビュー.
'80年代後半に,異色様式美メタルとして話題を集めたバンド.
何が異色かって? ステージでも普段でも(?)おもちゃみたいな仮面をつけたまま.
そんな異色な彼等だが,曲自体はれっきとした様式美メタル.
特に'88年発表の2ndアルバム「TRANSCENDENCE」は,
様式美メタルとしての名盤とも言われるほどの良作である.
'99年デビューのメロディックパワーメタルバンド.
ジャーマン系の北欧バンドですね.
クリスタルなんて名前だけど,キラキラ系じゃないので期待して買わないように.
NY出身LAメタルバンド. '89年デビュー.
バンド名とは裏腹に,キャッチーなメロを多用したハードポップ系バンド.
'98年「SHADOWLAND」(日本未発売)でデビューしたスペインのメロディックメタルバンド.
女性シンガー,エリサ・C・マルティンをフロントに立てている.
初期はまだ幼さの残る声が特徴的だったが,3rdアルバム「THE GATES OF OBLIVION」('02年)では,
ヘヴィメタルシンガーとして,しっかりした声質となり今後も明るい道がありそう.
デスメタル界の帝王と呼ばれるバンド.
'86年にデビュー. B級,C級バンドが多い中,他を寄せ付けないクオリティの高さを持ち,
キング・オブ・デスメタルとして,君臨している.
'68年デビューのロック界の大御所. リッチー・ブラックモアを中心として結成された.
歴史的ヒット曲を数々世に送りだしてきたバンド.
翌'69年に,ヴォーカルとベースをリッチーが勝手に入れ替え,
黄金期と呼ばれる第二期へ突入. '73年にも入れ替えで第三期.
'75年にはリッチーが「RAINBOW」を結成し脱退. リッチーが居なくなって弱小化してしまい,そして解散・・・.
'84年に黄金期メンバーで再結成するも,'93年にリッチーがまたもや脱退.
小康状態で活動続けるコトに・・・.
'80年代のハードロック界で忘れることが出来ないバンドがこのデフレパードであろう.
NWOBHM真っ直中のイギリスで'80年にデビューを果たす.
3rdアルバム直前でギタリストのピートが脱退.
そして元「GIRL」のフィル・コリンが迎え入れられて'83年発表3rdアルバム「PYROMANIA」が大ヒット.
その翌年,順調かと思われたところに,ドラマーのリック・アレンが交通事故で左腕を失うコトに.
しかし,特注ドラムセットで彼は演奏を続ける決意をし,4年後に見事復帰.
デフレパード最高傑作とも言える4thアルバム「HYSTERIA」を出す.
ま,プリーストのツインリードをマネただけとかいろいろ言われてるけど,
そんなこと言ったら今のHR/HM界みんな誰かしらをマネてることになるからいいじゃないんかね.
ドイツの3大スラッシュメタルバンド(他,KREATOR,SODOM)として活躍.
'85年にデビューを果たし,狂気丸出し,強烈な攻撃的音楽によって名をとどろかせた.
ガイキチ天才スラッシャーと呼ばれる所以もわかる.
バンド結成当時のメンバーの名前の頭文字をとって名付けたバンド名.
'97年,1stアルバム「CHANGE DIRECTION」でデビュー(前年にミニアルバムも出しているが)した,
イタリアンメタルバンド.
'94年デビューのデンマーク出身のトリオバンド. オルタナティブっぽいハードロックバンドである.
デビューから解散まで,2枚のアルバムしかリリースしなかったが,
'94年発表1st「DIZZY MIZZ LIZZY」そして,'96年発表2nd「ROTATOR」共に,
どちらもたいへん評価の高い作品に仕上がっている.
デンマークの国民的バンドのサウンドを,是非一度お試しあれ(笑)
'83年にデビューした,ドン・ドッケン率いるLAメタルバンド.
天才ジョージ・リンチをギタリストとして活躍.
'86年に,3rdアルバム「UNDER LOCK AND KEY」を発表.
彼等の最高作品と唱われる一枚である.
その後,'90年代前期まで,メロの美しさとエッジの効いた切れ味のバランスの良さは,
他の追従を寄せ付けなかった(LAメタル界でね).
イタリア出身のメロディックパワーメタルバンド.
'97年に,自主制作盤「CHAMPION ETERNAL」をリリース.
その後の作品も,数々の評価と受賞をうけ,
'01年発表「STORMBRINGER RULER」で,有名イタリアンメタルバンドの一つとして地位を獲得する.
スウェーデンをベースとした正統派(メロ寄り?)メタルバンド.
名プロデューサー,フレドリック・ノルドストローム(アークエネミー・ハンマーフォール他)が立ち上げた.
'02年に1stアルバム「DRAGONSLAYER」でデビュー.
デビューとは言っても,ベテラン揃いのメンバー構成のため,本当の意味での新人バンドではない.
メタル初心者から上級者まで,もし聴いたことがなかったら買ってみるべし.
言わずと知れたプログレッシブメタルの第一人者.
'89年に1stアルバム「WHEN DREAM AND DAY UNITE」で今までにないメタル界を作り話題になった.
'92年発表の2ndアルバム「IMAGES AND WORDS」でプログレ界で不動の地位を獲得した.
そこら辺のアホっぽいバンドと決定的に違うのが,メンバー全員が音楽理論を知り尽くしているところ.
ただ単に感性だけで音楽をやっている人達とは,アタマが違うのである.
もちろん,知識だけではなく,感性も豊富なのは彼等の楽曲を聴けばわかることだ.
その為,細かい細工等が,非常に効率的に使用されている.
'97年にデビューを果たした,当時平均年齢20歳前後と言う若年バンド.
しかし,サウンドはジャーマンメタルファンならうなずけるであろう仕上がり.
特に,'98年発表の2ndアルバム「VAIN GLORY OPERA」(これが日本ではデビューアルバム)では,
「BLIND GUARDIAN」のハンズィ・キアシュがバックヴォーカルでクワイアを指導し,
「STRATOVARIUS」のティモ・トルキがミキサーとなり,更に一曲だけだがギターまで弾いてくれちゃってる.
なんとも豪華なスタッフに恵まれたバンドでもあるが,
実力を見込まれてのサポートであることは言うまでもないだろう.
オランダ出身の正統派メタルバンド.
'92年に1stアルバム「LABYRINTH OF DREAMS」をリリースするが,
デビュー作と思えぬサウンドで,世間を圧巻させた.
HMファンなら,一度は聴いてみて損はない秀作である.
しかし,'95年発表の3rdアルバム「LOST」辺りから,プログレ系色が強くなり,
プログレメタル第一人者の「DREAM THEATER」と被ってしまうようになり,
あまり目立たなくなってしまった.
'98年発表の5thアルバム「MANIFESTATION OF FEAR」で,持ち前のパワフルさを復活させ,
押しの強い作品を出している.
北欧メタル(って言うか北欧HR?)で初めて世界に名を広めたバンド. '83年デビュー.
北欧メタルの元となったバンドと言えるだろう.
3枚目のアルバム「THE FINAL COUNTDOWN」で大ヒット.
'80年代の実力派スラッシュメタルバンド.
「METALLICA」のカーク・ハメットが初期に在籍していた.
天才ギタリスト,ヌーノ・ベッティンコート擁するアメリカンハードロックバンド.
どの作品も秀作だが,'90年発表の2ndアルバム「PORNOGRAFFITTI」をココでは推しておこう.
ダブルプラチナディスクを獲得したヒット作品で,ヌーノの技や作曲能力がよく現れている.
'92年に1stアルバム「FAIR WARNING」でデビューを果たしたメロディックハードロックの星.
ドイツ人の感性と日本人の感性は近いモノがあると言われることがあるが,
そのせいなのか,このバンドの曲は日本人には非常にウケがいい.
世界レベルのヒットは飛ばしていない彼等だが,メロ,力強さ共に実力はかなり高い.
'86年「FAITH NO MORE」でデビューしたミクスチャーロックバンド.
'88年に2ndアルバム「INTRUDUCE YOURSELF」をリリース. 評判のいい作品ですね.
ロックをベースに,ポップス,メタル,ジャズ,ヒップホップ,ファンクビートまで取り入れた作品.
'84年にデビューしたQUEENSRYCHE型正統派メタルバンド.
一時期は,あまりにもクイーンズライクにサウンドが似ていたため,クローンとまで言われていた.
'91年発表の6thアルバム「PARALLELS」が一番出来の良いアルバムとされているが,
やはり,クイーンズライクに近似する箇所が非常に多く,個性という点で難があるのかも知れない.
「HELLOWEEN」を脱退したカイ・ハンセンによって結成されたジャーマンメタルバンド.
ハロウィン時代にキスクを加入させた理由が「ギターに専念したい」と言っていたにもかかわらず,
何故,ココでヴォーカルやってんの? って言いたくなるが,
ま,良い作品を世に出してくれてるのだから,文句は無い.
4th,5thもいいのだが,'99年発表の6thアルバム「POWER PLANT」では,
思いっ切りジャーマン魂をぶちまけてくれてるのでココではこれを推す.
ちなみにこのアルバム,「PET SHOP BOYS」と「RAINBOW」のカヴァー曲が入っている.
4th「LAND OF THE FREE」('96年)は,キスクが歌ってる曲がアルバム全体とバランスとれていないからダメ.
5th「SOMEWHERE OUT IN SPACE」('97年)は,かなりお勧めです. 個人的にジャケットが気に入らなかっただけ・・・.
天才ギタリストとして名を馳せた男.
'60年代後半には南アイルランドで「METHOD」と言うバンドで活動.
のち,「SKID ROW」から誘いがかかり加入することになるが2ndアルバムを出したところで脱退.
ソロ活動やったりいろいろなバンドを転々をとしたり自らでバンドを立ち上げたりしながらも,
結局,ソロ活動が好きらしく,歴史に様々な名曲を残してきた.
ソロアルバムとしては,'87年発表の6thアルバム「WILD FRONTIER」が私のもっとも印象強い作品である.
'89年アルバムデビューした北欧系のハードロックバンド.
初期は,「HELLOWEEN」達と並び,かなり高い評判を受けていたジャーマンメタルバンド.
所属事務所の方針で,アメリカ路線(キャッチーな甘い曲)へ走らされ,
大失敗を受けさせられた不運のバンド.
初期の作品は,イイ曲多いです.
'84年デビューのLAメタルバンド.
実力,曲,共に高いクオリティだが,パンチが弱く感じたのは私だけだろうか・・・
'80年代後半から'90年代前半に大活躍したLAのR&Rバンド.
'87年に「APPETITE FOR DESTRUCTION」にて満を持してのデビュー.
高い下馬評を更に上回るHITを飛ばした.
ポストLAメタルを目標として「破壊欲」を前面に押し出した内容であった.
その後,2ndの「USE YOUR ILLUSION T・U」(何故か2枚バラ売り)をリリース.
こちらは,破壊のみでなく,静動のコントラストが特徴的な,技入りの作品となっている.
スウェーデン出身のジャーマンメタルバンド(ん〜,なんか変だね).
元々,いくつかのデスメタルバンドのメンバーが集まったバンドだが,
そのサウンドは,メロディックスピードメタル他ならない.
'97年夏,1stアルバム「GLORY TO THE BRAVE」で衝撃デビュー.
当時,同じ時期にデビューした「NOCTURNAL RITES」(同じくスウェーデン出身)と,
よく比較されたりしたが,その後「NOCTURNAL RITES」は路線を変えたため,今では別物.
その翌年に2ndアルバム「LEGACY OF KINGS」をリリースし,一部のファンを釘付けにした.
'00年には3rdとなる「RENEGADE」を発表. 非常にそつのない仕上がりを作り上げるバンドである.
'91年デビューのカナダ出身正統派ハードロックバンド.
「FAIR WARNING」と並ぶ,メロディックなハードロックバンドだと思う.
透明感のあるメロディに,ゴージャスなクワイアがかかる日本人好みのバンドではなかろうか.
'93年に3rdアルバム「MOOD SWINGS」を発表. 彼等の名盤である.
'99年には,バンド名を「RUBBER」に改名.
同年,通算5枚目のフルレンスアルバム「RUBBER」をリリース.
全体的に非常にバランスの良い出来に仕上がっている.
女性ハードロックバンドの代表格. 女王的存在である.
「LED ZEPPELIN」に影響を受けたバンドだけあって,比較的熱い面を見せる.
が,ハードロックと言うよりは,ハードポップと言った方が近いのかも知れない・・・.
どちらにしろ,歴史に残るバンドであることに間違いはない.
'85年に,9枚目となるフルレンスアルバム「HEART」を発表.
全米チャートNo1の偉業を成し遂げた.
ツインリードが美しいちょっと他と違うスラッシュメタルバンド.
'91年リリースの2ndアルバム「VICTIMS OF DECEPTION」が有名でしょうか.
スラッシュと言っても,メロディアスにまとめられていて,
全編でクランチリフによる疾走感が感じられる.
'89年にメタルファン泣かせの逸品をひっさげてデビューした正統派ジャーマンメタルバンド.
デビュー作「IN CONTROL」は,ジャーマン魂をしっかり込められ,
まさにジャーマンファンのために作られたようなアルバムである.
続く'91年発表の2ndアルバム「LIVIN' IN HYSTERIA」で,更に知名度を上げた.
しかし,続く作品で更なる進化を求めた故のマイナス評価を多く受けてしまい,
勢いを失ってしまう. 実力は一線級なだけに,もったいないことである.
'99年に5thアルバムとなる「MENERGY」を発売しているが,
とても良い作品だと私は思うのだが,あまり売れていない・・・.
勢いと言うモノがどれだけ大切か考えさせられてしまった.
言わずと知れたジャーマンメタル界の第一人者である.
アメリカの万聖節Halloweenをもじったバンド名であり,混同しないように注意.
ACCEPTが切り開いたドイツのHMの血を引き継いだ方向性にある.
'78年に結成された「GENTRY」(カイ・ハンセンがリーダー)を母体としたバンドで,
'85年アルバム「WALLS OF JERICHO」にてデビュー.
'87年に名盤と言うに相応しい2ndアルバム「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 1」を発表.
ジャーマンメタルと言う新しいジャンルを確立させた.
詳しい紹介は特集にて.
'91年「STRAP IT ON」でデビューしたグランジバンド.
グランジは好きじゃないのであまり知らない・・・.
'99年「HEIR OF POWER」発表でデビューしたイタリアンメタルバンド.
'00年に2ndアルバム「WHEN THE AURORA FALLS...」(日本では'01年発売)で,
更に進化したバンドを見せてくれた.
イングヴェイの登場により,アメリカで速弾きブームが巻き起こっている最中にデビューした,
超高速の速弾きギタリスト,クリス・インペリテリを中心とした様式美メタルバンド.
'88年に出した1stフルレンスアルバム「STAND IN LINE」は非常に高い評価を得た.
('87年に,フルレンスに先駆けて4曲入りミニアルバム「IMPELLITTERI」を出している)
その後,アメリカで速弾きブーム熱が冷めてきたので,少し落ち目に入ったかと思われた矢先,
'94年発表3rdアルバム「ANSWER TO THE MASTER」で大評判を勝ち取る.
次ぐ4thアルバム「SCREAMING SYMPHONY」を'96年にリリースした.
この4thは,とにかく弾きまくり弾きまくりな世界である.
バラードなど存在しない,まさに弾きまくりの作品である.
クリスの必殺技(?)チキンピッキング奏法もこの作品でお披露目.
スウェーデンのメロデスバンド. '94年デビュー.
ねね,このバンドの説明いる? なんか誰もが知ってそうだから書かなくてもいいかな??
でも知らない人もいるだろうから,やっぱり書くか・・・.
ってな気分になってしまうくらい,とっても偉いバンドです(笑)
ヘヴィメタル界の帝王の座に腰を置くバンド,それがこのメイデン.
時は70年代. それまで主力だったHRと言うものが,パンク・ニューウェーブによって潰されかけていた.
いや,すでに潰されていたのかも知れない. そこへ出てきたNWOBHMの旗手ともなったのがこのバンドである.
1980年,名もないバンドが,パンク全盛の時期に突然デビューを果たしたにも関わらず,
1stアルバム「IRON MAIDEN」は,いきなり全英チャート7位に食い込む奮闘ぶり.
その後も快進撃を続け,今や伝説ともなったメイデンがあるのである.
カイ・ハンセンが「GENTRY」時代(HELLOWEENデビュー前)に僚友だったピート・シールクと,
'97年にアルバム「IRON SAVIOR」でデビューした企画バンド.
企画バンドとは言っても,メンツがメンツなため,その範疇で片づけられはしない.
ま,他の有名ジャーマンメタルと比べれば,やはり存在そのものが薄いのは否めないが,
面白い曲も,幾つか出しているので無視することは出来ないバンドである.
こちらも説明など必要なさそうな,大バンドですね.
鋼鉄の神の異名を持つメタルゴッド,プリーストです.
ヘヴィメタルとはプリーストであり,プリーストこそヘヴィメタルそのものでしょう.
今の一般的なヘヴィメタルの根本を築き上げたバンドとも言える.
'80年発表の6thアルバム「BRITISH STEEL」は,伝説とも言える偉業を成し遂げた.
このアルバム無くして今のHMは語れない. このアルバムこそがHMの全てとも言われ,
かの帝王メイデンまでをも「BRITISH STEELを目指した」と言わしめた作品である.
ツインリードの素晴らしさを教えてくれたバンドでもある.
アメリカ出身のバンドとして珍しい,コテコテのメロディアスHMバンドの一つ.
4thアルバム「THE FOURTH LEGACY」で,人気を博した.
私的には,'01年発表の5thアルバム「KARMA」を是非聴いておいてもらいたい.
しかし,やっぱりこの手のバンドは,地元アメリカよりもスペインやドイツのほうが売れるのよね・・・.
プログレッシブロックの元となったバンド.
顔面白塗り,激しい衣装とステージパフォーマンスで注目を集めたR&Rバンド.
外観とは裏腹に,意外と曲自体は正統R&Rが多いのでバカに出来ない.
って言うか,ある意味トップの座に上りつめたバンドであろう.
映画まで出演してしまうほどの勢いを持っていたしね・・・.
2000年デビューの少女バンド.
って言うと,可愛く聞こえるが,中身はモダンヘヴィネス一色のドロドロ音楽・・・.
ヴォーカルもシャウトしまくり,ギターも吠えまくりでとてもキテますね.
アルバム名も「SPIT」とか,かなりキテます・・・(意味を知らない人は調べてね).
「YOU CAN EAT A DICK」とかいうサブタイトルが付いてる曲もあるしさ・・・.
ってコトで,とりあえず専門外ですがこんなラウドロック・ガールズバンドがあるってことでした.
「RHAPSODY」と並ぶイタリアの代表的HMバンド.
完全な様式美を身上とする「RHAPSODY」と比べ,こちらは熱いサウンドが特徴.
よりヘヴィに,よりスピーディに展開していく曲が多く,聴いていて気持ちいいです.
'98発表2ndアルバム「RETURN TO HEAVEN DENIED」がお気に入り.
デビュー初期は良かったが,'00年超えてからのジャケットのセンスには疑問有り(笑)
アメリカの歌姫,ラナレーン.
とってもクラシカルなロックバンド.
作品によってタイプもかなり変わるが,クラシカルロックバンドと呼べば問題ないでしょう.
プログレッシブ系に近いものがあります.
かなり熱いロックから,綺麗なバラードまで聴かせてくれます.
女性ヴォーカルであるが故の素晴らしい表現力が聴き所.
ジミー・ペイジを中心とした,歴史的ロックバンド.
サイケデリック系で,更に一聴した感じ,ダラダラとしたサウンドは,
ツェッペリンの個性でもあり,集中して聴くとドラッグでトリップしているかのような感じさえしてくる.
(って,俺はクスリやったことぁ〜ねぇから,本当のトリップってのがどうゆうもんかわからんが・・・)
とにかく新しいモノをガンガン取り入れ前に進もうとしていく姿勢が,大成功をおさめた原因であろう.
ギターをヴァイオリンの弦で弾くなんて,フツー考えないしね・・・.(例え考えても実行はしないだろう)
後期は,オカルトっぽい方向へ進んでいき,次第に勢力も弱まった.
'00年デビューのブラジル出身メロディックパワーメタルバンド.
1stアルバム「AFFAIR OF HONOUR」によって私はファンになりました.
多少荒っぽさはあるものの,勢いと気持ちよさで,どこまでも壮快に聴けます.
ブラジルと思って甘く見るとかなり損する一枚かと思いますね.
日本が世界に誇るHRバンドラウドネス.
世界指折りのギタリスト達までもが崇拝するギタリスト高崎晃(和尚)を中心に結成される.
正直言って,メンバーは日本人だが曲自体は,完全に洋楽ですね.
ま,だから海外でも売れてるんでしょうけど・・・
'81年に1stアルバム「THE BIRTHDAY EVE」でデビュー.
躍進めざましいものがあったが,'88年末にヴォーカル二井原実が脱退.
翌'89年に新ヴォーカル,マイク・ヴェセーラが加入.
その後しばらく沈黙が続き解散かと思われたが,和尚の呼びかけにより'00年二井原実が復帰.
そして11年の沈黙を破り,'01年アルバム「SPIRITUAL CANOE」により劇的復帰.
路線で言えば,ネオクラシカル路線上の北欧メタルって感じのバンド.
キーボードがかなり前面に押し出てきているサウンドなので,
キーボードが好きな人じゃないと,ひいてしまうかもですね.
インダストリアルロック界で,まっすぐ音楽をやってるのが彼等でしょう.
なんかこの世界,やたらとエロっぽいのバッカリなんだよね,なんでだろ・・・.
'93年「PORTRAIT OF AN AMERICAN FAMILY」でデビュー.
オルタネイティブなサウンドにメッセージ色の強い歌詞で,同調した人も多いのではと思いますね.
'98年には3rdアルバム「MECHANICAL ANIMALS」にて全米チャート1位に輝くまでに至った,
表の世界に居ることが許される唯一のインダストリアルロックバンドではなかろうか.
「METALLICA」をオーヴァードーズで解雇されたデイヴ・ムスティンが立ち上げたスラッシュメタルバンドで,
スラッシュメタル四天王の一つ.
この「METALLICA」への猛烈な反撃心が痛いほど伝わってくる作品が初期には多い.
当時,ヘヴィメタルと敵対方向にあったパンク音楽をメタルに取り入れた楽曲で,
何をおいても「攻撃的」と言うイメージの強いバンド.
'86年発表の最高傑作と言われる2ndアルバム「PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?」で,
固定ファンをガッチリと掴まえた.
'92年発表の5thアルバム「COUNTDOWN TO EXTINCTION」で,
メガデスの歴史上もっとも重要であろう,マーティ・フリードマンがギタリストとして加入.
そしてこの作品が,大ヒットを飛ばすことになる.
しかし,2000年初頭に,マーティが脱退.
スラッシュとは言えないジャンルの音楽へ移行した.
日本でも高知名度を誇っている有名スラッシュバンド.
ん〜,メタルを知らないヤツでもバンド名を知ってるスラッシュメタルバンドって言ったら,
このバンドくらいしか無いんでしょうね. メガデスなんて一般人から見れば意外とマイナーだし.
(別にメガデスをバカにしてるわけじゃないよ 一般論だからね)
スラッシュメタル四天王の一つ.
'83年に「Kill 'Em All」で,衝撃デビュー.
翌年'84年には,最高傑作と名高い2ndアルバム「RIDE THE LIGHTNING」で更に勢いに乗り,
3rdアルバム「MASTER OF PUPPETS」でビルボード29位と言う快挙を成し遂げた.
(ん? たった29位だって? ざけんじゃねー! メタルバンドが29位なんてフツーとれねーんだよ!)
(なんてったって,日本もそうだけどアメリカっちゅう国は産業ロックお盛んで,バラード無きゃ売れねーしね)
しかし,時代の中で,スラッシュメタルからは遠ざかってしまい,
後期は「ヘヴィロック」とジェイムズ・ヘットフィールド自ら言うような音楽性へ移行した.
'99年発表の3rdアルバム「NEMESIS」で,世界に名を広げた北欧叙情路線なネオクラシカル風HMバンド.
上記3rdは,かなり評価の高い作品になっていたが,
'01年に4thアルバム「METALMACHINE」で,よりハードに,よりメタリックに仕上げられた.
(このせいで,ヴォーカル交替したのだが・・・)
メタルの神がプリーストであれば,ロック界の永遠の不良児がこのモトリーであろう.
何も考えず,思ったことを音にして,ただ純粋に恰好良い方向性を突っ走ってる.
恰好良いのは,この不良性がいつになっても消えないからではなかろうか.
暴力・麻薬・犯罪・女・セックス・入れ墨・バイク・酒・・・,あらゆる不良の象徴を武器に曲を作っている.
NWOBHMがイギリス中を駆けめぐる中,アメリカでもブリティッシュ・インベージョンで掻き回されていた.
そんな中,LAメタルとして「RATT」「DOKKEN」等と共に活躍するのである.
彼等の作品の中から一つ推すとすれば,私は'87年発表4thアルバム「GIRLS GIRLS
GIRLS」を推そう.
「女,女,女」そんなタイトルから想像出来るように,内容はただ淫らで下品なだけ・・・(笑)
他に何も見つからず,ただ恰好つけながらR&Rを弾きまくるバカ丸出しこの上ない作品である.
しかし,音楽など,バカでいいのではないか? それを聴いて楽しむ人が一人でもいるならば.
我々も,アタマを空っぽにしてこういった曲を聴こうではないか. なんて考えてしまえそうな作品.
ま,最高傑作と言われるのは,'89年発表の5thアルバム「DR.FEELGOOD」だろうと思うけどね・・・.
イギリス出身で,パンクメタルを歌い出した原点的バンド.
この流れが,スラッシュメタルへと移行することになる.
'89年1stアルバム「MR.BIG」にてデビューしたハードロックバンド.
メンバー全員の卓越した才能・技術により,一躍トップレベルに登りつめる.
日本国内での人気もかなりあり,メンバーの愛日精神もとてもあったらしい(笑)
'01年,惜しまれつつも解散・・・.
「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」及び,「McAULEY SCHENKER GROUP」の略.
基本的に,前者はそのまま「THE MICHAEL SCHENKER GROUP」を称されることが多いが,
どっちにしろシェンカーが弾きまくってるバンドなので,
詳しくどうしてもこだわりたい人以外は,気にしなくて良いレベルでしょ・・・.
神とも称されるマイケルシェンカーのバンドです(笑)
おんりーゆーきゃんろっくみろっくみー!
イギリスのスーパーハードコアバンド. 速いでっせ.
こうゆうのをブラストビートってんだな〜って感じ?
'87年「SCUM」にてデビュー. この時点ですでにバンド結成時のメンバーは一人もいない.
その後も,メンバーの入れ替えがモーレツにおきている.
'90年代半ばでようやくメンバー入れ替えも落ち着き,それと同時にモダンヘヴィネス系のサウンドに移った.
って言っても,厳密にはなんもかわっちゃいないんだけどね・・・.
「SINERGY」にキンバリーが居るように,「NIGHTWISH」にはタリア・トゥルネンが居るって感じな,
フィンランド出身の女性ヴォーカル擁する正統派メタルバンドですね.
元々オペラ歌手路線な歌い方のため,その声も独特.
正統派なメタルをバックに,クラシックオペラっぽいヴォーカルが重なっています.
取っ付きにくいでしょうが,ま,慣れでしょうね・・・.
スウェーデン出身のパワーメタルバンド.
3rdアルバム「THE SACRED TALISMAN」が業界でかなり高い評価を受け,
メジャーバンドへの一歩を踏み出した.
私的には,'97発表の2ndアルバム「TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION」を,
このバンドの名盤としてお勧めしたいですね.
北欧風味が入りながらもパワーメタルを弾いてます.
'00年を過ぎ,力強さを出しすぎな曲調に変わってきたのが,
ファンを二分する結果になった・・・.
'89年発表1stアルバム「OFFSPRING」でデビューしたメロコアバンド.
あ,わかってると思うけど,メロディックコアの略ね. メロコアって.
メロディックパンクバンドとも言われてるけどどっちなの?
誰か教えて(笑) ってか,メロコアとメロパンクの違いも教えて(^^;
'92年発表の2ndアルバム「IGNITION」で,メロコア界で第一線にのし上がる.
今ではメロコア界を彼等無しでは語れない存在であろう.
'85年「FEEL THE FIRE」でデビューしたハードコア・パンクバンド.
新作を出す度に人気は上昇しバンド色がパワーメタル・スラッシュ方向に変わっていく.
'89年発表の4thアルバム「THE YEARS OF DECAY」は,
'80年代のパワーメタルの中でも傑作と言われるほどである.
'93年発表6thアルバム「I HEAR BLACK」でドラマーのシドが脱退.
曲調が徐々に正統派に向かっていった.
ゴシックメタルの始祖.
ノリのイイ曲からバラードまで歌いこなすHRバンド.
'91年発表の2ndアルバム「ONE SIZE FITS ALL」では,
1stに続き,高い評価を得て人気を上昇させたが,
3rd以降,徐々に方向性が変わっていった.
デンマークを代表する北欧メタルバンドで,日本でも比較的メジャーなバンドでしょう.
サウンド的には「EUROPE」に似た(時代が一緒だからね)楽曲で,
様式美メタルの基本をしっかりした無難なバンドです.
しかし,面白いバンド名考えますよね〜. 「可愛いメイドさん」だってさ・・・.
ま,この場合のmaidsは,少女とか乙女とか訳すんだろうけど・・・.
'97年「PRIMAL FEAR」でデビューしたドイツ発,正統派ヘヴィメタルバンド.
元「GAMMA RAY」のヴォーカル,ラルフ・シーパースと友人のマット・シナーを双頭とする
実力派のバンドである.
イギリス出身のロックバンド. 初期はハードロックだが,後期はかなりアメリカナイズドしてしまっている.
'73年に,「QUEEN」でデビュー. 毎年のようにアルバムをリリースし,
2nd「QUEEN II 」,3rd「SHEER HEART ATTACK」,4th「A NIGHT AT THE OPERA」と,次々にヒットアルバムを連発した
特に4thは,QUEEN最高傑作と名高いアルバムで聴いてない人は是非.
ワタシ的には2nd辺りが気に入ってるかな・・・.
ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが,病死したことで解散.
正統派スピードメタルの代名詞ともされるバンド.
それほど知名度がズバ抜けていたわけではないが,
その特徴的なバンドスタイルから,
この手のバンドを説明する際によく引用されるバンドである.
但し,このバンド,時代によってずいぶん曲調が違うので注意.
'86年「STREET LETHAL」でデビューしたアメリカンロックバンド.
翌年に2ndアルバム「SECOND HEAT」は発表し,メンバー散り散りになったが,
'99年3rdアルバム「TECHNICAL DIFFICULTIES」で復活.
'00年発表4thアルバム「SUPERHEROES」では,メタル色が表に出た作品でもある.
「MR.BIG」解散に伴い,ポール・ギルバートの今後の動向にも注目.
ベーシストのピーター・ワグナー(ピーヴィー)が中心となり活動を続けるジャーマンメタルバンド.
捨て曲が無く,ハイセンスな作品揃いだが,
インパクトにも今ひとつ欠けてる気がしないでもないような気がしないでもない・・・(?)
どのアルバムも総合的に評価も高く,コレと言って推薦するアルバムも無い・・・.
どれ買ってもレイジです. 反面,変化が少ないので,苦手な人はダメでしょうね.
リッチー・ブラックモアが「DEEP PURPLE」を脱退して結成したバンド.
'75年に1stアルバム「BLACKMORE'S RAINBOW」を発表.
結成時,リッチー以外は「ELF」のメンバーで構成.
さすがはリッチーと言える作品揃いで,売れ行きも好調.
初期はしっかりロックしていたが,後期に入りかなりポップ路線に移ってしまった.
'81年の5thアルバム「DIFFICULT TO CURE」辺りでは完全に違うバンドのようになった.
最後の作品となった7thアルバム,「BENT OUT OF SHAPE」('83年発表)で,
初期のロックっぽいリッチー節を垣間見れたかと思いきや,リッチーが脱退.
核が居なくなり解散の道へ・・・.
リッチーは,「DEEP PURPLE」へ帰ることになる.
「MOTLEY CRUE」「DOKKEN」等と共に,LAメタルの旗手となったバンドの一つ.
しかしLAメタルってのは明るい曲が多いですよね.
ま,悪くは無いんですけどね・・・.
イタリアから現れた超弩級様式美HMバンドです.
どの辺がって,全てですね. 音,曲作り,展開・・・.
このラプソディ独自の世界によって,ロールプレイングメタルなどと呼ばれるほど,
臭いメロが活きてます. 私は好きです.
臭さだけで言えば,スカイラークに勝るバンドもそうないですけどね・・・.
2ndアルバム「SYMPHONY OF THE E NCHANTED LANDS」は,最高に味が出てますね.
ま,嫌いな人には「やりすぎ」って言われます. それくらい壮大なスケールです.
HMと言うより,クラシックそのものですね. はい.
'98年に「IGNITION」をリリースしたマーク・ボールズのソロプロジェクトからの進化系バンド.
'01年「THE ORACLE」でデビュー.
様式美パワーメタルとも言うべき作品で,ネオクラシカルな要素も織り交ぜてある.
やっぱこのバンドと言ったら,「THUNDERSTEEL」でしょ・・・.
って感じくらいヒットした曲がコレですね('88年発表アルバム「THUNDERSTEEL」に収録).
ロックマニアでこのバンド,そしてこの曲を知らない人は居ないでしょ.
'88年発表のアルバムなんだけど最高です.
デビューは'78年. サウンドは昔っぽいけど,何年経っても曲は色褪せません!
成田空港をモチーフにしたインスト曲「NARITA」も見逃せませんね.
ある程度,ロックを知ってる人なら,バンド名くらいは知っているのではなかろうか?
いわゆる,変態バンドである. ん〜変態じゃ生ぬるいか??
別に悪口じゃないしね,このバンドの場合はさ・・・. ファンだって本人達だって,怒らないでしょ.
ってか,怒れないと思うけどね・・・. あ,別にバンドカラーは嫌いじゃないよ,私は.
知らない人のために,少々説明. まずはライブにほぼ全裸状態で登場.
そしてライブ中に,レズ行為・自慰・ディルドーショー・SM・フィストファック・放尿までもやってまう人達です.
メンバーはほとんど女性. 男性もいるが皆,両刀使いらしいですね.
って,んなことはどーでもいい.
問題の音はね,「LAからおでましのインダストリアルロック」って感じですね. これは.
2000年に「MOTOR DRIVEN BIMBO」でデビューしてます.
以上.
'01年,「LIFE LINE」でデビューしたメロディアスHRバンド.
デビューとは言え,それぞれがそれなりの歴を持ったメンバーのため,
新人バンドによく見られる荒っぽさはまるで無い.
私の中では,北欧メタルと言えばこのバンドです.
'93年に1stアルバム「LAND OF BROKEN HEARTS」でデビュー.
文句のつけどころのない作品です.
続く'94年に,2ndアルバム「CLOWN IN THE MIRROR」をリリース.
ジャケットはちょっと北欧っぽくない(笑)ですが,サウンドは最高.
更に'95年に3rd「MOVING TARGET」,'97年には4th「PARADOX」をリリース.
愚作が全く見つからない北欧メタルNo1バンドでした.
'99年発表5thアルバム「FEAR」で息切れした感があったが,
一生記憶に残るバンドですね.
'91年「HAREM SCAREM」の名でデビューしたカナダ出身正統派ハードロックバンド.
「FAIR WARNING」と並ぶ,メロディックなハードロックバンドだと思う.
透明感のあるメロディに,ゴージャスなクワイアがかかる日本人好みのバンドではなかろうか.
'93年に3rdアルバム「MOOD SWINGS」を発表. 彼等の名盤である.
'99年には,バンド名を「RUBBER」に改名.
同年,通算5枚目のフルレンスアルバム「RUBBER」をリリース.
全体的に非常にバランスの良い出来に仕上がっている.
'82年「Gates of Purgatory」でデビューしたジャーマンメタルバンド.
ジャーマンメタル一本でここまできてるのでコテコテのジャーマンメタルを楽しめます.
お勧めは5thアルバム「Death or Glory」('89年)辺りの作品(もしくはその周辺).
ジャーマンメタルの名盤と言われている上記デスオアグローリーは一聴の価値あり.
ルドルフ&マイケル・シェンカー兄弟が'70年代に結成したロックバンド.
作品的には,'82年発表の9thアルバム「BLACKOUT」辺りがイイ感じかと思います.
イイ感じってのは,正統派HRって感じでね.
好みの問題があるので,どうこう言わないでね.
あ,ちなみにマイケル・シェンカーは,1stアルバムだけで「UFO」に転向してますのであしからず.
'99年アルバム「MISTRESS OF THE SHADOWLIGHT」にてデビューしたイタリアの様式美HMバンド.
当時,新人離れした完成度から,私は一瞬にして虜になりました.
'01年発表の2ndアルバム「A TIME NEVERCOME」で,更に完成度の高い作品を出した.
「PANTERA」と共に,モダンヘヴィネスを盛り上げたバンド.
「VIPER」とブラジル二大メタルバンドとも呼ばれた.
'97年「SHADOW OF STEEL」でデビューしたイタリアンメタルバンド.
仮面シンガーのワイルド・スティールをフロントに擁した爽やか系イタリアン(笑)
曲調的には日本人ウケしそうな聴きやすいタイプに思う.
'83年「SHAKIN' BRAINS」でデビューした,ヨハンソン兄弟を核とする北欧系メタル.
'80年代に活躍したが'90年代では一枚も新譜リリースせず消滅したかに見えたが,
'01年「BREAKIN' CHAINS」で12年ぶりに復活.
フィンランドからいらっしゃいましたメタル界のアイドル(Vo.キンバリー・ゴス)です〜.
って言うと,ファンが火炎瓶でも投げてきそうですな.
でも,そんな感じのルックスでしょ? 詳しくは裏ジャケを見てね.
一応,正統派メタルバンドですね.
ってコトで,1stアルバム「BEWARE THE HEAVENS」を探しましょう.
しかしサウンドはバカに出来ません.
「IN FLAMES」のイェスパー・ストロムブラードと、「CHILDREN OF BODOM」のアレキシ・ライホを,
両翼に侍したツインリード態勢で,まさに北欧メロデス界のオールスター的な豪華なメンツ.
更に,ツアーで「ARCH ENEMY」のクリストファー・アモットがベースで参戦するなど,
こんなスペシャル待遇,いままで見たことありませんって感じなバンドです.
っちゅーわけで,メロデスが好きな人も買ってみよ〜.
ジョン・ボン・ジョビによって見出されたHRバンド.
幾つかのヒット曲を世に出した.
名前が消えたのは売れ線に走ったせいと言うウワサも・・・.
典型的なイタリア出身ロールプレイング様式美バンド.
ん〜,一言で言えば,ラプソディなんて比じゃないくらいのロールプレイングぶりですね.
ゴブリン,トロル,オーガ,サイクロプス等々のセリフが入っちゃうくらいです.
曲の完成度は,お世辞にも良いとは言えないんですが,
聴いてみる価値はあるかもですね・・・.
元「GUNS N' ROSES」のスラッシュが立ち上げた企画バンド.
サウンドは,ハードロックR&Rと言ったところであろうか.
1stアルバム「IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE」を'95年に出して,
間もなくスラッシュは,「GUNS N' ROSES」を脱退した.
スラッシュメタル四天王の一つ.
スラッシュの帝王とも言われ,他の3つがスラッシュから徐々に遠のいて行く中,
同じ方向性で粘り続けた.
アンスラも粘ったが何故かファンが減っていったからね・・・.
'00年,「ECLIPTICA」でデビューしたスーパー北欧メタルバンド.
ジャンル的には,メロディックパワーメタルってなるのかな.
でも,かなりスピードも特徴だからな・・・. なんて言うんだろ?(笑)
な〜んて,ただ私が好きなだけですが,この1stアルバム,半端じゃないっす.
マジで新人??って感じですね. うん.
ま,ヴァリウスっぽいって言ってしまえばそれまでだけど,
ある意味,ヴァリウスを超えてるでしょ・・・.
ちなみに'01年発表2ndアルバム「SILENCE」は,単体で聴けばそれなりですが,
1stに比べるとかなり聴き劣りします.
元「SEPULTURA」のヴォーカル,マックス・カヴァレラが作ったモダンヘヴィネスバンド.
'98年「SOULFLY」にて,衝撃デビューを果たし,熱いファンを喜ばしてくれた.
奇才ギタリスト. フランクザッパ,アルカトラス等を経た.
'96年発表のアルバム「FIRE GARDEN」では,歌まで歌ってる.
確かに上手い. しかし好き嫌いが激しく分かれそうな曲調である.
かなりサイケですね,これ.
'95年「STRAIGHT FROM YOUR HEART」(日本未発売)でデビューした北欧メロディアスハードバンド.
このアルバム,ヴォーカルに女優のティナ・レイオンベリを起用.
ヴォーカルとしてもなかなかだったが,楽曲全体がライトでポップなものだった.
翌年にはヴォーカルをまたまた女性シンガー,アンジェリカ・ヘッドストロムを迎え,
'96年2nd「STARGATE」(日本では'99年発表)をリリースしたが,女性シンガー蔑視の波に勝てず,
ボーカルをトーマス・ヴィクストロム(男性)を起用し大きく生まれ変わった.
'01年には5thアルバムとなる「REFLECTIONS」をリリース.
今後の北欧様式美アーティストとして,今後にも期待出来る.
おそらく,日本国内で一番メジャーな北欧メタルバンドではないだろうか.
その楽曲は日本人のためにあるかのような,様式美系で,かつヘヴィーであり,
キャッチーな曲をアルバムに必ず入れて,聴き手を飽きさせない.
キーボードの多用のおかげで,嫌いなメタラーも数多くいるが,
好き嫌いの範疇の話しだし,それはそれでいいんじゃないかい?って感じっすね.
あ,でも私は好きっす・・・(笑)
フィンランド出身で,'93年発表2nd「TWILIGHT TIME」で頭角を現してきた.
本格始動が始まったのは'96年発表5thアルバム「EPISODE」から.
世界最強のメタルキーボーディストと唱われるヤンス(イェンス)・ヨハンソンが加入して,
最強の布陣が完成してからの作品だからだ.
お勧めするなら,この5thか,翌'97年発表の6thアルバム「VISIONS」だろう.
インパクトはあまりないが,'00発表の8thアルバム「INFINITE」も,
聴けば聴くほど味が出てくる良作と言えるかも知れない.
'84年,「THE YELLOW AND BLACK ATTACK!」でデビューした,クリスチャンメタルバンド.
ライブで,客に聖書を配布し,そしてステージから客に向かって聖書を投げつける・・・.
配布はいいとして,神聖なる聖書を投げつけていいのか?クリスチャン!?
'86年2ndアルバム「TO HELL WITH THE DEVIL」でプラチナムDISK獲得するほどの地位を得る.
アメリカが産んだ様式美系HMバンド.
ココまでクラシックを取り入れたアメリカ産のHMは初めてですね.
'96年発表3rdアルバム「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」にて,地位を確実なものとした.
いつまでも名盤と呼ばれるに相応しい作品であります.
「STRATOVARIUS」の裏で活躍した様式美HR系のバンド.
裏と言うのは,同郷で同時期にデビューして,
ヴァリウスのヒットに伴い,こちらは影に隠れて知名度は上がらなかったためである.
ただの北欧系ではなく,正統派のHR路線の延長上にあるサウンドであることに注意してもらいたい.
'96年にイギリスよりデビューしたメロディアスハードロックバンド.
キーボードを上手く使った美しく,それでいてハードな路線がウリで,
'98年発表4thアルバム「SPELLBOUND」では,最高潮の輝きを見せている.
尚,'97年発表の3rdアルバム「THE ROBE」も,かなりイイ出来だが,
プロデューサーのゲイリー好みなのか,リバーブがかかりすぎてる気がする.
好みの問題なのかもしれないが,良い作品なだけに,少し残念である.
'96年に1stアルバム「LIVIN' IT UP」で幸先良い滑り出しをしたハードポップバンド.
翌'97年に,ハードポップ界では最高傑作とも名高い2ndアルバム「BREAK AWAY」をリリースし,
バンドの知名度を更にアップさせた.
ネオクラシカル奏法が売りのジョー・スタンプが立ち上げたヴォーカルプロジェクト.
'96年1stアルバム「LIGHT IN THE SKY」でデビュー.
内容はタダの企画ものと言ってはバチが当たりそうな粒ぞろい.
特に,'01年発表の3rdアルバム「SACRED GROUND」は,最高の出来だと思う.
ネオクラシカルな様式美HMココに有りと見せしめてくれる作品ではなかろうか.
「RACER X」の活動休止期間に,残ったメンバー(BruceとJohn)中心となり活動したロックバンド.
'91年に,1stアルバム「LET IT SCREAM」をリリース.
ウド・ダークシュナイダーにより作られたメタルバンド.
'91年発表3rdアルバム「TIME BOMB」リリースした翌年に,
ウドが「ACCEPT」を再結成し「U.D.O」は活動凍結.
'97年に4thアルバム「SOLID」をリリースし,その後に至る.
ヨーロッパ(イギリスを除く)で絶大な人気を誇っていたHRバンド.
「SCORPIONS」から,シェンカーが移籍してきたことで更に人気を博した.
アレックス&エドワード(エディ)・ヴァンヘイレン兄弟により結成されたHRバンド.
曲的にはLAメタルの直系っぽいサウンドを出している.
HM好きには物足りないかも知れないが,
ライトハンド奏法などを世に出したバンドとしても有名である.
「QUEEN」系の分厚いハーモニーが特徴のロックバンド.
'93年1stアルバム「GAIA」でデビュー. これが一番良いような・・・.
素晴らしい声に美しいメロで,ファンを増加させた.
ただ,'98年発表3rdアルバムのギネス挑戦な超ロングタイトルはどうかと思う・・・.
内容は,結構遊んでるな〜って感じ. 行稼ぎついでに,試しに題名載っけてみると,
「VALENSIA '98 MUSICAL BLUE PARAPHERNALIAN DREAMS OF EARTH'S EVENTIDE WHITER
FUTURE & DARKER PRESENT SOUNDSPHERES FROM NEW DIAMOND AGE SYMPHONIAN
ARTWORKS TO YESTERDAY'S WESTERNWORLD ROCKCRAFT UNDER THE RAGING NINETIES'
SILVER PROMISE OF THE HAPPY HUNDREDS ON THE BREAK OF THE NEW MILLENNIUM'S
HAZY MISTY DAWN」
ここまで題名・・・って感じです・・・.
あ,誤字あっても知らないからね.
日本では'02年にデビューをようやく果たしたフィンランドのキラキラ系バンド.
近年有望な北欧(スカンジナビア)メタルバンドが続々出てきているがその一つ.
キャッチ-なメロや疾走するスピード,要所でしっかり抑えるへヴィさを兼ね備えたバンドである.
ドイツ出身の様式美HMバンド.
'96年自主制作アルバム「PREDICTION」にてデビュー.'97年にメジャーレーベルより再発.
'01年3rdアルバム「GOLDEN SIGNS」で,徐々に力を付けている「VOICE」を知らしてめてくれた.
えっと,女性ヴォーカルのメロデスバンドです.
女性なのに,かなりデス声してます. 無理矢理っぽい出し方です.
バックもそれにノリノリでデスやってくれてます.
マニアの人専用です・・・.
ちなみに,彼女の名前はフェデリカ・デ・ボニと言います.
「DEEP PURPLE」で活動を終えたデヴィット・カヴァデールが,
'72年,1stアルバム「WHITE SNAKE」にてソロ活動としてデビューした.
ソロアルバムは'78年に2nd「NORTHWINDS」をリリース.
同年,「WHITE SNAKE」としてバンド結成. アルバム「TROUBLE」をリリースする.
私が初めてこういったロックに接したのがこのバンド. ブルースとハードロックの融合って感じ.
'99年に,アルバム「RESTLESS HEART」にてバンドは解散.
'00年には3枚目のソロプロジェクトとして「INTO THE LIGHT」を出す.
後半はファンキーさが欠けているので,決してHR/HMでは無いですけどね・・・.
和製メタルバンド.
ラウドネスヴォーカル二井原実,元筋肉少女隊ギター橘高文彦,
そして,元爆風スランプのリズム隊によって結成されたバンドである.
日本人による,HMプロジェクトとでも言うんでしょうかね.
っと言っても,センスは日本人的じゃないです. かなり洋楽に近い仕上がりとなっていますね.
ちなみに,バンド名は2ndアルバム出す前に「X.Y.Z→A」(エックス.ワイ.ズィー.トゥー.エー)に変わってます.
とりあえず,ダマされたと思って,2ndアルバム「METALIZATION」でも聴いて見て下され.
正直,ワタシ的に今一って曲もありますが,熱い曲があるからそれでいいのです!
「インギー」との愛称で,世界中のギターキッズが憧れる早弾きギタリスト.
北欧メタルのメッカ,スウェーデン出身.
ネオクラシカル奏法という独自のスタイルで突き進む.
HRとクラシックをココまで上手く融合させる能力には圧巻.
上記インギーを中心としたバンド.
歴代のヴォーカル皆,粒ぞろいです.
'86年に1stアルバム「ZENO」でデビューしたハードロックバンド.
ウリ・ジョン・ロートの弟,ジーノ・ロートがリーダーである.
しかし売れ行き不振のためか,間もなく脱退.
'95年に再結成し,2ndアルバム「ZENOLOGY」をリリース.
ストレートなハードロックに仕上がっていると思う.
アルファベット順に書いてるので,おそらくこれが一番下になるだろう.
'99年に,スウェーデンから現れた北欧風味のジャーマンメタルバンド.
1stアルバムは「TUNES OF STEEL」って題名.
ガンマレイにかなり近いサウンドだが,それよりも美しいって感じ.
結構イケてると思うので,知らなかった人はバンド名くらいはチェックしといてね.
ってコトで,書いてみました.
まだ数も内容も薄いんですが,いっぱいいっぱいなのよ!
しかも,わかりにくい文章だったりして混乱してるかもですが,
ま,そんなもんかな〜程度に感じ取っておいて下さい.