コメント ポンポン船の動作原理を利用し、実際的な装置を可能とする外燃機関を提供するものです。
特許証
要約 【課題】おもちゃのポンポン船の動作原理を利用した、水の安定した往復動が得やすく、大きなポンポン船を作ることや動力を取り出すことができる実際的な装置を可能とする外燃機関を提供する。
【解決手段】加熱容器3の作動液1が加熱手段5により加熱され、一部が蒸発し、その蒸気が他の作動液1を動液管7を経て作動液プール部11へ押し出し、蒸気はこの動液管7で冷却され凝縮する。作動液1は再び動液管7へ吸い込まれる。この蒸発と凝縮がいわば自励的に繰り返されて、作動液1は動液管7内を往復運動する。往復動する作動液1から、逆止弁9やタービン13からなる動力取出手段により、動力が取り出される。このとき、注液管15から加熱容器3へ作動液1が注液されることにより、動液管7を太くしても、従来のように吸い込まれる作動液1が大量に一気に加熱容器3に戻ってきて加熱容器3の温度が低下して、再度の蒸発のタイミングが遅れ、自励的な動きが止まってしまう、ということを防止できる。
図1

フロントページへ