Le Cantal

カンタル



A.O.C取得1956年5月17日判決 1980年2月19日           1986年12月29日改訂
種  類  別圧搾タイプ
産地,指定地域カンタル県及びアヴェンロン,コレーズ,オート・ロワール,ピュイ・ド・ドーム
原  料  乳牛乳(無殺菌乳)
牛 の 品 種  
MG(固形分中脂肪)45%以上
季     節1年中
 2000年の歴史があり、もしかするとそれはフランスの中で最も古いかもしれないと言われるチー ズです。ごつごつした頑丈な表皮は、熟成が進むにつれ次第に白っぽいグレーが、金色,そして赤い斑点の あるオレンジ色へと熟成していきます。中身はフリュイテで素朴なナッティな風味がします。優しい味のカ ンタルは熟成30日,黄金色のカンタルは熟成2ヵ月,さらに十分に熟成カンタルは熟成6ヵ月以上の物です。 5月から9月までは放牧の季節で標高1200m以上の高地で5ヵ月間下放牧されチーズが作られます。
 ミルクを32℃まで温め、凝乳酵素を入れ約1時間静置します。カード(牛乳の固まった物)を1p角に カッティングします。カードをクロスに集め、プレス・トム(圧搾機)で数回プレスします。(これをトム という)12から15℃で8時間トムを熟成します。トムを挽肉器みたいな物でクルミ大に挽き、塩付けし ます。型にクロスを敷きほぐしたトムを詰めます。反転と圧搾を48時間繰り返し熟成室へ移します。 湿度90%,温度10℃以下の熟成室で、週2回、表面を拭き、反転を繰り返し最低30日熟成します。

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