Crottin de Chavignol

クロタン・ドゥ・シャヴィニョル


A.O.C取得 1976年2月13日  1986年12月29日改訂
種  類  別シェーブル
産地,指定地域シェール,ロワレ,ニェーブル各県にまたがるサンセロワ,シャンパーニュ・ペリション地方の一部,及びペイ・フォール地区(旧ベリー地区)
原  料  乳山羊乳(全乳)
山 羊 の 品 種    
MG(固形分中脂肪)45%以上
季     節1年中 フェルミエは春〜秋

 クロタンが歴史に初めて登場するのは14世紀で、このころからブルゴーニュの修道士達はベリー地 方にぶどうを作り始め、クロタンはこのぶどう園で働く人々に取って、重要な食料でした。 クロタンとは馬・羊の糞の意味で形からこの名前がきています。表皮は薄く白或いは薄い青かびで、カビ のない物もあります。組織は白かアイボリーで、緻密で滑らかな組織で熟成が進むとかなり硬くなります。 出来立ての物は白く酸味もあり約140gほどありますが、2週間経つと110gほどに、さらに熟成が進 み4ヶ月経つと40gなってしまい、表皮には皺が出来削るように表皮を削り取り食べます。風味は少し強 く、濃厚なミルクの味がしっかりとして、爽やかな酸味に、木の実の様なコクを感じさせる後味があります。 きりっと冷やしたサンセールで...。

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