Epoisses de Bourgogne

エポワス・ドゥ・ブルゴーニュ


A.O.C取得1991年5月14日
種  類  別ウォッシュタイプ
産地,指定地域コート・ドール,ヨンヌ,オート・マルヌ各県の一部の村落
原  料  乳牛乳(全乳)
牛 の 品 種ピー・ルージュ・ドゥ・レスト
MG(固形分中脂肪)50%
季     節特に夏から冬

 このチーズは16世紀初頭、シート派の修道士達の手によって生まれたと言われています。その後農 婦達によって改良が加えられたと言うことです。彼女たちは確率された製造方法に、母から娘へと伝承され たノウハウがすばらしい改良を加えました。しかし、二度の世界大戦で生産農家が焼失し、エポワスはひん 死の状態となりました。が、1956年、一人の男の決心で息を吹き返しました。ベルトーはエポワス村の 古い石造りの家を買い取り改造し、エポワスの製造を開始しました。
製法はあくまでも伝統を重視して、人の手と機械を使い分けています。また乾燥室の窓からは、北東の風を 取り入れる事も忘れていません。酸凝固で造るウォッシュタイプとして数少ないチーズです。熟成は最初は 塩水又は、真水で洗い、次にマール・ド・ブルゴーニュを少量混ぜて洗います。十分熟成されるまで、マー ルの濃度を徐々に強くして、ウォッシィングを週に1〜3回繰り返されます。マールというのはワインを作 ったあとの搾りかすを使い作ったブランディーです。フェルミエは現在1軒しかありません。
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