Reblochon de Savoie

ルブロション・ド・サヴォワ


A.O.C取得1976年4月22日 1986年12月29日改訂
種  類  別圧搾タイプ
産地,指定地域サヴォワとオート・サヴォワ両県の山地
原  料  乳牛乳(全乳)
牛 の 品 種アボンダンス,モンベリアルド,タリーヌ種
MG(固形分中脂肪)45%
季     節フェルミエ,シャレ製は夏からおいしくなる

 皮に張りがあり、厚みと大きさのバランスの良いチーズで、ナイフを入れてみると小さな気孔があり この気孔が一様なのが良いチーズの条件の一つです。中身は柔らかく、アイボリー・ホワイトでかすかに カビ臭さがあるが、カーブからくる匂いと、木の実を思わせる微妙な後味との見事な調和がこのチーズ の個性です。
 ルブロションの名前には逸話があり、牛を放牧していた土地は借地で、地主に搾乳量の何割かを支払う 契約になっていて、見回りが搾乳量を調べにくるのだがミルクを搾りきらずに残して置いて見回りが 帰った後に残りを搾りそのミルクでチーズを作ったと言われています。ル=ブロシェは、牛の乳房を2回 摘むと言う意味で、このル=ブロシェから名前がきています。
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