Ｆｏｎｔｉｎａ

フォンティーナ

ＦＤＯＣ取得	１９５７年６月２６日
種　　類　　別	圧搾タイプ
産地，指定地域	ピエモンテ州アオスタ渓谷,ヴァッレ・ダオスタ地方
原　　料　　乳	牛
牛　の　品　種	ペッツァト・ローザ,ペッツァト・ネロ
ＭＧ(固形分中脂肪)	４５～５０％
季　　　　　節	冬

　アオスタ周辺の標高２,０００～２,５００ｍの高地牧草地に点在する山小屋や、ポー河の支流、枝川沿いの農家で作られたチーズは、アオスタの山麓にある、洞穴のセラーで熟成されます。湿度９０％, 温度１０℃で、熟練した熟成士たちによって３ヵ月～４ヵ月位この洞穴で熟成され、検査員により厳重な検査が行われ、出来具合によって格付けがされます。４ヵ月熟成の一級品はゴーダの様なホールがあり弾力性のあるねっとりとした歯触りで、はしばみのような風味がします。フォンティーナの歴史は古く、料理やテーブル用に広く使われ、フランスやスイスでも愛好家が多かったようです。１３世紀の初期にはサヴォワ公の宴会でフォンティーナが大変好評だったという記録が残されています。チーズに関するご意見,ご質問,ご感想のある方はＡlpageまでご一報ください。