７０１０代（Ｐ-ＨＴ２３３ＢＡ・Ｕ-ＨＴ２ＭＬＡＡ）
※７０００代として公開していたが、Ｄ７００１〜の登場に伴い便宜上７０１０代とした。

7014(丸山：昭和62年式)　中野駅(中野区役所)　1999.2.21

　昭和６２年にＭＡＴ（メーカー呼称：ＥＥドライブ）の試験車として、７０１１〜７０１６の６台が丸山に配置された。社番は当時在籍した８台のＲＥ１２１（富士重工３Ｅボディ）と区別され、７０１１から付番された。７１００代（平成３年全廃）以来の日野車だが、７１００代とは異なり、富士重工５Ｅボディが架装された。

　平成３年に再び日野製の車両が２台（７０１７・１８）導入され、形式も車体も異なるのだが、前述の６台の追番となった。この２台は、７１００代の代替として日産ディーゼル製の２００代を導入したため、その付き合いという意味もあるらしい。こちらもＥＥドライブを装備する。

　５Ｅボディを架装した７０１１〜１６は３２００代とよく似ているが、エンジングリルの欠き取りが非常に大きいのと、後部ウィンカーが若干下に取り付けられているなどの違いがある。７０１７・１８は７Ｅボディで、エンジングリルの形状がやはり異なり、非常口前寄りの窓がはめ殺しとなっている点が異なる。ギヤチェンジがＥ-ＭＡＴＩＣに比べて遅いので、運転士の間ではあまり評判が良くなかった。７０１１と１２のみ新宿対応車であった。

　５Ｅの７０００代は平成１０年から廃車が始まり、平成１２年に五日市街道から３４１７〜３４１９が転属した際、全車が廃車となった。７Ｅボディの２台は、平成１７年に同じ日野車の７０００代と置き換えられ廃車となった。

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