ようこそ
登記所に行かなくても登記簿謄抄本が取れる
交換システムと提供システムを上手に使い分けましょう。
緊急の依頼は電話とともにやって来る
午後4時50分過ぎ、「ああ今日も一日無事に終わった」と安心していると大体緊急の電話が
かかってくるのです。
「どこそこ町の土地の登記簿謄本を至急手に入れたいのですが」
「何々会社との取引を始めるに当たって、本当にその会社が存在して代表者が誰なのかを
確認したいので、今すぐ会社の登記簿謄本が欲しいのです。」
昔なら、こういう依頼があったときは残念ながら当日中の手配と言うことが出来ず、早くても翌朝
一番に手配することになってしました。
しかし、今は運が良ければその日のうちにある程度の物を手に入れることが出来ます。
1,登記情報交換システム
2,登記情報提供システム
ってご存じですか。
1は全国各地の法務局(登記所)のコンピュータをデータ回線で接続し、どの登記所からでも他の
登記所のデータを取り出すことを可能にさせたシステムです。
2は登記所のデータをインターネット上に公開して、個人子パソコンから登記所のデータをブラウズ
することが出来る制度です。
1・2とも提供されるデータは同一ですが提供されるフォーマットが異なります。
1はあくまでも法務局発行の全部事項証明書・履歴事項全部証明書(昔で言う登記簿謄本)の形です。
2はパソコンのディスプレイ上に表示されるデータであってプリンタから印刷することが出来ます。しかし
これは証明書でも何でもなく、単なる印刷物でしかありません。