SOHO支援
電話回線について
1,電話回線は一個の契約で同時に2つの電話を受けることの出来るISDNがおトクです。iナンバーやダイヤルインを使うことによって一本の電話回線に2個の電話番号を付けることが出来ます。1つの電話番号を電話用に使い他の1つの電話番号をファックス用に使えばファックス専用のアナログ回線をひいたのと同じ効果があります。
iナンバーとダイヤルインはよく似たサービスですが、iナンバーの方がコスト的に安い。ただしiナンバーはダイヤルインよりも新しいサービスですのでTAがiナンバーに対応していない場合はダイヤルインを使うしかありません。
ISDN回線から電話機に接続するにはDSUとターミナルアダプタ(TA)と呼ばれる機器が必要になります。
少し難しい点がありますが、TAの設定方法によっては疑似の通信中転送、着信転送、キャッチホン、三者通話等が出来るようになります。これはNTTの提供するフレックスホン、ボイスワープ、キャッチホン等に匹敵するサービスを、コストをかけずにTAの設定で実現することが可能だということです。
またTAの設定で、複数のアナログポートにつないだ電話機の呼び出し順序をつけたり、電話機同士で内線通話をおこなったりすることが出来ます。TAは地味な機械ですが、自分好みに設定するおもしろさがありますし、上手に設定すれば何十万円もするビジネスフォンと同じ機能を実現することが可能です。
2,さらにリモートから設定できるTAもあります。
ALEXONという会社のTAは、電話回線を使ってオフィス外の電話機からTAを設定することが出来ます。TAの設定で疑似の通信中転送、転送等を行なった場合、出先からその設定を変更することが出来なければただTAの設定のためだけにオフィスに出向かなければならないという必要に迫られる事があります。
こんな時、リモートからTAの設定が出来れば、オフィスに出向く必要はありません。時間を大切に使いたいかたにピッタリのTAだと思います。