P2P接続と拠点間接続
なにしろVPN接続の実際を見たことがないもので、えらく苦労しました。
VPNに使用されるプロトコルはPPTPかIP−Secなのですが、WINDOWS2000
では、そのどちらにも対応していてMMCという管理ソフトを利用して設定する手順を
とっていました。
MMCを利用してVPNの設定をする方法は、結局の所、WINDOWSマシンのNIC
にインターネット回線を直に接続する場合か、あるいはVPNパススルーのルータを
接続する場合のことで、結構煩雑な作業を伴いました。
そこで私は、ルータ間でIp-Secによる接続を確立して、それ以後はセグメントの異なる
ネットワーク間でのクライアントパソコン同士の接続という、いわゆる拠点間接続の方法
を取り入れることにしました。
それでも最終的にルータ間でのVPN接続が出来るようになるまで3か月くらいかかり
ましたでしょうか。
自分のセンスの無さにもあきれますが、それこそまさに2つの拠点間の接続ですから
どちらの拠点に問題があるのか、1個の問題を解決するのに両方の拠点をテストする
関係でよけいに時間を食いました。
VPNの開通によって何がもたらされたか、次に記載します。