updated 2000/12/23
雑誌への投稿から
モバイル、カーナビに挑戦
ノート型パソコンで世界が広がる
(日経パソコン 1998年11月2日号 P.334)
パソコンを使いはじめて15年。今までは、デスクトップ型パソコンにモデム、プリンター、ハードディスク、スキャナー、MO、デジタルカメラなどをつないで活用してきました。そして今回ノート型パソコンを新たに購入し、デスクトップでは経験できなかった新しいパソコンの世界を経験することができました。 新しい世界のひとつは、パソコンを屋外に持ち出せることです。早速、公衆電話からの電子メールの送信を試みました。バッテリーを気にしながらでしたが、いわゆるグレー電話から簡単に送信できました。 その後、携帯電話でもやってみました。これだけでも、出張先や旅行先から電子メールの送受信ができるという、文字通りモバイルの世界に一歩踏み出すことができました。 次に、カーナビゲーションに応用するために、GPSアンテナとソフトウェアのセットを購入しました。車の屋根にアンテナを取り付け、ノート型パソコンを社内に持ち込み、あらかじめ設定しておいたルートに沿って運転しました。車の位置がほぼ正確に地図上に表示されること、さらに交差点に近づくと音声で知らせてくれることに感動しました。 私は20数年前、大型船にコンピュータを装備し、船の現在位置を、人工衛星からの電波で測定した経験があります。現在、こんなに安価で精度良く位置が検出できるようになり、技術の進歩に驚いています。(下記写真参照) 私のモバイル生活は始まったばかりですが、今後は海外旅行先から電子メールや写真を送付するなど、用途はまだまだありそうです。 |
筆者注 上記の文末にある「海外旅行先から電子メールや写真を送付する」は、2000年11月に実現できました。(日経パソコン 2001年新年合併号) |
右上:受信アンテナ、 右下:衛星航法受信装置
左下:表示器とプリンタ