Update 2003/8/3

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ドイツ(フランクフルト)
訪問18日間

 2003年6月13日(金)〜6月30日(月)

2001年8月に生まれた孫(男子)が、2002年秋から娘夫婦とドイツのフランクフルトに住んでいます。私は妻と共に、彼らに半年ぶりに会うためドイツを訪れました。
もう直ぐ2歳になる孫は、いくつかの単語を発し、いろいろなことばを理解できるので、私たちとの意思疎通ができ、楽しい毎日となりました。また、フランクフルト市内観光、近くの観光地へのドライブ、ICE(ドイツの新幹線)を利用してのベルリン旅行など、各地を訪れる機会もあり、楽しい18日間でした。


6月13日(金)成田空港でチェックインするとき、スーツケース2個の重量が48kgあり、超過料金を取られるのではと心配したが、払わずに済んだ。
13:00、JAL407便は、成田を出発。
乗客数は定員の50%ぐらいで、3人掛けを2人で使え快適。
写真は、座席前のディスプレイに表示された飛行機の位置。
もう直ぐフランクフルトへ到着だ。
12時間(距離:9540km)の飛行後、18:00にフランクフルト空港に到着した。
娘一家は、フランクフルト中心部から、電車とバスで30分ぐらいのNordWest(ノルドヴェスト)というところに住んでいる。
緑に囲まれた住居、近くに公園もあり環境抜群、快適な住み心地である。
近くにはスーパマーケットの他、日本食材店もある。また、徒歩15分の駅まで行けば、大規模スーパマーケットもあるショッピング街があり、買い物には困らない。
6/14(土)昼食後、家から280Kmぐらいのテュービンゲンにある城までドライブすることになった。アウトバーンを時速120〜140kmでのドライブは快適。ところが、目的地に近づくころから豪雨に見舞われ、すぐには止みそうもないので、引き返すことになった。
帰途、雨上がりのハイデルベルグに立ち寄る。
ハイデルベルグは古城と大学の街。
家に着いたのは午後10時少し前。外はまだ明るい。
6/15(日)午後、フランクフルト中心街を散策する。
マイン川のほとりにある高層ビル群、フランクフルト中央駅、レーマー地区の市庁舎や大聖堂、ハウプトヴァッヘ広場など。
帰りは、Uバーン(U-Bahn)(日本の地下鉄にあたる)で最寄駅まで乗車。ドイツの鉄道駅には改札がないし、駅員も見当たらない。乗客は乗車券を機械で買って乗降する。ホームには駅名表示だけで、次の駅名が表示されていないので、降りる駅の一つ前の駅名を知っておくとよい。車両の扉は半自動式。扉を開くときは停車してから扉横のボタンを押す。閉まるときは自動。車内放送は次の駅名を言うだけ。
6/17(火)〜19(木)は2泊3日のベルリン旅行
午前10時、フランクフルト中央駅を出発した「新幹線」ICEは、4時間でベルリンのツオー(ZOO)駅に到着。駅から徒歩5分のパレスホテルにチェックイン。ホテルの隣にある観光案内所で、ベルリン市内の電車・バスが3日間、乗り放題になる「ウェルカムカード」(2500円)を購入。この使用法を正しく知らなかったことが、あとでとんでもない出来事に遭うのである。
早速、バスや電車で、ブランデンブルク門やベルリンの壁を見る。「ウェルカムカード」があるので、切符の買い方がわからなくても自由に乗れるので便利である。夕方、オスト(東)駅からツオー駅に向かう電車で、検札係が来たので、このカードを3枚提示した。検札係りは「次の駅で降りなさい」。意味がわからず、次の駅のホームで「一人40ユーロの支払いだ」と言われた。
40ユーロは約5500円! 3人で16500円!!
ドイツの電車・バスに乗るときは、有効な切符(正しい料金と日付が印字された切符)を持たねばならない。「ウェルカムカード」には、買ったときの日付が入っていないので、電車の駅やバス内で日付をスタンプしておかねば有効にならない。我々のカードは日付が入っていないので、無効であるというわけだ。違反すると40ユーロの罰金をとる旨の表示が車内に掲示されている。われわれは旅行者ということでねらわれたのか。「カード購入時その説明はなかった」とブツブツ言いながらホテルに戻ったのであった。
車内の表示(各国語で表示、ただし日本語はない)
Don't forget ! You must have a valid ticket to travel by RMV public transport. Otherwise it will cost you 40 Euro. Unfortunately, there is no execuse.
「不正乗車は40ユーロの罰金、言い訳無用」
バスや電車など公共の乗り物には、これが掲示されている。
このことは日本で買う案内書には詳しい記述はない。
6/18(水)ポツダムにあるサンスーシー宮殿に行く。
日本から持って来た旅行案内に書いてあるとおりに、ツオー駅から電車で行こうとしたが、その路線が今年廃止されていることを知る。人に聞いてやっと行き方がわかった。
サンスーシー宮殿は、1745年にフリードリッヒ大王がフランスのベルサイユ宮殿を模して建てた宮殿。内部(12部屋)をガイド付きで回ることができた。(日本語説明書あり)
6/19(木)午前、シュプレー川遊覧
東西に蛇行しながら流れるシュプレー川を巡る。
近代建築やクラシカルな建築を両側に見て、いくつもの橋をくぐり、変化に富んだ景色を楽しむ。
シュロス橋のたもとからフリードリッヒ・シュトラーセ駅まで約1時間のクルージング。
午後、ICEでフランクフルトへ戻る。

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