トップゲームカルドセプトセカンドのネット接続その3


その3
ドリキャスに固有の番号を
振ってやろう





具体的な設定のひとつ目は、前ページの「データ側から見た設定」で述べた、
ドリキャスに固有のプライベートIPアドレスを振ってあげることである。

なお、ここからは、具体例として俺んちの設定をお見せするので、ご覧の
皆様は、それぞれご自分の環境に読み替えていただきたいのである。



さて、具体的な設定に入る前に、重要なことを言い忘れていたので、それを
言っておくのである。
それは、「なぜプライベートIPアドレスを振らなければならないのか」で
ある。

それは前のページで説明したじゃないか、とおっしゃる方もいらっしゃると
思うが、ではそういう方にお伺いする。
なぜ、ゲーム以外のデータは、それぞれプライベートIPアドレスが
振っていなくても、ちゃんとそれぞれのマシンに入ってくるのか?


実は、このカラクリの鍵は、ルータにある。
ルータが、各マシンに自動的にプライベートIPアドレスを割り振ってくれて
いたのだ。
でもって、その自ら割り振ったIPアドレスに基づいて、「このデータは
こっちやね」とか言いつつ、データを振り分けてくれるわけである。
この機能、最近のルータなら必ず備わっている機能であり、これのおかげで
ユーザーは各マシンのIPアドレスなどの設定にあまり気を使わなくて良く
なったのである。

しかしだ。
理由はわからないのだが、カルドセプトに限らず、市販のネットワークゲーム
では、このIPアドレスの自動割り当てでは、マシンをうまく認識できない
らしいのである。
きちんと、一台にひとつずつ、不変のIPアドレスが無ければならないらしい
のだ。

そう。それが、プライベートIPアドレスを今回設定しなければならない理由
なのである。



というわけで、IPアドレスを振るわけだが。

まず最初に、自分の家のシステム構成なども考慮しつつ、ドリキャスの
プライベートIPアドレスを決めなければならない。

例えば、俺んちの例だと、ルータにつながっているマシンは3台ある。

 ・俺のノート
 ・カミさんのデスクトップ
 ・ドリキャス

の3台である。

コムスターズルータの機能上、割り振れるアドレスは「192.168.1.0」〜
「192.168.1.255」までの256個。うち、デフォルトでは、「192.168.1.254」
は、ルータ自体のIPアドレスなので、今回は避けることとする(変える
ことも出来るわけではあるが)。
まぁ、分かりやすく、

192.168.1.1 = 俺のノート
192.168.1.2 = カミさんのデスクトップ
192.168.1.3 = ドリキャス


としようか。

では、IPアドレスが決まったところで、実際に設定してしまおう。
まずドリキャス側。これはBroadbandPassportを立ち上げ、オプションの
ネットワークの設定で、IPアドレスを入れてやればよろしい。今回は
「192.168.1.3」だな。
あと、サブネットマスクは「255.255.255.0」、デフォルトゲートウェイは
ルータそのもののIPアドレスである「192.168.1.254」を入れてやれば
よろしい。

ルータの機種は違うが、カルドセプトサポートページのルータ設定のあたり
参考になると思われるのでご覧になるとよろしかろう。



これで、ドリキャス側の設定が終わった。残るはルータの設定である。

各マシンのIPアドレスを設定するのに、どうしてルータの設定がいるの?と
疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うので、その辺を細かく解説しよう。

先ほど、自動でIPアドレスを割り付ける機能の話はした。実は、今の話も
それと関係するのである。
というのは、ルータにはあらかじめ、この自動割り付けをどこからどこまでの
IPに割り振るか、というのが設定されていて、俺が決めたIPアドレスが
その範囲に入っていると、それを勝手に自動割り付けのために使われて泣きを
見る羽目になるのである。(^^;
よって、もし俺が決めたIPがその範囲に入っていれば、IPを別のところに
するか、その範囲をずらしてやる必要があるのである。

でもって、コムスターズルータの場合、デフォルトの割り付け範囲は、
「192.168.1.1」〜「192.168.1.32」と、俺が決めたIPと重なりやがるので
ある。
もちろん、俺の方が妥協しても良かったんだが、やっぱりマシン順に1,2,
3と番号が振ってあって欲しいじゃない? ってわけで、割り付け範囲を
ずらしたわけである。

設定の方法は簡単。まず、ブラウザでルータの設定ページにアクセスし、
「管理者(設定)」ページの「設定」の中にある「IPアドレス設定」に
入ると、その中に「プラグ&プレイ(DHCP)設定」ってのがあるから、
そこを、例えば、


プラグ&プレイ(DHCP)設定




とかにして、範囲をずらしてあげるといいのである。この例では33〜64で
あるな。



これで、ドリキャスにはめでたく「192.168.1.3」という固有のプライベート
IPアドレスが割り振られたわけで、こうしとけば、いつでもどこでも、
データ側から見てドリキャスがどれなのか確実に分かるのである。

そして、次回、残された半分、つまり「ルータ側から見た設定」をしっかり
決めて、この項は終了である。



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