えー、昨日、 >これで、「試験まであと***日」と逆算できるな。トップに日数自動逆算表示 >スクリプトでも入れるかな(笑)。 とか書いた手前、入れないわけにはいかなくなったのである。 そんなわけで、今日からは、Internet ExplorerやNetscape Navigatorなど、 JavaScriptに対応したブラウザでは、JavaScriptをオンにしておくと、トップ ページになにげなく「試験まであと何日」と表示されることになっているので よろしく。 まぁ、この程度なら、ゆっくりやっても15分程度で出来てしまうのである。 さて。 実は、微妙に風邪っぽいのである。 なもんで、今日は、かなり範囲を絞って、昨日までやった細菌や他の病原体の 感染性肺炎の鑑別疾患をいくつか挙げるのである。 試験で肺炎が疑われる症例の鑑別疾患を聞かれた場合、役に立つ知識なのでは ないかと思うのである。 で、それだけやって終わりにするのである。 とっとと元気になる予定なのでお許しを。 まず、肺炎の鑑別として忘れてはならない細気管支肺胞上皮癌。これは、 「孤立性結節」「多発性結節」「consolidation」という3つの型があって、 肺炎の鑑別となるのはconsolidation型である。 CTでは「すりガラス」「consolidation 」「結節」「小葉中心性病変」 「末梢優位の病変」「air bronchogramおよびその狭小化」などが主な所見で あるそうだが、これを見ただけでも、いかにも肺炎と鑑別がつかなさそうで ある。 物の本には、「これらはいずれも非特異的所見であるが、consolidationと結節の 組み合わせ、小葉中心性病変の混在、主病変と離れた位置のすりガラスの存在は 細気管支肺胞上皮癌を示唆する」と書いてある。 どっちにしろ非特異的なような気がせんでもないが、「主病変と離れた位置の すりガラス」ってのは確かに少し特徴的かもしれんな。 次、肺分画症。これは、肺炎の鑑別疾患と言うよりも、繰り返す肺炎の原因と 言った方がいいかもしれん。 もし、左右下葉背側に難治性再発性の肺炎が起こる人がいたら、Dynamic CT ぐらいは撮っておいても罰は当たらないんじゃないかと思うわけである。 あるいは、もし本気で肺分画症が疑われるようなら、CT-Angioとかいう話にして しまっても良いのではないだろうか。 最後に一側性肺水腫。肺水腫が限局性に生じるという一見珍しい病態で あるが、実は、心不全患者を一方向の側臥位でずっと寝かせておくと起こる わけで、心臓の悪そうな患者さんの片方の肺炎を見たら鑑別には入れといた方が いいと思った。 というわけで、今日は普段の半分の量で失礼し、「明日こそはびまん性結節を」 と言い残して昏倒するのである。っていうかマジで目が回ってきたんですが。 |