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『
澪標(大島本)
』
惟光やうの人は、心のうちに神の御徳をあはれにめでたしと思ふ。あからさまに立ち出でたまへるに、さぶらひて、聞こえ出でたり。
「住吉の松こそものはかなしけれ
神代のことをかけて思へば」
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第四章 明石の物語 住吉浜の邂逅 [第三段 源氏、惟光と住吉の神徳を感ず]
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