検索結果詳細


 『行幸(大島本)

 父大臣は、
 「ほのかなりしさまを、いかでさやかにまた見む。なまかたほなること見えたまはば、かうまでことことしうもてなし思さじ」
 など、なかなか心もとなう恋しう思ひきこえたまふ。

 206/248 207/248 208/248

  第三章 玉鬘の物語 裳着の物語  [第五段 祝賀者、多数参上]

  [Index]