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 『浮舟(明融臨模本)

 [第一段 春雨の続く頃、匂宮から手紙が届く]
 雨降り止まで、日ごろ多くなるころ、いとど山路思し絶えて、わりなく思されければ、「親のかふこは所狭きものにこそ」と思すもかたじけなし。尽きせぬことども書きたまひて、

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  第五章 浮舟の物語 浮舟、恋の板ばさみに、入水を思う  [第一段 春雨の続く頃、匂宮から手紙が届く]

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