検索結果詳細
『
浮舟(明融臨模本)
』
第五章 浮舟の物語 浮舟、恋の板ばさみに、入水を思う
[第一段 春雨の続く頃、匂宮から手紙が届く]
雨降り止まで、日ごろ多くなるころ、いとど山路思し絶えて、わりなく思されければ、「親のかふこは所狭きものにこそ」と思すもかたじけなし。尽きせぬことども書きたまひて、
359/657
360/657
361/657
第五章 浮舟の物語 浮舟、恋の板ばさみに、入水を思う
[Index]