検索結果詳細
『
手習(大島本)
』
など思ひ入りて、「この人にも、さなむありし」など、明かしたまはむことは、なほ口重き心地して、
「なほ、あやしと思ひし人のことに、似てもありける人のありさまかな。さて、その人は、なほあらむや」
とのたまへば、
665/682
666/682
667/682
第六章 浮舟の物語 薫、浮舟生存を聞き知る [第六段 小宰相、薫に僧都の話を語る]
[Index]