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『蛇くひ』
青空文庫
さりながら応が影をも止《とゞ》めざる時だに、厭ふべき蛇喰《へびくひ》を思ひ出《いだ》さしめて、折角の愉快も打消され、掃愁の酒も醒むるは、各自が伴ひ行く幼き者の唱歌なり。
草を摘みつつ歌ふを聞けば、
拾乎《ひらを》、拾乎《ひらを》、豆拾乎《ひらを》、
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