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『天守物語』
泉鏡花を読む
亀姫 (針金の輝く裏を返す)ほんに、討死《うちじに》をした兜ではありませんね。
夫人 だから、およしなさいまし、葛《くず》や、しばらくそこへ。
指図のまゝ、葛、その兜を獅子頭の傍に置く。
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