検索結果詳細


 『五大力』 従吾所好

 それ、茫乎〈ぼんやり〉立つた……可いかね。おしめで弱つたなんぞと馬鹿を云ふ……其の手に、風呂敷に包んだ奴を、ぶらさげて居るんぢやないか。
 狙をつければ、鳶だつて攫ひます。」
 と断念めたやうに言つた。

 205/1139 206/1139 207/1139


  [Index]