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『夜叉ヶ池』
青空文庫
晃 姪《めい》のこれを、附けつ廻しつしたという大難ぶつです。
百合 ほんとうに、たよりのない身体《からだ》で
ござ
います。何にも存じません、不束《ふつつか》もので
ござ
いますけれど、貴客《あなた》、どうぞ御ふびんをお懸けなすって下さいまし。(しんみりと学円に向って三指《みつゆび》して云う。)
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