検索結果詳細


 『草迷宮』 鏡花とアンティークと古書の小径

 足をばたばたの、手によいよい、輻《やぼね》も蹴はずしそうに悶《もが》きますわの。
 (ああ、お前はもう可いから。)邪もののようにおっしゃったで、爺どのは心外じゃ……
 何の、心外がらずともの、いけずな親仁でござりますがの、ほほ、ほほ。」

 230/1510 231/1510 232/1510


  [Index]