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『薬草取』
青空文庫
「さようでございます。もう路《みち》が悪うございまして、車が通りませんものですから、炭でも薪《たきぎ》でも、残らず馬に附けて出しますのでございます。
それに丁《ちょう》どこの御山《みやま》の石の門のようになっております、戸室口《とむろぐち》から石を切出《きりだ》しますのを、皆《みんな》馬で運びますから、一人で五疋《ひき》も曳《ひ》きますので
ござ
いますよ。」
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