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『薬草取』
青空文庫
それに丁《ちょう》どこの御山《みやま》の石の門のようになっております、戸室口《とむろぐち》から石を切出《きりだ》しますのを、皆《みんな》馬で運びますから、一人で五疋《ひき》も曳《ひ》きますのでございますよ。」
「それではその麓から来たんだね、唯《たった》一人。……」
静《しずか》に歩《ほ》を移していた高坂は、更にまた女の顔を見た。
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