検索結果詳細
『天守物語』
泉鏡花を読む
亀姫 まあ、どうしてあれを。
夫人 見ておいで、それは姫路の、富だもの。
蓑を取つて肩に装《よそほ》ふ、美しき胡蝶の群、ひとしく蓑に舞ふ。颯《さつ》と翼を開く風情《ふぜい》す。
254/480
255/480
256/480
[Index]