検索結果詳細
『薬草取』
青空文庫
高坂は〓《どう》と坐した。
かくて胸なる
紅
《くれない》の一輪を栞《しおり》に、傍《かたわら》の芍薬《しゃくやく》の花、方《ほう》一尺なるに経《きょう》を据《す》えて、合掌《がっしょう》して、薬王品《やくおうほん》を夜もすがら。
282/283
283/283
[Index]