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 『五大力』 従吾所好

 と大に甘つたるく成つて、九分まで、其だと気がつくと、今まで見えて居た歯入屋で見覚えた姿が、弗と消え。
 さあ、其のかはりに成るも形もの、同時〈いつしよ〉に茫として……自分の覚えにある姿が、絵のやうに空へは顕れないと同じに、急に見えなく成つた。

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